どうもおはようございます。雪バカ田中です。
今回の雪バカ日誌は夏休みらしくお宿のお話です。長野県東御市のお宿のお話をしたいと思います。東御市といえば長野県では東信地方に分類される場所。湯の丸スキー場があって、近隣にもASAMA２０００や菅平、鹿沢や八千穂高原があるエリアになり、首都圏からだと充分に日帰り圏内です。
今回はそんな場所のお宿ですが、ここはかなりアツい宿です。泊まりで東信エリア行ってもいいわーなんて思えるぐらいの場所です。
大田区休養村とうぶについて
1995年の長野オリンピックの際に選手村の一つとして建造されて、その後東京都大田区の保養所として指定されています。大田区民の保養所という存在なので在住の方や勤務の方が優先的に宿泊できる施設なのですが、空きがあれば一般の人でも宿泊が可能です。空室状況は公式WEBに出てていますよー。
建築は世界で活躍する伊東豊雄氏によるもです。（私たちが見ることができて代表的なのは表参道のTOD'Sのビルとか）そのせいもあり、たまーに高級温泉雑誌とかにも出てくるんですよね。WEBサイトもちょっとした高級宿っぽいシュっとした作りで、一般的な保養所とはすこしイメージが違います。
アクセスは上信越道東部湯の丸ICから15分。近隣のスキー場へは湯ノ丸スキー場から28.8km30分、菅平スキー場25.5km30分、ASAMA2000スキー場30km45分、八千穂高原スキー場60km60分。スキー場に近い！というわけではないですが、インターからそこそこ近かったり、道を下ったところにセブンイレブンがあったりといい立地です。
宿泊料金ちょっと複雑なのですが、部屋単位の料金設定です。素泊まりの感覚でいえば一人当たり￥6,000～￥8,000ぐらいが相場。そこから大田区民or通勤通学者は15%前後オフのイメージ。夕食は￥2.600～￥3,800で、朝食は￥700。メシについては後述しますが絶対つけたほうがいいです。
コスパかなりよし！予約できればスーパーアタリ宿です。
ここのお宿は大きなな斜面にそびえ立つ大きな三日月型の形をしています。かなりシュッとした建築で、中もかなり考えられた作りをしています。
宿の広さの割に客室数は少なめ。なおかつ、三日月型の両端に客室が配置され、さらには浴場も２つ両端にあるために、お客の動きが散るとという造りになっています。滞在するとわかるのですが、あまり他のお客さんと会うことがなく、かなり快適な滞在ができます。
客室もかなり広く設計されているので、宿泊価格と比べるとかなりゆったりとした気分の良い滞在ができます。泊まった自分の感想は「建築ってちゃんと作るとこんなにいいもんなのか」という感じです。
大きな中庭があったり、体育館なんかもあって、くつろげる素晴らしいお宿であります。温泉も加温ですが素敵な泉質。浴場も広々してて気持ちかったですよー！ちなみに日帰りもやっていて入浴料は￥600です。
そして、ご飯。朝夕食共にかなり美味しく、お値段以上のクオリティです。建物中央のレストラン部分での食事となるのですがとにかくうまい！人がちゃんと作った味がします。しかも生の地ビールがグラス￥４００という、お値段。食事の量も大満足です。
保養所らしくレストランは学食っぽい雰囲気ではあるのですが、隣接の体育館まで天井が抜けていて開放感があったりと、建築ってガチるとほんとすげえなと思いましたね。
空室を見つけたら予約して損はないですって！マジで。
自分は何年か前に美容院でふと手に取った雑誌の「行ってみたい温泉宿特集」みたいなのでこのお宿を知り、何年か前からずっとマークしていたのですが、やはり人気宿らしくなかなか予約が取れなかったのですが、この新型コロナウィルスの感染拡大の影響もありようやく予約を取ることができて、お邪魔することができたのですが、ここは行ってよかったですねー。
駐車場も広々、建物も広々、部屋も広々。素敵な滞在ができました。ほかのお客さんの雰囲気を見ると、やはり常連さんが多くみなさん連泊しているご様子でした。個人的には東信エリアっていうのは日帰りでくる場所扱いなんですが、ここ泊まれるならばスノーボード旅行に使いたいなーなんて思いました。
料金設定的には一人旅だと持て余しちゃう感じなので、ハマるのは仲間と一緒だったり、ファミリーでだったりという感じでしょうか。あとは保養所らしくバリアフリーバッチリなので、親御さんとの慰安旅行にもかなり使えると思います。ファミリー数組でいくなんてのにも使えると思います。
というわけけで、長野県の東御市にあるお宿のお話でした。ここは本当にアタリ宿なので、こころからおすすめできます。自分もシーズン中、もう一度予約して湯の丸山スキー場でスノーボードなんかに使いたいと思っております。。
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