どうも雪バカ田中です。今回の雪バカ日誌も札幌近郊のローカルスキー場のお話です。前回は美唄国設スキー場のお話でしたが、そこで滑った後にお隣り町にある桂沢国設スキー場にも足を運んできました。また、豪雪地帯にある雪質のいい北向きゲレンデ。ほんと北海道にはナイスローカルスキー場が多いですねぇ。
桂沢国設スキー場について。
北海道三笠市にあるローカルスキー場です。道央道の三笠ICから13.5km。約20分ほど走った所にあるスキー場です。失礼ながら、三笠市って自分は初めて知った街でございます。札幌から旭川へ向かう道の途中にあって、積雪マニアには有名な街である北海道岩見沢のお隣にあるのがここ三笠市。三笠も雪が多くて、もう道中にあるコンビニやかは雪が多すぎて、看板がないとお店が確認できない状況。積雪が門になっている状態ですね。
インター付近から20分走るとスキー場なんですが、インター付近でも雪が多いのに向かう途中はもっと多くなるという。雪バカを自称している自分ですら、ちょっと怖い運転でした。
スキー場のスペックとしては、もう大きな1枚バーン。ザッツオール!小さな山の半面を切り開いたようなスキー場です。そして、コースわきにかけられた1本のペアリフト。リフトには中間駅がありまして、そこで降りてワイドバーンを回してもいいし、上部まで行って景色を眺めてもいいしといった感じ。
スノーボーダー的には1枚のワイドバーンなので、大きく回るカービングがハマるかと思いますせっかくのワイドバーン。しかも人が少なく面もキレイ。日射の影響が少ないので雪質は良好にキープされやすい環境。こういう条件のスキー場に来た時にやることはただ一つ。大周りのターンでGを感じて自慰しかないっすよね。
人の入りも少ないのでメインバーンの荒れが少なく、午後の滑走開始でも気持ちのいいスノーボードができました。美唄国設と同じく桂沢国設も1月の三連休はにぎわってましたね。ほとんどのお客さんがスキーで、スノーボードは数えるぐらいしかいなかったです。がちがちのスキーヤーさんは美唄や札幌近郊のほかのスキー場に行くのか、ここのスノーボーダーかなりマイルド。
麓にはレストラン兼チケット販売所がありまして、リフト券は大人1日¥2,410、4時間券¥1,570という10円刻みのレアパターン。なんか食堂にひかれまして、豚骨醤油ラーメンを食べたんですけれど、人が作った味がして普通においしかったです。
「じゃ、また明日ね~」が聞こえてくるローカルスキー場。
この桂沢スキー場の面白い風景は、スキースクール、スキーチームという存在。ごめんなさい自分はスキーのスクールとか競技に疎いので、漠然としかお伝え出来ないのですが、このスキー場を語る上では大の特長ですのでブログに書かせてもらいます。
リフトの上からは三笠のスキーチームの方がそこで熱心に活動しているのを目の前にすることができます。リフト脇にはスクールの小屋があり、そこからコースが見渡せるウッドデッキみたいところあるのですが、そのデッキで先生たちがすごく熱心に指導している姿が特徴的でした。
ポール間を高速で滑る少年や、ピョコピョコのキッズまでさまざま。先生たちと熱のあるコミュニケーションを取りながら練習をする姿がとても印象的でした。リフトに乗っているとポールにぶつかるカツンカツンという音が間近で聞こえてくるのが迫力ありましたねー。
もちろん、こういうスキーチームの存在はいろんなスキー場で目にしますが、ここ三笠の人々のそれは先生も生徒もその保護者も生活の一部というか、子供はスイミング感覚で習ってますって感じなんですよね。地元の遊びで好きだからやってますって感じで、スキー愛があるスタンスです。
それが伝わってきて、あー地元で愛されてるスキー場なんだなー。なんて感じました。そして、この光景が桂沢国設スキー場の一番の特徴であり、素晴らしい部分でありました。
この日は美唄から移動してきて午後2時ごろに到着。そこからスキー場のクローズまで滑ってたんですけれど、クローズ間際では、子供たちやその保護者さんたちが「明日も来る?じゃあ、また明日だね~!」なんて会話が聞こえてきました。個人的には、おいおいママさんたちが、この豪雪地帯で運転してるんだすごいななんて思いましたよね。まさしく豪雪地帯で生きる人のタフさがうかがえましたよね。
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そんな札幌近郊ローカル巡りの旅でございました~。
というわけで、この日は朝に新千歳空港に到着した後にレンタカーで美唄国設、桂沢国設というローカルゲレンデをハシゴして滑ってまいりました。どちらでも楽しくスノーボードを滑ることができた幸せな1日でございました~!
そんな旅のお話でした。それではシーズン後半も楽しみましょう!雪バカ田中でした!
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更新履歴:
2023/5/23 一部文章を修正しました。
NO,603
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