どうも、雪バカ田中です。蒸しますねぇ。それでも今年は気温が低くて助かりますね。さて、今回の雪バカ日誌は久々の旅日記。登山に行ってきたお話です!
登山に行きたーい!
19日に県外移動がOKですとなったので、先週日曜日に登山に行ってきましたよー!しかしながら最近は梅雨模様。この日の3日前の天気予報では土曜は雨、日曜日は晴れとなっていたのですが、金曜日時点ではこれが変わり、土曜日が晴れ日曜日は午後から小雨という予報に代わってしました。むむむ。さらに県外移動OKとなった直後の週末ですから、メジャーなお山は結構混むんじゃないかななんてのもありました。あとは、自分も久しく登山はしていなのでコンディション的なものも心配で。
そのなかでどこに行くのが楽しめるかなーなんて考え、決めたのは湯ノ丸山でした。100名山ほどメジャーじゃないけれどスキー場があるお山なので駐車場や麓の施設が充実しています。個人的には愛着があるスキー場と山なので、また来れて幸せでしたね。アクセスは、上信越道の小諸ICから15km。25分。東京から3時間ですので日帰りも余裕です。
湯ノ丸山!そして角間山にも行ったよ!
今回の旅は長野県東御市の湯ノ丸スキー場のお山。約5年前にも登山をして、その後バックカントリーとして冬にも入山しました。出発地点の湯ノ丸スキー場は長野県にあるのですが、ここは長野と群馬の県境です。群馬と長野の県境を歩く感じになります。
スキー場の駐車場がある地蔵峠という場所がスタート地点となります。地蔵峠から湯ノ丸山の山頂までは約90分。5年前は3時間の山頂往復コースを歩きましたが、今回はそのさらに奥の部分の角間山までにも足を運ぶという形で、ボリュームを増やして6時間の山歩きとなったのでした。
登山って山頂に行くだけが登山ではなくコースを変えることで所要時間や難易度がちがってくるんですね。ルートなったのですが、これは自分の成長を感じられるようで面白かったです。
レッツ登山!角間山行って湯ノ丸山を目指すよ!
地蔵峠をAM7:50分に出発して、まずはスキー場のコース内を上ります。オフの湯ノ丸スキー場は、一部に牛が放牧されていて牛がのんびり草を食べていました。コース内は牛のウンコが多数落ちていて、久々の登山はウンコの地雷原からのスタート。
しばらく歩くと、レンゲツツジという花がいっぱい咲いているのを見ることができました。この辺りは明治時代から牛が放牧されていて、牛はレンゲツツジの花を食べることはないので自然とレンゲツツジが残り群生地になったということです。
まずは、角間山を目指すためにコンコン平というエリアを経由して進軍。このエリアはちょうどバックカントリーで湯ノ丸山を滑った時も通った場所です。意外と滑った地形って目が覚えているもんで、木の生え方や地形の感じを見て、おぉここは!なんて感動しましたよ。
角間山と湯ノ丸山の間のコル(頂きと頂の間のミニ谷間部分)地点の角間峠を経て、最初の目的地の角間山(かくまやま)に到着。山頂到着後は引き返して角間峠にもどり、最終目的地の湯ノ丸山を目指しました。
この頃になるとときどき雨もパラついたり、疲れも出てきて、「角間和代!」という、面白くもないワードを何度も口に出すようになりました。その瞬間、あぁオレ登山してんなーなんて実感しましたね。登山って疲れてくると、しょうもない言葉が頭の中でリフレインしはじめ、ついつい口にでてしまったりしませんか?
ふぃぃー!山頂到着!
角間山~角間峠と進み、設定していたゴール地点の湯ノ丸山山頂に到着。登山開始から約4時間後のPM0:00ごろでした。この日は午前中はガス模様だったのですが、山頂についたころにはガスも抜けて、気持ちのいい景色が見れました。山頂からは湯ノ丸スキー場のコースもクッキリ。
山頂ではカップヌードルを食べました。やっぱり山で食べるカップヌードルはうめー!本当に最高。自分はこれを食べるために登っているといっても過言ではありません。なんでこんなにうまいのかなと考えたのですが、おそらくカップヌードルが登山のバックパックの中で独自に熟成がなされると思うんですよね。
山頂では多くの人がいました。印象に残っていたのは、おかあさんと子供二人のグループ。5歳ぐらいの子供が山頂でお母さんの作ったおにぎりを食べて「おいしい!死んででもいい!」と叫んでいました。それがうまいのもわかるし死ぬのもわかる。名言だわ。
よくよく考えると、お母さんと登山してお母さんの作ったおにぎりを食べるのって、人生においてスーパーレアなイベントよね。田中も「ババァ!死ぬ前に登山行くぞ!握り飯作れや!」って、お母さんに今度言ってみようかな。いや、まだ早いな。
そして帰りは自分のお気に入りの旧賀沢温泉紅葉館に日帰り入浴。相変わらずパワフルな温泉でございました。話はそれますが、シーズン中に、湯ノ丸山BCからの湯ノ丸スキー場でパーク遊び。そしてアフターはこの紅葉館の日帰り入浴から、帰りにあるアトリエドフロマージュというお店のチーズカレーを食べる4連コンボは、首都圏発の日帰りトリップとして完成されたゴールデンルートです。みなさまに一度はお試しいただきたい。
少し日常が取り戻せた気がする旅でした。
というわけで、今回は湯ノ丸山に登山に行ったお話をブログにてみました。かねてよりコロナがおちついたら、運動がしたいし緑が見たいということで登山に行きたかったのです。それを実行することができて非常にうれしかったです。
早朝に関越に乗り、スキー場に行って遊んで、温泉に入って、帰りの関越渋滞にハマる。自分の大好きな週末を取り戻せた気がして、非常にうれしかったですね。ビバ日常。かれこれ2カ月ぶりの遠出をした休日でした。
実は今回は旧友のオバタakaオバちゃんと山に挑んだのですが、それも楽しかったです。オバちゃんは富士山以来の2回目の登山だそうです。やや強制気味にカップヌードルと湯沸かし用のバーナー持たせ、山頂で一緒に食べたのですがすごく喜んでいたと思います。たぶん。オバちゃんとどっか行くといつもいい旅になるから楽しいなと勝手に思っています。
今回かかったお金は、小諸までの交通費を二人で割って¥5,500とコンビニ代。コロナ禍で各種手当が削減されてお財布の中はいまだに非常宣言中の雪バカ田中ですが、お財布にもすごく優しく楽しい休日が過ごせましたのでした。
関連エントリ:
NO,474
5歳のコの「おいしい!死んででもいい!」からの
田中さんの「ババァ!死ぬ前に登山行くぞ!握り飯作れや!」
はめちゃくちゃ笑わせていただきました
>ささ様
コメントありがとうございます。親孝行しなきゃしなきゃとは思いますけれども、恥ずかしいですね。でも、母親と登山しておにぎりを食べてみたいですね。「ばばぁ!そんな無理して登るなよ!山は逃げねえよ!」
私も同じ日に湯ノ丸山にいました~!
ものすごいニアミスですねw
今回、初めて湯ノ丸山は初めて登りました。
朝一番、ちょっとガスっていたのが残念でしたが、
山頂からの景色が良く、とてもいい山ですね!
>ひゃくりん様
コメントありがとうございます。ビックリです。しかも駐車場まで近くだったっぽいっすね!
いいお山ですねー。次は田中も烏帽子岳行ってみようかなと思いました。
いつも楽しみにしています。
【早朝に関越に乗り、スキー場に行って遊んで、温泉に入って、帰りの関越渋滞にハマる。自分の大好きな週末を取り戻せた気がして、非常にうれしかったですね。】
↑祝です!そして物凄く共感します。自分、シーズン中は渋滞やだなーといつも思うんですが、シーズンオフになると途端に、終わってしまった冬の週末へのダウナーな追憶モードになり、(帰りなら)渋滞でも全く構わないからスキー行きたい!となります。今もまさにそんな気分です。
>HEADist様
コメントありがとうございます。あの忙しけれどワクワクする冬の日常が恋しいですね!次の冬もそうなってくれることを心から祈っております。