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小学館「入門講座 2万5000分の1地図の読み方」を読んでみた。

どうもどうも田中です。ついに長袖を着る時期になってまいりました。

初滑りシーズンまであと2カ月と言ったところですね。シーズン券や早割リフト券のお話もチラホラ聞こえる時期になってきましたね!田中は、いろいろなスキー場にトリップしたい派なのでシーズン券には興味ないのですが、そろそろ早割リフト券の購入について考えるようになってきました。今年はどのエリアを滑ろうかと考えるとワクワクします。そんな雪バカ日誌の今回のエントリは今回は、読書感想文第3段。「入門講座 2万5000分の1地図の読み方」を読んだというお話です。

今回はスノーボードというより、登山の要素が強いお話でございます。興味のない方には申し訳ない話題でございます。この本を手に取ったきっかけはやっぱりバックカントリーって登山要素が強いということです。雪山で迷子になったら最悪だということで、登山地図が読めるようになるべく買って読んでみたわけです。

地図の読み方

地形図ってなんじゃい?

地図といっても今回は登山用の地図のお話です。登山で使う地図は地形図といいます。一般的な春~秋に行う登山の大半では登山道つかって歩けますが、雪山はそんな登山道を雪がかくしてしまうために地形図を使って現在地を把握してゆきます。もしくはGPSですね。地形図というのは地形の隆起を上空正面から見た図でございまして、標高や隆起を標高線で表した図でございます。山歩きをする方の世界ではこの25,000分の1という縮図をを持って入山することが多いようです。

余談ですが、なんで25,000分の1縮尺の地形図が山登りにイイのかは登山素人の田中はわかりません。ただ、どの情報源でも25,000分の1といっているから、これが基本なんでしょう。wikiを見てみると「整備開始当初から現在に至るまで国の基本図である。」との記述がありますので、基本なんですね。今のところそう納得するしかありません。
理由はともかく、山登りの基本の地図になるのが1/25000の地形図です。

アウトドア派にはおなじみの小学館ビーパルからの出版でございます。

出版社: 小学館 (1998/10)
著者 平塚 晶人
ISBN-10: 4093661111
ISBN-13: 978-4093661119
発売日: 1998/10

著者の方は東北大学ワンゲル部出身でお山が大好きな方のよう。この本は地形図が多く記載されいます。そんな地形図でも東北の山が多いのはそんな背景もあるのかもしれませんね。本著は頭からお尻までこれでもかというぐらい山の地形について語りつくされています。山の地形、コンパス。それ以外の話題は一切ない。体育会系の本でございます。余談、雑談一切なし。武骨です。

本の前半はとにかく地形図の読み方の特訓です。しかも、文章の構成がスパルタ式で、序盤はとにかく地形図を読む特訓です。その中で山の地形の成り立ちや地形図を読むポイントなどが記述されています。尾根や沢、小ピークや稜線、コルなどの目印になりそうな地形の成り立ちから、その地点をどうやって見つけていくのかが語りつくされています。

後半は、実際に山で道迷いをしないようなコツだったり実践する際の地形図の運用方法やコンパスの正しい使い方などがアドバイスされています。興味のある方はとても面白いと思えるけど、そうでない方には本当にかすりもしないと思います。田中は、読んでいるときは大学受験の予備校時代を思い出しました。こういうスパルタ講師いたよなーといった感じでした。

タイトルの通り、お山の地形図を読むための知識を得る本です。

田中としてはですね、やっぱりバックカントリースノーボードがしたいわけですよ。でも、そこで一番怖いのが遭難。生死にかかわるのは当然のことですが、遭難して生還できてもニュースに出るようなことがあれば、それでもサラリーマンとしては死を意味するわけです。遭難しないために、まずは何をしたらよいのかと考えた結果がまずは地図を読めるようになること。

とりあえず、迷子になる確率をできるだけ下げることが必要だと考えておりました。そんな理由で本著に手に取ったわけです。ツアーでガイドさんの後をついて行くとしても、ただガイドさんについて歩くよりも歩いている場所や滑る斜面がわかった方がより楽しいかなというのもありました。本著の特徴は単純な読み物ではなくて、別冊付録の地形図を使って読み進めていくワークブック形式で実際に本を読む一方で地形図を見て理解できるようになるためのワークブック的な書籍であることです。

お山で迷わないために地形図がきちんと読める用になりましょう。という趣旨のもとで付録の地形図をつかったワークをしながら知識を深めていくようなスタイルの本です。いうなれば、受験生おなじみの参考書「河井塾・予備校講義の実況中継」のような感じですね。

お山の地形図を読めるようになるためのワークブック的な存在です。

ただ文字を追っかけるだけではなく、付録の地形図を見ながら実習をしていくのでので、読むのには集中力が要ります。あと後半は登山用のコンパスと分度器が必要になる場面もありますので、本気でこの本と取り組みたい人はコンパスだけでも用意することがおすすめです。

集中力がいるけど、これ読むとお山に親しみがわくようになります!バンクカントリーに役に立つかなと思って買ってみたのですが、これが意外と読み物として面白いですね。沢・稜線・尾根などの山の地形についての知識が身につくので非常にためになりました。普段、ゲレンデで滑ってる時にはあまり意識はしないですが、意外と地形図って面白くてとても勉強になります。この本を読んで、沢とか谷ができた生い立ちや、山の成り立ちなどをしっかり把握しておくと、非常に地形図が読みやすくなります。

まぁそんなお山の地形に関することがが自然と理解できるようになるので、一般教養としての読み物となると思います。この本を読んでみてからいろいろなスキー場の地形図を眺めてみたのですが、田中が大好きな場所である野沢温泉の柄沢ゲレンデはまさしく大きな沢地形でした。そんなことが理解できるようになる本でございました。難点とすれば、読むのに集中力がいるので読むのに疲れることでしょうか。ワークブック的に目を動かしながら読み進めていくので、20ページほど読むだけでもとズッシリきます。そんな感じで少しずつ読み進めていくので購入から読了までは結構な時間がかかりました。

ぶっちゃけ、BCに興味のないスノーボーダーには読むメリットのない本です。

ここまでは本の紹介でしたが、雪バカ日誌はスノーボードのブログですのでスノーボーダー目線に戻します。 正直言って、登山にもBCにも興味がないよってスノーボーダーの方にはこの本を読むメリットはないかなぁと思います。スノーボードの滑走に関してに関して言えば、地形図が読めたからなんだって話になりますからね。あくまで、この本の用途は登山がメインです。

特に登山コースだけではない処を歩く可能性がある人にむけて、道迷いをできるだけしないような地形図の使い方を説いてくれるのが本著でございます。ですので、整地されてコースが整備されたスキー場で滑るのでは全く意味のない知識でございます。バックカントリーや登山に興味がないスノーボーダーが読んでもなるほど、○○沢ってついているコースは確かに沢ですなというのが理解できるようになるぐらいでしょう。そういう方には面白くない本であると思います。もし、そのような方がこのエントリをここまで読んでくださっているとしたら本当にごめんなさい。

登山ってスノーボードとの相性がとてもいいんじゃないか説について。

お恥ずかしいながら、あまり登山を語れるほどの登山の回数をこなしたことのない田中です。ただ、一般のスノーボーダーの夏の趣味として、登山って非常に相性がいいのかなと思っています。山に行って降りてくるという行動は似ているし、スノーボーダーは一般の人と比べると山での悪天候の厳しさはある程度経験しているわけですからね。
そういった要因もあり、登山というのはスノーボーダーがやる夏のアクティビティとしてはとても良いのかもしれません。

スノーボードの雑誌ではオフの過ごし方としてスケートボードが取り扱われています。田中のような一般のスノーボーダーにとっては登山の方が親しみがわくのかなと思います。その理由は、スノーボーダーがみんながみんなヨコノリを好きなわけではいと田中は思うからです。スキーをやっていてスノーボードを始めた人や、シーズンのアクティビティとしてスノーボードをしている人にとっては、スノーボードをヨコノリと言う切り口よりは、アウトドアや山遊びの一部ととらえる方が自然なのかなと思います。そういった人たちにとっては登山の方がシックリ来るのではないかと思っています。

田中のようないい年こいたサラリーマンが深夜に駅前の広場でスケボーをして警察官に怒られるのも、恥ずかしい話ですしね(笑)また、普段滑りに行くスキー場の近辺の山に登山ができれば、付近のスポット開拓もできるのでスノーボードトリップに還元できる部分が出てきます。田中の場合は、もともとスノーボードが好きでその延長でバックカントリーを体験してみたところ、バックカントリーは冬山登山の要素が強いといういう事を知り興味を持ったのが登山でした。

今年は 実際にBCの本を読んでみて自分でも行けそうなところがあるとわかり、下見がてら登山をやってみたわけです。そして、登山をやってみた感想ですが意外と面白くて単独の趣味としてもアリだなと思いました。さてさて、今回はちょこっと雪バカ日誌的には話題がそれた展開になってしまいましたね。本当に申し訳ございませんでした。
シーズンインまではもう少し時間がございます。皆様も充実したオフが過ごせること祈っております。田中でございました。

更新履歴:

2016/6/21 文章を少し修正しました。
2016/11/22 文章と改行を修正しました。

No,133

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