22-23シーズンもありがとう!乗鞍岳バックカントリーの旅

スノーボードの旅日記

どうも、雪バカ田中です。5月も中旬です。多くの方がシーズンを終えられたのではないでしょうか。シーズンお疲れさまでしたー!

さて、今回の雪バカ日誌はシーズンのラストランのお話です。シーズンのラストは長野県の乗鞍岳というお山でのバックカントリーでした。GW以降も滑れるスポット乗鞍岳で、GW明けの週末にバックカントリーをしてきました。

乗鞍岳 春山バックカントリーについて

今回の旅の舞台は長野県の乗鞍岳です。乗鞍岳とは長野県と岐阜県の境目にある山で北アルプスの最南端。標高は3000mと、山頂付近には夏まで雪が残り夏スキーが楽しめるスポットです。山の中腹にはMt、乗鞍スノーリゾートというスキー場があります。

乗鞍岳の春山バックカントリーですが、時期によってアクセス方法があるのですが、このGW前後は春山バスというのを使って、位ヶ原山荘というところまでアクセスしてそこから、ハイクするというルートがポピュラーです。そこから、3~4時間で乗鞍岳の山頂の剣が峰です。

自分は2022年の夏にもここに登山しに来ておりまして楽しかった思い出がありますね。自宅からは4時間(休憩入れると4.5時間かな)でのアクセスなので、ギリ日帰り圏内といった感じです。

シーズンの最後まで雨との戦いです。

でGW明けに乗鞍岳のバックカントリーをして、シーズンを〆よう!と思っていろいろと計画をして準備をしていたのですが、なんとこの日が直前になって雨予報に変化!マジで勘弁してほしいですよね。いや、今シーズンはこんなことばっかりじゃないですか?

3月中旬ぐらいから、ずっと雨と戦ってますよ。4月中旬に北海道のニセコ行ったときも雨だったし、その後に計画していたボード旅も雨と雪不足で旅行中止になって、それじゃシーズンが締まらん!ということで、この旅を計画したのだけどこれも雨!気づけば、雪バカ日誌の最近の記事も雨がタイトルに入ってんのばっかりじゃん!

まぁ、この日は雨予報でも12時ぐらいからパラつくなんて予報でした。こういう天気の時は標高が高いところはガスの可能性もあるし、普段ならばちょっとBCはやめとこうかという感じなんですが、GW明けでほかに行くとこもないしということで、チャレンジしてきましたよ~!

残雪期なんで、この日はスノーシューではなくアイゼンでチャレンジでした。乗鞍岳観光センターというベースに車を停めてバスで35分ほど揺られて位ヶ原山荘に到着です!

到着したら登山届を出して早速のハイクの開始!この時期の乗鞍岳のBCやる人はほとんどがこのバスを乗る感じなんですけれど、BCガチ勢がほとんどでした。え、この人もやるんだっていう、高齢な方のツアーもいらっしゃって、いいよねぇ~。なんて思います。

曇り空なんで、そこまで気温も上がらずに快適なハイクでした。ただね、12時頃に振り出す予報の天気で早めに行動しなきゃという緊張感はありました。位ヶ原山荘から登るとすぐに森林限界になってしまうので雨が降ったら急いで滑り降りるしかないというプレッシャーが強かったですね。

そんな感じでハイクしていたのですが、あまりペースが上がらずこのままでは剣が峰の頂上までは行けなさそうだなと悩んでいたら、剣が峰のお隣に富士見岳というお山がありましてそこが剣が峰に行くよりも短い時間でアクセスでき、しかも想像していたよりも滑りもよさそうな斜面をしていたので目的地を変更し富士見岳に向けてハイクをしてゆくことにしました。

上の写真が富士見岳なんですが、いい斜面ですよね~。ちょっと斜度はありますが素敵なオープンバーン。あと、雪解けの早かった22-23シーズンのGW明けの状況においてこんだけ雪があるっていう素敵な景色。

で、こんな景色を望みながらハイクをしていたのですが、途中からポツリポツリと雨が…。と見せかけて!まさかの雪~!雪が降ってきました。この時期に雪~!さすが乗鞍岳!

ですが、天気も下降気味でこのままハイクをしてもちょっと富士見岳の山頂までは行けるかわからないなということで、中腹の方の位置からドロップして、帰りのバスが来る位ヶ原山荘に戻ることにしたのでした。

いや~、スノーボードってすごいっすよね。数時間かけてハイクした斜面を数分で降りてきちゃうんだから。というわけでシーズンのラストランはあっというま!剣が峰の山頂には行けなかったけれど、それはそれで来シーズンのお楽しみができたということでね。

これにてシーズンしまいっ!

なんだかあっという間のバックカントリーでした。山で行動していたのは3時間ちょいでした。下山を決めたのが早かったので自分たちぐらいしか帰りのバスに乗ってないかななんて思いましたが、自分と同じ判断をした人たちも多かったのか、位ヶ原山荘はにぎわっていました。

このあとはベースの観光センターに戻ってきて荷物を片付けた後に近く日帰り温泉、車の中であまった行動食を食べながら移動して、帰り道の途中の中央道諏訪ICで降りて、小作のほうとうを食べて帰宅しました。GW明けの週末ということでどこも混雑はしていなく、サクサクの移動。シーズン〆の旅としてはかなり良かったです。

いや~剣が峰行きたかったなぁ~なんて思いますので、来シーズンもGW明けにはチャレンジしたいですね。山としてもかなりい素敵なやまですし、トリップとしてもいい感じ。ここにはまた来るぜ!

というわけで、22-23シーズンもお付き合いいただきまして、ありがとうございました。雪バカ田中がお送りいたしました。

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雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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コメント

  1. 今シーズンもお疲れさまでした。
    毎回、いろんな日帰りバックカントリー記事を読んで、
    行程の中身や体力的にすごいなと思っています。
    来シーズンこそは、私もバックカントリーツアーに復帰できるように
    オフシーズンから体を作っていきたいと思います。
    夏シーズンもよろしくお願いします。

    • >ひゃくりん様
      コメントありがとうございます。シーズンお疲れ様でした!
      そうですね、自分の場合は環境的にはバックカントリーに寄って行っている感はあります。
      BCはその日をどう過ごすかみたいな戦略的な部分があり、奥が深いななんて思います。オフシーズンもよろしくお願いします!

雪バカ田中

雪バカ田中

何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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