好感度が異常に高い!白馬の最南。爺が岳スキー場で滑りました。

スノーボードのスキー場

どうも雪バカ田中です。4月でございます。雪バカ日誌は地味に更新ペースを戻すことができています。そんな雪バカ田中のシーズン5、6日目は白馬で滑ってきました。

3月の下旬の週末の旅。初日は八方尾根だったのですが、ガスガスのボコボコ。なかなかハードなコンディションでした。それにしてもハッポーバンクスってもう跡地もないんすね。21-22の今シーズンはあのリフトとコースがまるまる閉鎖されて、リフト上がったところのレストランも全部しまっていて寂しい感じになりましたよ。八方尾根はもはやスキー全振りといった感じですね。

今回の雪バカ日誌は、その白馬旅の2日目に立ち寄ったナイスなスキー場、爺が岳スキー場のお話です。

爺が岳スキー場について

じいがたけと読みます。白馬バレーの最南端。住所は長野県大町市。どうなんだろう、長野ICから白馬に入る人にとってはあまりなじみのないスキー場かもしれませんね。47五竜~白馬乗鞍までのリゾート感が漂うところから、ちょっと外れた場所にあるスキー場です。

公式WEBによると長野道の安曇野ICから45分。道中はほとんど平坦な道を通ります。ほかの白馬エリアのスキー場比べるとアクセスは良好な場所ですね。リフト3本の小ぶりなスキー場ですが、自分的には気に入ったスキー場です。

昭和生まれの共感を呼ぶスキー場!!

爺が岳スキー場はザ・ファミゲレといった感じでセンターハウスの前にバーンと広がるワイドバーンという、わかりやすい構造。センターハウスの中にチケット売り場があります。リフト券は大人1日¥3,900。(2022年3月現在)駐車場は無料です。

センターハウスからみて、中央がワイドバーンのエコーゲレンデ。開けていて気持ちがいいです。その奥にリフトがかかっていて、そこは中上級のラビットコースと雷鳥コースが流れています。どのコースもスノーボードでクルージングするには気持ちのいい斜度と地形の感じ。かなり好感度高いっすね。

自分が行ったときには下部のエコーゲレンデのリフト沿いに初心者向きのパークができていました。ポコジャン2個に、ウェーブ、ミニバンク。

自分がこのスキー場が好きになったのはとにかく、自分がスノーボードを始めた時のことをよく思い出させてくれたという部分です。いや、そういう懐かしいスキー場のつくりなんですよねー。

もう20年近く昔ですが、こういうワイドバーンのゲレンデでリフトに乗って、上からうまい人を見つけては目で追いかけたり、リフト脇のポコジャンにチャレンジして、180とかやってみて成功したらドヤ顔でリフトを見上げたりと、そんな風にリフトの上でもわくわくしながらスノーボードをやっていたことを思い出させてくれました。

今じゃ、リフトの上でスマホいじってSNS投稿しようかなー、いやそういうのなんか痛いかなーと悩んだり、あと何年ぐらい滑れるんだろうと鬱な気分になったり。なんか、そんなことばっかりしています。

ここ爺が岳にはそういういい意味での昭和な感じの空気が2022年の3月でもながれていました。多分、自分と同じ世代が親になって春休みシーズンに子供と遊びに来たって感じのお客が多いのかな、昭和生まれ感がウェアの袖と裾から滲み出てちゃっているスノーボーダーが多かったです。

自分たち昭和生まれの世代が青春時代のころのスノーボードって、今みたいに窮屈なほどに滑り方がカテゴライズされてなかったので、かっこいい滑りの価値観がみんな似ていたなと思います。で、うまいやつは何やってもうまかった。あとは、ウェアの着こなしの感じと適当に流している姿でだいたいアイツうまいなってのがリフトの上からでも一目でわかるんですね。

あ、この「あの頃は~」っていうのは、ギョーカイの目線じゃなくて、あくまで一般ボーダーの目線です。ご容赦ください。

そんな自分が1番好きだったころのスノーボードの空気が流れているのが爺が岳でした。で、多分これはスキー場のちょっとしたパーツががちょっと他のスキー場と違うんだと思います。スキー場のリフトから初心者向けのパークが見える景色だったり、若いコモり系の人がだるそうにリフト係やってる景色だったり、リフト降り場に初心者ボーダーがたまっちゃってカオス状態になっていたり。

ちょっとした部分で「あー、コレコレ!」と思い出すようなことがいっぱいあるんですよね。

スキー場の規模は大きくないんですけれど、どのコースもいい感じなので自分はここでなら1日でも時間をつぶせる自信があります。それぐらい好き。シンプルな構造ながら起伏や地形があって、自分の妄想力を駆使すれば同じリフトに乗りながら何本も違うラインをつくることができる感じと駐車場から滑り出しがサクサクの田中好み系のスキー場です。

あえて文句をつけるとしたら、圧雪をもう少し丁寧にやってくれればということぐらいですかね。コースの両端の多くの部分がガタガタでせっかく遊べる地形がいっぱいあるのにもったいない!

☆☆

あと、林間コースも楽しいです。初めて滑ったスキー場だったけれど、また遊びに来たいなというスキー場でした。白馬を旅する方の2日目や、ファミリーで白馬で遊ぶ方にはぜひともどうぞです。やるな!じいさん!

NO,

 

 

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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雪バカ田中

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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