どもー雪バカ田中です。夏が近づいてきましたね!皆様いかがお過ごしでしょうか。
田中はキャンプや登山とアウトドアを楽しんでいます。いつから自分はこんなにアウトドアな人間になったんだと思いますが、アウトドアギアそのものが好きなんですよね。キャンプに行くときは2万円ぐらい必ずなんか買っちゃうし。
さてさて、今回の雪バカ日誌は登山のお話です。車山高原スキー場のある霧ヶ峰高原の山歩きをしてきました。6月の1週目の週末。自分の住む東京一帯は金曜日の夕方~深夜にかけてデカい台風が来た週末でした。
霧ヶ峰について
「え、霧ヶ峰とか車山とか何なの?」と思う方もいらっしゃいます。ちょっと固有名詞に慣れるのが大変なんですよね。霧ヶ峰とはこのあたりの台地一帯をさす名称で、その中の最高標高地点(1925m)が車山です。
長野県の茅野市・諏訪市・下諏訪町にまたがるお山で、長野県の南部エリアである南信地方に位置します。前述しましたが、車山高原スキー場がかかっていて、その裏手には眺めが素晴らしい高原エリアが広がっています。この高原エリアにはいろいろなルートが設定されていて、所要時間も1時間~6時間と緩急様々。一般的に霧ヶ峰を歩いたり登山するっていう場合は、だいたいがこの高原エリアのルートを歩くことになります。
アクセスは中央道諏訪IC、諏訪南ICから約40分。日本100名山に入っています。霧ヶ峰と言えば、三菱電機のエアコンのブランド名になっていますよね。
「そんな山の名前を家電のブランドにするなんて、ネーミングセンスいかれてるだろ」なんて思いますが、実際来てみるとここにはとても素晴らしい風が吹いていることがわかります、ネーミングした人マジで素敵すぎます。
台風一過を狙う!きっりがみねー!
山登りに行きたい週末。けれどもデカい台風がやってきて、天気は不安定。直前の天気予報では土曜日のお昼ごろから晴れになる予定。とはいえ、かなりデカい台風のあとなので土砂崩れも怖い。急峻な沢地形や、岩場を多く登るルートがある山はちょっと避けたい。そんな状況でした。
天気予報的にいい感じで、そういったリスクも少なそうな、たおやかなお山がないものかと考えたときに、過去に上った霧ヶ峰の景色が頭に浮かびました。そんな理由で霧ヶ峰に来ましたが、めちゃくちゃアタリでした。まぁ山なんて天気が良くてトラブルがなければだいたいアタリなんだけれど。
雨の中、中央道を走り霧ヶ峰に移動してきて雨が上がった朝に登山のスタート。天気予報を見て、正午以降から雲が抜けてくる感じかなという予想を立てて、その時間ぐらいに気持ちの良いところを歩けるようルートを計画しました。
序盤は霧ヶ峰下部の湿原の木道歩き。前日の台風の影響か、付近には旅行者もいなく貸し切り状態でした。そんな環境での木道歩きは気持ちよかたっすー。で、そのあとは7時間弱の山歩き。
霧ヶ峰。ルートを変えて登ったら、かなりのアリ山でした!
先ほど、書いたように霧ヶ峰はいろいろなトレッキングコースが設定されています。
今回は、山の中腹部にある車山肩というところからスタートしました。しかも、今回は一般的なのとは逆回りルート。序盤は湿原歩き、そこからちょっとだけ山を登って標高をあげたら、あとはひたすらマイルドな尾根歩きという行程。開始直後はじめじめでも、台風一過の青空で尾根歩きをしようという算段でした。
で、狙い通りに山歩きの終盤ごろに狙っていた台風一過と遭遇!スッコーンとはれて、めちゃくちゃ気持ちよかったです。最後は富士山も見えましたよー!
下の写真の中央上部にちっちゃくうっすらと映っていますが、肉眼ではもっときれいに見えましたよー!
道中は道をそれて、近隣のスキー場であるブランシュのスキー場トップをみたり、エコーバレーを右上から眺めたりと、スノーボーダーとしてはなかなか飽きない景色で、素晴らしい山歩きでした。
車山高原からリフトで上がってトレッキング開始というメジャールートをとると、周辺で最大標高の車山からスタートするので、ハイライトが行程の頭にくる感じであまり面白くもないのです。が、今回のように車山肩から入って湿原経由してから登ると、登山のいいところを効率よく味わえて最後に周辺の最高地点の車山山頂に来るので登山として面白みがあるように思えます。
今回は、霧ヶ峰周辺の固有名詞をほとんど書かないでお伝えしていますので、もし行こかなと思った方は霧ヶ峰の地図や観光マップでも見てみて車山肩から入って湿原の方から車山にぐるっと回るルートというのを探してみてください。
あとは、中央道八王子ICから2時間半ということで、首都圏からもアクセスがいいので日帰り登山旅としてはかなり優秀な存在だと思います。ルート次第ではボリューム6時間前後の登山としても楽しめるかなり素敵な山です!
う~ん。今回もグッ登山。
というわけで、登山のお話でした。昔から、雪バカ日誌を読んでくれている人は知っているかと思うんですが、このお山は2017年の9月にも来ておりました。で、そのあとは冬にもきてプチBCをしました。あの時とは、スタート地点や登るルート変えての再訪問だったのですが、また新しい発見があって楽しかったです。
2016年に始めた登山も7シーズン目。とくに目的意識があって登山をやっているわけじゃないんですけれど、こうやって昔に来たお山に来てみると自分の成長も感じられて楽しいですね。
以上、2017年頃の雪バカ日誌の過去記事を読んでみたら「うわ、この頃の文体はDQNボーダー養成講座の影響受けすぎじゃん」なんて思った雪バカ田中がお送りいたしました。それではよいオフシーズンを!
NO,619
更新履歴:
2024/2/6 文章を修正しました。
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