勝手に名門コースを決めてみる。

まとめ

どうも雪バカ日誌です。梅雨がやってまいりました。田中は股間周りの湿気と戦っております。

今回は個人のブログらしく、スノーボードのコースについての超主観的なお話です。雪バカ田中はいろいろなスキー場に足を運んでおりまして、今のところ113。その中でも印象に残っているコースを名門コースとして勝手に名付けて並べてみたいと思います。

勝手に名門コースを決めようぜ!

いろいろなスキー場に面白いコースは存在しているのですが、自分か今回選んだ基準は1ランでの充実感です。滑走距離がそれなりにあるのはもちろん、斜度の変化や地形を楽しみながらスノーボードらしい滑りを存分に楽しめること。スキー場滞在の中でそのコースだけ何度滑っても飽きないことを基準にして選んでみました。それから景色という部分も加点に入れております。雰囲気は大事なので。

空いていれば楽しいとか降れば楽しいというのではなく、いつ行っても何度言っても楽しめるよね!という観点から超主観で5つ選んでみました。名門コース!なんて仰々しい名前にしちゃいまして、自分みたいなもんがそんな言葉使っていいのかなんて悩みましたが、それでも今回選んだコースにはそれなりに自信を持っておりますので、行ったことがない場合はぜひ行かれることをオススメします。あと、複数コースにまたがっていることもあるのはお許しくださいませ。

群馬県丸沼高原スキー場のゴンドラ回し

これを頭に持ってくるのは、雪バカとしては悔しい部分もありますが、やっぱりいいですね。首都圏スノーボーダーの王道。群馬県の丸沼高原スキー場の代表的なコース。そのメインであるゴンドラを使って、からくら→ローズと滑ってゴンドラ駅舎戻り。

上手いボーダーが多い丸沼。そこにいるうまい人たちの目線を気にしながらスタート。最初はきれいなカービングを意識しつつ、その後に出てくる壁に当て込み、途中にでてくるログに入るか入らないかを悩み、その後のごみごみしたすり鉢状地形を抜けてローズコースに合流。その後はパークアイテムに入るかフラットな急斜面でカービングをするか選択。その後、レストハウス脇を超えたらまったりとグラトリ練習。

滑走距離も長くいろいろな滑り方をミックスして楽しめるのがいいですよね。春まで空いてて楽しめるので、どの時期に行っても安定して遊べるのもいい。

田中の丸沼での楽しみ方は、いつも変わらないです。朝から行って時間券を買って時間めいっぱいひたすら滑走。途中の休憩は上部のレストハウスの白根でトイレに入るか、ゴンドラの中。ストイックですが非常に充実感を感じます。何より帰るときには上達した気分になるというのが心地いいですね。

長野県野沢温泉スキー場のスカイラインコース

これも王道。野沢のメインである長坂ゴンドラから一本リフトを乗ってからがスカイラインのスタート。野沢温泉スキー場の頂上から麓までを気持ちのよい尾根上地形を滑り降りるコース。途中で、急でコブコブな超急斜面のところに降りてゴンドラ駅に戻るもよし、まったりとした涸沢ゲレンデを楽しんでからリフトに乗ってゴンドラ駅に戻るもよし。

自分の中ではやっぱり野沢と言ったらスカイラインというのがあります。外人たちが山頂付近でロープをくぐるのをよく見るけれど、そんなのしなくても野沢は額面通りに楽しんでも超楽しいんだといえる帝王イズムを感じますね。コースへのアクセスが若干悪いこともあり、滑走中はそんなに混雑を感じないのも魅力。

スカイライン単体で考えるとやや急な尾根上コースをひたすら滑る形になって、地形で遊べるところは少なめではありますけれども、その分開けた景色を見ながらかっ飛ばすという魅力があります。スキーヤーが好むコースでもあるので、夕方はガタガタになってしんどいこともあるけど。

仲間と野沢温泉に行くと最初にどこ行く?ってなるんですが、みんなが滑るだろう毛無山を避けてのあえてのスカイラインはアリですよね。

北海道テイネスキー場 シティービューパノラマ

札幌市からほど近いスキー場サッポロテイネ。テイネは規模感もまとパークも充実しているし、サイドカントリーゾーンも豊富にあるという贅沢なスキー場。そのなかでも、札幌市街を眺めながらワイドに滑るシティビューパノラマは何度滑っても飽きません。ちょっとした地形アリ、ハジパウあり。気分を変えてツリーにも入れます。

ナイスコースなのに混雑度はマイルド。シティビューという名の通り、札幌市を眺めながら滑れるというのもほかのスキー場とはちょっと違う雰囲気なので滑ってると気持ちがノリます。

このコースの隣にはスキー場最奥になるシティビュークルーズというコースもあって、そちらも楽しいのです。どっちかなぁなんて迷ったけれど、パノラマのほうが景色がよく、迂回コースと組み合わせて地形を拾いながら滑るバリエーションがあるのでパノラマを選びました。

新潟県妙高杉ノ原スキー場 パノラマ第2ゲレンデ。

新潟県の妙高エリアのスキー場杉ノ原。ゴンドラで上がって一つ横にそれた、ロングなクワッドリフトが三田原第二リフト。このリフトを降りて少し滑り出せば、素晴らしいワイドバーンが広がっています。そこでひたすらターンをするもよし、隣接されたごついパークに入るもよし。

パークに入る心理的な垣根が低いのも魅力です。アイテム数が多く、田中でもチャレンジできるサイズもあるし数も多いです。パークにチャレンジできる環境が整っていますが、ツリーランもできますよね。ここのリフトだけで何度でも回したくなる不思議な環境。このコースもいつ行っても楽しいので勝手に名門認定させていただきます。

あと、リフト乗り場にはベンチと自販機が充実してて、杉ノ原らしい雰囲気が広がっています。チョイ休憩もできるというのがいいですね。

新潟県石打丸山スキー場 パラダイス→中央斜滑降コース。

新潟県の湯沢エリアにあって、歴史のある石打丸山スキー場。駐車場時点での標高は低いのですが、いくつかリフトを乗りついてアクセスする山頂からは、石打の市街地が見渡せます。駐車場からリフトを2つ上がってから入る中央高速トリプルまわしも名門。リフトを降りてパラダイスコースに出て、そこから中央斜滑降コースに入ると、リフトに対してS字にコースが滑る形になります。リフト乗車の割に長く滑れるので密度の濃いスノーボードが楽しめます。

リフトトップから迂回してパラダイスコースの沢地形で壁遊びをしたら、緩めのフラットバーンでグラトリ。その後、「TIROL」と書かれた看板の手前を迂回して中央斜滑降コースに侵入。フロントサイドの壁を遊んで、ギャップを超えてカービングバーンの気持ちいい斜面でリフトに到着。勝手にチロル右コースなんて読んでいます。

リフト降り場周辺にはレストハウスもいっぱいあって休憩もしやすいので、石打丸山に滞在したときはここだけで一日が過ごせます。

あと候補になったコース。

というわけで、自分が滑りに行く中でここは絶対いい!というコースを挙げてみました。この記事を書くにあたってはどこを挙げようかなーなんて考えて楽しくなり、キーボードとビールが非常に進みましたよ。

その他にオレ的ノミネートだったのは、天神平田尻沢下山コース、苗場のプリンス第一ゴンドラのドラゴンドラ連絡コースまわし、尾瀬岩鞍のミルキーウェイ、関温泉の第一回し、八甲田ロープウェイのダイレクトコース、白馬八方尾根のハッポーバンクス、須原のクワッド回し、ハンタマのゴンドラからのマディソン→フォーティセカンドからのパーク流し、カムイスキーリンクスの初心者(5)→白樺→ゴンドラ戻り。なんかも名門コースだなーなんて候補にしましたが、多く書きすぎるとアレだしマニアックなのを語りだすとキリがないので、自信をもってオススメできるところということで、上の5コースを挙げたのでした。

というわけで、今回はスキー場のお気に入りコースを御紹介してみました。シーズンお疲れ様会なんかやる人は、ネタにすると盛り上がるんじゃないかと思います。

前回のブログ更新ではネタ切れで気持ちもノラずやや投げやり気味に雑談小ネタ集を上げたのでしたが、それにも関わらずコメントやtwitterでのシェアやいいねも普段通りに頂くことになりました。こちらも感謝の気持ちがありましたので、今回は気合を入れてブログ更新してみたのでした。皆様、いつも読んでくださいましてありがとうござます。

関連エントリ:

No,472

 

 

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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コメント

  1. こんにちは!
    妙高杉ノ原のパノラマゲレンデは確かに名門コースですね!
    コース幅の広いゲレンデには、パークあり、パウダーありで、
    カービングにちょうどいい傾斜のコース。
    リフトは高速クワッドで、長さもあって、
    リフト待ちも少なく、効率よく滑れます。
    晴れると野尻湖が見えて、景色もバッチリ!
    雪バカ田中さんの名門コース基準にぴったりなコースだと思います。
    私も杉は大好きで、パノラマゲレンデは1日中滑っても、飽きないです。

      • yukibakatanaka
      • 2020.06.16

      >ひゃくりん様
      コメントありがとうございます!お、名門認定ありがとうございます。
      パノラマコースは飽きないっすよねー。自分も気に入っております。いっぱい滑っている方に、賛同いただいてほっとしました。
      このコースは、何人かで行ってクワッドでキャイキャイいいながら遊ぶとさらにいい感じですよね!

    • がはく
    • 2020.06.15

    いやー、絞りきれないですね。
    やはり野沢や杉の原は絶対的センターだろうし、
    いやミルキーウェイやニセコひらふ上部も捨てがたい
    これも滑走者のスタイルによるんでしょうね

    今回のは比較的長いコースのセレクト
    面状のコースも選んであげたい
    (例:アライの上部クワッド部など)
    なーんて言ってるとキリがないですわ。
    失礼しました

      • yukibakatanaka
      • 2020.06.16

      >がはく様
      コメントありがとうございます。絶対的センター!!わかります。
      今回は、コンディションやスキル問わずに充実感がある基準で選んでみました。こうやって、スキー場からコースへと、さらにフォーカスを絞ってみて考えるのもまた楽しいですよねー。

    • いずみ
    • 2020.06.15

    丸沼高原、野沢温泉、妙高杉ノ原知ってるゲレンデが入ってた分
    景色が想像でき。。。滑りたい気持ちで一杯になりました。
    まだ夏本番すら来ていないのに。。。^^;

    自分の中では八方尾根も入りました。
    ゴンドラで上がって更に上へ。昔は1人乗りリフトがあったと記憶してるのですが
    今のゲレンデマップ見るとリニューアルされたみたいで無くなってますね。
    風が吹いたとき、チビリそうになったのは内緒です^^;
    テッペンからの滑りごたえ、景色・開放感共に文句なし
    1人乗りリフトの恐怖を超えて上がったかいがあったなと懐かしく思い出されます。

      • yukibakatanaka
      • 2020.06.16

      >いずみ様
      コメントありがとうござます。八方尾根も上部はめちゃくちゃ景色いいですよね。あの、THE白馬!って感じのごつくてきれいな山々と目線を並べるのは気持ちいいいですよねー。コースの話をすると、必然的に滑っているときのことを思い出せて、滑りに行きたくなりますよね。わかりますわかります。
      自分の知っているハッポーはシングルリフトの記憶がないので勉強になりました。ありがとうございます。

    • kyami
    • 2020.06.16

    こんにちは。
    田中さんがおすすめしていたテイネのシティビューパノラマ3月に滑りましたが、最高でした!!!
    天気も良かったので、市街地がとてもクリアに見えました。
    石打丸山は個人的には何と言っても大丸山が好きでした。
    少しチャレンジングな斜度とワイドな斜面でカービングしやすく、ナイターのときは圧雪車が整備してくれるため、個人的には印象深いコースです。
    (関西に引っ越してからほとんど行ける可能性がなくなってしまったのが辛いです・・・)

      • yukibakatanaka
      • 2020.06.16

      >kyami様
      コメントありがとうございます。
      kyamiさんは関西にいらっしゃるんですね。自分はそっち方面にはからっきしご縁がないので、そちらに触れられずすみません。

      シティービューパノラマはいいっすよね。ブログ本文にも書きましたが、お隣のシティービュークルーズにかかるペアリフトも味があっていいんすけれどね。あとは、ナイターにも一度は行ってみたいんすよねー。

    • やす
    • 2020.06.16

    お疲れ様です。
    蒸してきましたね。
    いやーこれは無茶苦茶お酒がすすんで盛り上がるネタですね。
    タイトルを見て、とりあえず丸沼と杉ノ原かなぁと思い浮かべてたらランクインしてて、マスクの下でニヤニヤしてました。今回上がっている所以外ですと、私は白馬岩岳のゴンドラ回しと川場のクリスタル回しがヒットポイント多めで好きですね。

      • yukibakatanaka
      • 2020.06.18

      >やす様
      コメントありがとうございます。あぁ、川場のクリスタルもいいっすね!こういうのは、いろんな人の意見を聞いてみたいですー。
      好きな人と、コース談義をしたいですね。そういうバーとかあったらたまらないなー

雪バカ田中

雪バカ田中

何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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