どうも、雪バカ田中です。前回は春の湯沢へのスノーボードトリップのお話でしたが、実はその前には北海道のニセコにも一人で旅立っていました。今回と次回はそんな春のニセコ一人旅のお話を書きたいと思います。
新型コロナウィルスの感染拡大の影響が完全になくなったといえる2023-24シーズンのニセコ。いろいろニュースになっている通りに、それまでとはいろいろ変わっていました。そんな変化を感じる旅でした。
雪バカ日誌恒例の春のヒトリニセコの旅です。
今年もやってきましたよ~。春のニセコ一人旅。今回で4シーズン連続です。春のニセコ旅は自分の中で恒例になっています。理由はいろいろありますが、ざっくり箇条書きにしてみます。
・ 本州よりコンディションがいいし滑れるエリアが豊富。
・ 4月上旬は北海道行きのチケットが安い。
・ 外国人が引いている時期なので宿も空いてて安い。
・ 雪の影響がないので、レンタカーで動きやすいからタイトなスケジュールでも遊べる。
そんな感じで。前回の話じゃないですけれど、これも雪バカ田中的にはお気に入りのルートです。
人生での6回目のニセコ旅になるわけですが、まだまだ未知の部分も多くて新しい経験ができて楽しかったです。うまく行かないこともあったけれど過去3シーズンの経験を生かすこともできて、濃密なトリップになったと思います。
スケジュールは金曜日を有給取得。木曜夜に千歳空港経由でニセコに入り土曜日まで滞在という感じです。航空券はマイルと引き換え、宿は安めのところをチョイス。あとはレンタカーって感じでした、食費・リフト券を抜いた旅費は約4万円でした。
色々変わっている~。ニセコ。
スノーボーダーじゃなくても知っている最近のニセコの変貌っぷり。いろいろニュースにもなってますよね。「いくら騒がれても、春時期はそうでもないでしょ~」と思って行きましたがやっぱり「いろいろ変わってんな~」とは思いましたね。
いつもお願いしているバックカントリーツアーも予約が取れなかったし、毎回使っている高級カプセルホテルの「トリフィートホテル&ポッドニセコ」も建設関係の長期滞在者と思われるお客で混んでました。それから、やっぱりリフト券は値上がったなと思います。
あとは、ルイヴィトンのゴーグルしてる外国人を生で見れました。「うわーほんとにいるんだ!」って思わず口に出しちゃいましたねー。ルイヴィトンのゴーグルって13万~18万だって!
あとは、ゲレ食の話。上の写真はニセコ アンヌプリスキー場のヌックアンヌプリというゲレ食のメニューです。地ビール大ジョッキ¥2,850、ホットドック¥1,800、タラバガニラーメン¥3,800、うな重¥5,200、御前¥12,000とラインナップされています。
ただ、からあげ丼¥1,200という庶民的なメニュー食べれれるので、「バカたけえよ!こんなんじゃメシも食えねぇ!」というわけではなかったです。
「ルイヴィトンのゴーグル」、「ランチ御前¥12,000」という、たしかに金持ち具合を見せびらかしたい人がご満悦できるパーツがあるという事実が存在します。ただ、ここだけ切り取って「ニセコ大高騰!」となるのも、ちょっと空気感は違うなと思いました。あと、このトレンドが長く続くこともないとも感じましたね。10年後にはまた違う光景が広がっていそうな気がします。見せびらかしたい金持ちって飽きるのも早いでしょ。
こういうダイナミックな変化があるスキー場って珍しいと思うので、こういう景色をみてなんだか高揚しましたね。
あ、やべやべ。スノーボードの話をしたいのに文字食っちゃった。
ニセコの贅沢な沢すべり。
ニセコの特徴としてほかにない部分の一つに沢地形じゃないかと思います。もちろん、広大なフィールドや素晴らしい雪質というのもあるんですが、自分が感じている魅力の一番は地形。ニセコは沢地形が多くて、バリエーションもあるし滑走距離も長いんです。なかなかこういう地形が豊富な山は珍しいですね。
贅沢な長さの沢地形をずーっと滑っていました。楽しかったなー。
深夜にニセコに到着して翌朝の滑走1日目(金曜日)はニセコビレッジというスキー場から入り、ニセコのピステンを贅沢に何本も滑ってから、雪が緩んだのをみはからってゲートをくぐって沢地形ハンティング。2日目(土曜日)はアンヌプリスキー場から山に入って、朝一ピステンを楽しんだ後はニセコの山頂までハイク。ハイクしたらそっからバックボウル落とし。あまりにもよくて、2回お代わりしちゃいました。贅沢な沢遊びでした。
振り返ってみると、ピステンと沢しか滑っていない2日間。よく考えてみると雪も多くてロングライドできる贅沢もあったですね。おかげで太ももがパンパンで東京に帰ってきて3日間筋肉痛でした。
春のニセコ旅はやっぱりアリなんよ!
春のニセコ旅やっぱり楽しいですね。仲間に提案しても「せっかくニセコ行くならいい時期に行きたい」と却下されてしまうので、一緒に行ってくれる人がいないのですが、やっぱり自分の中ではアリなんです!
いつも読んでくれてありがとうございます。雪バカ田中でした。
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NO,643
記事アップお疲れ様です。
マスコミのニセコ特集ではやれインバウンドだの物価が高いだのばかりが取り上げられてうんざりしていましたが、田中さんのニセコレポートは毎度地に足がついた内容で参考になります。
新千歳から近いテイネ、札幌国際につい行きがちですが、ニセコもいつかは行ってみたいです。
>kenny様
コメントありがとうございます。そうですね、ニセコはそんな感じです。ニセコもそうですが北海道はどこもキャッシュレス決済は当たり前で、駐車場料金は取らない、ゲレ食はうまいというのがスタンダードなので、そういうところのサービスの良さはいいですねー。
こんにちは。
春のニセコもいいですよね。
私も同時期にニセコで滑りました。ピーク時と比較して快適に滑れますよね!。
三月の上旬過ぎ辺りから、道内で明らかに外人減りましたし。
なんせ今季は、三月過ぎても気温が低く降雪も有ったので良いコンディションを過ごせましたよね。
マスコミの「ニセコ界隈」ネタも一部をクローズアップして大袈裟感は有ります・・・・。
>ザルコ様
コメントありがとうございます!同時期にいたのですね!それはお会いしたかったです。いや、むしろ人は少なかったのであっているかもしれませんね~。
ニセコの春はやっぱりアリですね!春シーズンでこんだけ楽しめるのは本当にすごいです。