メシと風呂がすごい!大塩裏磐梯温泉 米澤屋に泊まったよ!

スノーボードのお宿

どうも、雪バカ田中です20-21シーズンの2月上旬。福島県の磐梯山エリアにスノボ旅に行ってきました。

このシーズンは新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、なかなか仲間との泊り旅ってのはできなかったのですが、この日は気心知れた昔から一緒に旅をしている友達^_^との二人旅でした。振り返ってみればシーズン通してもこの回だけでしたね。

そんな旅で使った福島県の裏磐梯にある温泉旅館の話をブログにします。アルツ磐梯や猪苗代のスキー場からすると山の裏に位置する裏磐梯エリア。磐梯山の裏側にあるから裏磐梯です。

お宿の名前は米澤屋。日本秘湯を守る会の温泉宿です。昔ながらのレトロな温泉旅館ですが、メシと風呂が超よかったですよ!

大塩裏磐梯温泉 米澤屋について

この米澤屋は米沢と会津をまたぐ旧米沢街道にありこの一帯は宿場町であったそうです。その名残がのこる何とも言えない雰囲気。よくあるスキーリゾート近辺の「バブルのころは儲かってたんだろうなー」という感じではなく、もっと前からある感じ。

この辺りは多くの塩分を含む温泉が出ていて、山地にもかかわらず塩がとれるという珍しい地域です。会津の山塩はこの辺の名産品でもあります。

旅館の住所は福島県耶麻郡北塩原村大字大塩字大塩4447「塩」と「大」が多い!年賀状書くときに書き損じが起こりやすいタイプです。

宿泊相場は1泊2食で¥11,000~¥15,000といったところ。宿泊先についての相場観というのは人それぞれなんですが、ここはメシのクオリティが朝晩食で田中相場では¥7,000以上はするクオリティなので泊まって満足でした。

日本秘湯を守る会の会員宿です。

米澤屋旅館へのアクセスは磐越道の猪苗代磐梯高原から40分。まぁこのあたりって、距離感が難しいですよね。

主なスキー場との距離感は 裏磐梯猫スキー猫魔スキー場17.5km25分、アルツ磐梯30km45分、グランデコリゾート27.6km40分、猪苗代スキー場 34.6km50分。メインどころからは遠いですが、同じ裏磐梯の猫魔とは近いと言えます。

このエリアのスキー場を効率的に滑るにはちょっと遠いですけれど、まったりやる旅にはそこまで不便ではない感じました。

ちょっと話がそれますが、あまりこの辺りは滑りに行かないんだよねという人向けにこのエリアのお話をします。

福島県の南部には多くのスキー場があります。主な使用ICはここの旅館の最寄りでもある猪苗代磐梯高原IC。このあたりのことは福島エリアとか磐梯エリアとか会津エリアなんて呼びます。

エリアの中心は磐梯山というお山が中心になっていて、このお山の南側(東京向き)にあるスキー場がアルツや猪苗代のスキー場。この山の裏側(北側)は裏磐梯と言って有名どころでは猫魔があります。あとは山は違うんですがグランデコや箕輪というスキー場も磐梯山の裏側っちゃ裏側。

大別していくと、磐梯山の南側はICからアクセスも良く市街地である猪苗代があるのでレジャー向きという雰囲気みんなでワイワイやる旅先にはいいところです。逆に、裏磐梯のエリアはICから山を回り込んでアクセスする必要があるのでアクセスはよくないのですが、北側斜面のスキー場も多く雪質がよく滑っていて味があるスキー場が多いです。

「食べて良し入浴してなお良し」

で、宿に話を戻しますと、1泊2食付きで2月土曜日で約¥12,000で宿泊しました。

温泉はこじんまりしていますが、浴場はしっかりメンテナンスされた形。カルシウムーナトリウム-塩化物塩泉。原則 源泉かけ流しですが、寒冷期は加温アリとのことです。ゆったりと長湯するのに、きもちのいい温度。また、長湯すると塩分が強いからのどが渇くんです。つまり、湯上りのビールが半端じゃなくうまくなるということです!

正直、宿の外観や部屋の感じからすると、え、こんなに年季が入った宿でこの値段!?と、思いましたが、コンテンツ力が高いの!お値段以上。あと、宿の名誉のために言っておきますが、設備には年季が入っていますが、掃除はかなり行き届いています。お風呂場はもちろん、部屋や共同設備もイヤな感じは全くしません。

ただ、全体的にモテ系の雰囲気ではないので、若いカップルや、団体旅行、子供連れには向いていません。ご夫婦や、おっさん同士の旅みたいなのにすごくハマります。料理の感じからすると、酒のアテになるものも多く出るので、お酒好きな人もオススメです。

旅好きな人には満足度の高い宿です!

あと、メシ!上の写真は夕食なんですが、ウマい&品目多い&たっぷり!正直幸せです。ちなみに、この後に〆として、会津塩ラーメンというのが出てきました。いや、これがまたうまかった。

この日はスキー場から帰ってきてビール3缶。風呂上がりに1缶。夕食時に瓶2本。その後また風呂に入ってからビール1缶。最後に寝る前に寝るのがもったいなく感じてきてさらに1缶。(ちなみに、500ml缶ね)とんでもない量のビールを飲んでしまいました。宿の空き缶の量を見て宿の人引いただろうなー…。

まぁそんだけ酒が飲みたくなるいい旅館と温泉とご飯だったということです。ここはアタリ宿だと思います。

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雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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コメント

    • ダメ人間 改め オジサン
    • 2021.07.01

    食事の写真を見る感じで、コスパが良さそうな所で良い感じです。
    (このエリアだけではなく)雪山にて宿泊は基本で素泊まりを選択する自分と雪山仲間ですが、たまには田中さんがblogにて掲載していた各種宿泊施設は良さそうな雰囲気なので、泊ってみようかなー?

    • >ダメ人間 改め オジサン様
      コメントありがとうございます。自分は仕事や旅行で大体年間40〜50泊ぐらい外泊しています。その中でもよかったお宿だけをブログにしています。

雪バカ田中

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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