コープンカー!田中でございます。みなさま夏はいかがでしたでしょうか?田中はタイに行ってきました。タイでSUPしたりマッサージしたり楽しく過ごしてきましたよ。楽しかったです。自分みたいな平凡サラリーマンが贅沢しに行くにはとてもナイスな場所でございます。
今回は、そんな夏に遊び過ぎてしまった田中のようなお金のないスノーボーダーにちょっと耳寄りなETCマイレージサービスのお話です。みなさん、知ってました?田中はおととい知りましたよ。ええ。今回はこのETCマイレージの公式サイトを参考にマイカーをスノーボーダー向けに噛み砕いた活用法をご紹介します。
ご紹介内容は2016年8月現在のものです。高速道路の料金事情は政治が絡んでおり、ちょいちょい変わりますので詳しい内容は公式webにてご確認されることをオススメします。
ETCマイレージサービスについて
ETCとは高速道路を使用するときの特殊な装置を使ってゲートスルーをすることによって料金の支払いをするシステムでございますが、実はETCの料金の使用金額によってポイントがたまるサービスがあります。いろいろとややこしいルールはあるものの、登録さえすればポイントが勝手に溜まっていくと言う制度です。
しかも、2016年8月現在の最大のポイント還元率は10%と意外とバカになりません。(西日本の地方高速道路を利用したの場合は還元率はそれ以上になりますが、今回はスノーボーダー向け情報という事でNEXCO中・東日本の最大還元率を書きました。)
公式Webサイトは、http://www.smile-etc.jp/で、こちらで登録まで行えます。公式webサイトが役所みたいなつくりで色気がないのが道路公団らしいですね!※今回のお話はマイレージと名前がついていますが、航空会社のマイル制度ではないのでご注意ください。
ETCポイントため方と使い方。
事前登録をすればあとは、運用方法は通常のETCと一緒です。細かいルールはあるものの、以前のまま使っていけばよいのです。勝手にポイントがたまっていくのはデカいですね!対象の高速道路を使用した場合、利用料金によってポイントが付与されます。
各高速道路会社でポイント付与率は違うのですが、ここでは多くのスノーボーダーが使うNEXCO中・東日本の例をご案内します。NEXCO中・東日本は¥10につき1ポイント溜まります。そして肝心の溜まったETCポイントの使い方ですが、コレが段階性になっています。
1,000P→¥500(還元率5%)3,000P→¥2,500還元(8.3%)、5,000P→¥5,000還元(還元率)。
多くためて一気に使った方が還元率が上がります。最高の還元率を目指すなら¥50,000分高速代を使って、それを一気にポイントするというのがベストですね。ポイント使用はwebサイトからの還元の申し込みをするだけなのでシンプルです。ETCに還元分が入りその金額分の走行は無料で行えるようになります。その他、自動でポイントが貯まったら還元していく自動設定もできるようです。
月に2回程度東京から湯沢に行くスノーボード好きさんの場合を考えてみます。
どのくらい得するかの目安をシミュレーションとして、月に2回程度、週末に湯沢へスノーボードに行くスノボード好きさんの例を計算してみます。ネクスコ東日本管轄の関越道を使って練馬IC~湯沢IC片道休日割引適用¥3380(通常料金¥4720)を月に往復2回する場合は月に¥13,520高速代を支払う計算になります。
それをシーズン4ヶ月とすれば¥54,080を使った計算になりますので、シーズンで¥5,000分の還元を受けるという計算になります。オレは毎週雪山に行くぜ!という雪バカさんなら、単純計算で倍の還元を受けられる計算になります。その場合はシーズン¥10,000行きますでしょうか。¥10,000の還元はうれしいですね。
注意点などなどが!
登録しておくだけで、勝手にポイントがたまっていく仕組みですが、少し注意点があるので書いておきます。
注意点その1.ポイント付与日は翌月20日。支払った時にポイントが発生するわけではなく、月締めでポイント計算されます。そのポイントは翌月の20日に付与されます。即時性はないのでご注意を。
注意点その2.高速道路の運営会社ごとのポイント積算。高速道路の会社をまたいで通行する際はそれぞれの会社にポイントがたまります。また、ポイントを利用できるのもそのポイントをためた会社での清算となります。そして、残念ながら首都高ではこのマイレージサービスは実施しておりません。そんな理由から、「このサービスを使うとすべての高速代が10%還元される」と考えてしまうと、少し不都合があります。
注意点その3.ポイント付与と還元はETCカードごと。合算もできません。ポイントはETCカードごとに管理されます。つまり、仕事でETCを使っている人は注意が必要ですね。仕事の移動でうっかり自分の貯めたポイントを使ってしまって領収書が出なかったりするトラブルが考えられます。逆に仕事の移動でためたポイントを…。ってのは、会社管理のETCカードだったら難しいかもです。
登録に必要な準備と手数料
登録や手数料は一切無料でございます。ありがたい!ただ、少し厄介なのは登録時にETCカード番号、車のナンバー、ETCの車載器番号までの登録が必要なことです。それらを用意してインターネットか申込書からの登録となります。登録時点からポイントはカウントになるそうです。IDやパスワードの発行の連絡はそれから1週間後を目安に郵送とのことです。
車載器番号とは、車載器とその設置申込書に書かれている固有の番号となります。これが必要なことから、レンタカーやカーシェアリングではこのサービスが事実上使えないことになります。とにかく費用は掛かりませんし、一度登録しちゃえばポイント確認でwebサイトを見るぐらいなのがありがたいトコロです。
やるのはタダだし、スノーボーダーは活用の価値ありですよ!
スノーボーダーは冬の高速道路の使用頻度はとても高いですからね。この制度を活用はめりっとになるんじゃないではないでしょうか?実際、登録だけすれば勝手にポイントがたまっていくので、シーズン終盤頃には溜ったポイントを還元させて、高速代¥5,000引きでスノーボード旅行なんて出来ちゃうかもしれませんよ。実際に田中もこの制度を使う予定で登録しました。
雪バカ田中の場合、年25日程度スノーボードに行く感じで試算したところシーズン¥10,000分ぐらい還元される見込みとなりました。また、ETCの支払クレジットカードでもマイルやポイントがたまるので2重取りになるのがうれしい所です。
というわけで今回は小ネタでございましたが、お得ネタでした!
チョコっとおトクにスノーボード旅行ができるこのETCマイレージサービス。利用してみてはいかがでしょうか?雪バカ田中としては、今回はどちらのスノーボードブログさんにも載っていない有益情報を提供できた!と自画自賛なのですが、いかがでしたでしょうかね。
お恥ずかしいながら、ドライバー歴10年以上なのに今さら知った事実を鼻たかだかにご案内した雪バカ田中でした。という訳で皆様、よいご旅行を!
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更新履歴:
2017/7/1 改行を修正して、画像を追加しました。
No,215
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