どうも!雪バカ田中です。今シーズンはため込んだマイルを全部使い切って北海道日帰りトリップ(HDT)を連発しております。そんな北海道日帰りの4発目の今回の行き先はトマム!HDT的には最長滞在9時間弱という、最高記録を叩き出したスキー場でもあります。
今回は濃密な旅でございましたので、いろいろお伝えしたいことがあります。2回にお分けてお話させていただきます。今回は行き先であるトマムスキー場についてのご紹介。次回はアホほど疲れたという旅日記をお送りしたいと思います。
北海道 星野リゾート トマムスキー場について
トマムスキー場は、北海道勇払占冠村(ゆうふつぐんすむかぷむら) にあるスキー場です。上の画像のカラフルなツインタワーは星野リゾート トマム ザ・タワー。このトマムの象徴でございます。ベース兼ホテルになっていまして、施設内はヒジョーに豪華!ガッツリしたホッカイドーリゾートでございます。
北海道の有名どころのニセコやルスツなどとは違ったエリアにありまして、降雪量はそこと比べると穏やかなエリアにございます。降雪は少ないですが、ガツンと冷えるので良好なコンディションはキープされつつ、晴天率が高いというのが特徴です。
ザックリ的な立地は千歳空港からみてニセコやルスツとは逆方面にあるスキー場です。札幌市からよりも千歳空港に近い場所にあるという面白い立地にあります。
アクセスは
・JRトマム駅から 送迎バス5分。札幌駅からトマム駅は最短100分、新千歳空港からは最短80分
・千歳空港からリゾートライナー(バス) 120分¥5,000
リフト券は1日券¥5500、5時間券¥4700。割引関係を探してもいいのが見つからなかったので自分は前日夜ににセブンイレブンで購入し1日券を¥4900で購入しました。公式webはコチラ
東京から日帰りでも、特急を使えば最大9時間弱滞在。
トマムスキー場の最大の特徴は、千歳空港から電車でのアクセスが可能というところ。(厳密にはトマム駅から送迎バスで5だけど)千歳空港駅から1駅のJR南千歳駅で特急に乗り換えて使えば、80分程度でアクセス可能なのです。リゾートライナーより安くて速いです。なにより冬の北海道を特急列車で旅するというのは男心をくすぐります。
この特急は本数が少ないので事前に時刻表をチェックしておくことがオススメです。田中はANAの始便をつかって、07:45千歳着。そこから千歳空港着08:15→南千歳駅乗換→トマム駅9:32着というアクセスでした。新千歳空港からトマムまでは自由席で¥3,430。これを逃しても次の09:15千歳空港発というのに乗っても、10:40にトマム駅に到着できます。
ちなみに千歳空港へ帰りにつては、ちょっと16:12と18:39トマム駅発の特急もしくは、17:30発リゾートバスの3択。というわけで、一番早いのと、一番遅いのを使えば羽田発の日帰りでも最大9時間弱の滞在が可能になります。(2019年2月現在)
正直言って、特急を使ったトマム日帰りルートを発見した時は自分は天才かと思いました。
トマムは横に2エリア構成。
規模的に言えば、富良野とほぼ同じ大きさ(146ha)。他に同規模の面積としては長野県白馬村の47&五竜があげれますね。
トマムスキー場は横で2エリアに分かれています。ホテルのザ・タワー側の「タワーマウンテン」エリアと、日帰り駐車場があるリゾートセンターベースの「トマムマウンテン」エリア。この手のタイプは、山頂で往来ができるのが定番ですが、トマムは下部でくっついています。
トマムはゴンドラ1本とリフト5本。全治的に長めのコースを滑ることになります。田中のように、ゲレンデクルージング派のスノーボーダーにはツボにハマるスキー場ですね。
滑りたいボーダーさんには「トマムマウンテンエリア」の方が断然おすすめです。ここのクワッド回しがいいですね。トマムのゴンドラベース付近はなだらかすぎて面白くない上に、ゴンドラも観光客も乗るために混雑しますので、ゴンドラ回しよりリフト回しのほうが遊べます。めちゃくちゃ寒かったですよー。でも、おかげでダイヤモンドダストを見ることができました。
雪山開放エリア!とってもいいです!
トマムは雪山開放エリアと言って、多くのツリーランエリアや旧コースの一部が解放されています。ただ、ここを滑るためには、マウンテンエリアの麓のリゾートセンターで登録をしてヘルメットの着用する必要があります。リゾートセンターで登録を済ませせると腕章をもらえるので、これをつけてエリアに入るというのがルールです。ヘルメットの無料レンタルもあります。
ツリーエリアの奥の、沢が埋まっていない所など危ない場所はきちんとロープが張ってるので道迷いの心配はありません。ツリーのピッチが程よくて滑りやすく、滑れる人ならばかなり楽しめると思います。
また、タワーマウンテンの高速リフトから上はハイクアップエリアになっていて、旧コースを落とせるんですがここはなかなかの穴場した。藪は伸びていますが、ノートラでした。
トマムの山頂から裏側は、バックカントリーエリアになっているようです。ゴンドラ頂上駅付近のテラスからは、その様子をちょろっと見ることができます。DVDで見るようなめちゃくちゃ気持ちよさそうなオープンバーンの世界を生で見ることができます。田中が行ったときは、素人の仕業とは思えない横滑りのないクッキリとしたターン跡が3本ほどついていました。
いつかはやってみたい!と思いましたわ!とりあえず、手が出そうなCATツアーの公式ページでチェックしてみたのですがご予算は5万円ほどからということ。スマホの画面をそっと閉じました。
中国人が多いという前評判でしたが。
トマム=中国人が多いという事で、マナー云々も色々言われているようですが、自分が行ったときも多かったです。でも、そんなに気にはならなかったです。スキー場での彼らは非常におとなしく、初心者コースでワイワイやっているようでした。トマムに来るような人々はこの日のために新品の高級ダウンを身にまとうような上層階級の人々なので、ちゃんとしてる人おおかったですよ。こっちは、星野リゾートトマムに泊りで来る金もないってのに。
面白いことにそんな彼らはみんな同じ場所を滑る傾向があるので、コースの混雑具合がかなり偏っています。なので、スキー場内をいろいろ巡ってみると穴場になっているコースが見つけられます。
この日一番気持ちよかったのは、ゲレンデマップ左端のエキシビジョンというコースでのカービング。ワイドな中斜面のカービングが気持ちがいいコース。なぜかこのコースには誰も入っていなかったようで、午後でもピステン後が残っていました。ここにうっすらと新雪がのっかって超絶勘違いバーンでございましたよ。そしてここをほぼ独占状態。タマらんかったです。
結構滑りごたえのあるスキー場で、した。ここはゲレ食も美味しかったですね。写真はハウスで食べた豚丼。帯広の有名店が出店しているようです。同じ星野リゾートでもアルツとトマムじゃゲレ食のクオリティが(以下略)
というわけで、トマムで滑ってきたお話でございました。特急を組みあわせるとすごく濃い日帰り旅ができますで、旅という部分で印象深いスキー場でした。春の気配が近づいていますが、まだまだ滑りに行っちゃう気マンマンの雪バカ田中がお送りいたしました!
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No,
いつも楽しく読ませていただいてます。
私も先週トマムに行ってきました!
宿泊でも日数分のリフト券込みで20000/泊ぐらいだったのでリゾートにしてはお得だと思いました。
上の方は良かったですが、下の方の斜度の無さはボードはつらいですね〜笑
>できれば明日も行きたい様
コメントありがとうございます。
おぉー!トマムって安い時もあるんすね。あのゴンドラ手前はつらいすよねぇ。
私もできれば明日も行きたい!
トマムもリゾート感あって同じスキー場でも本州とは異なるリゾート感ありますよね。ショップや飲食店も充実してますし!
しかし日帰り北海道ってどんだけ行動範囲広いのですか?
実直に尊敬します!
いつもの慣れ親しんだスキー場だけではなく新しい発見をしようと労力惜しまず楽しもうとするその姿勢、惚れちゃってもいいすか?
是非機会があったら北の大地セッソンお願いしたいです!
>にんぐる様
コメントありがとうございます。
トマムはホテルうろうろするだけでも楽しかったですね!
日帰りで行ける北海道のスキー場探すために、オフは時刻表と地図を見まくってましたよ笑
もちろん、慣れ親しんだスキー場も好きです!来シーズンはぎゃくにシーズン券買おうかななんて思ってます。
滑走日数25日程度の平凡サラリーマンですがよろしくお願いします。
私も先週トマムへ行って来まして、数日雪が降っていなかったため
雪山解放エリアは諦めましたがコンディションは割とよく驚きました。
アドベンチャーマウンテンは子供向けかな?と思いきや意外と手ごたえのある作りだったり、
私の時も人気がないのか誰も滑ってないエキシビジョンで
人を気にせず好きなだけの幅使ってカービングしたりできて良いスキー場でした。
エキシビジョンは毎日正午あたりに圧雪かけてるらしいのでコンディションの良さも頷けます。
次は降雪後に雪山解放エリアへ行けたら…と欲がどんどん出てきてしまう場所ですね…
>とけい様
コメントありがとうございます!
やっぱりエキシビション行かれました!あそこは気持ちいいっすよねー。そうなんだ、正午にピステンがかかるんすね。不人気なコースかと思ったらそういう理由があるんすねー。
お金があるならば、CATツアー!いかがでしょ?