アオハル!青森スプリング スキーリゾート行ってきました。

スノーボードのスキー場

どうもこんにちは、雪バカ田中です。今回の雪バカ日誌は青森出張編の第2話。青森へ一人旅に出た話の続きです。1日目の青森旅で寄ったスキー場「青森スプリングスキーリゾート」について書きたいと思います。

1泊2日で飛行機を使ったスノーボード一人旅。羽田から青森に飛んできて、その足で向かったのは青森スプリングスキーリゾートというスキー場でした。

青森スプリングスキーリゾートについて

看板が独特のフォントなのが象徴的。Xハムスターっぽい日本人が使わない微妙な間隔のフォント使い。ちなみに、このフォントのステッカー売ってたので買いました。

青森スプリングは東北の名峰 岩木山の北側にかかるスキー場です。スキー場へのアクセスは青森空港からは43km60分程度。青森市街から50km70分程度が目安です。体感としては雪道走ったり、アクセス路の国道が渋滞が影響するので実際はもうちょいかかるかなというところ。

wikiを見ると資本が変わっていて、その度に名所が鯵ヶ沢スキー場→ナクア白神→青森スプリングリゾートへと変わっているようです。道の看板にはそれらの名残があり旧名称の看板もちらほらありました。

何となく、滑ってて雰囲気が志賀高原焼額山や富良野に似てるなーなんて思っていたのですが、どうやら鯵ヶ沢スキー場時代は西武資本だったようです。公式WEB

リフト券代は大人1日¥6,200と結構強気。いっぽうで、東北に住んでる人に対しては割引があって¥5,500になっているほか、スキー場の地元に住んでいる人向けにはさらにごっつく値引いています。あと、JAF割引とかJSBA割引みたいなのは自分が探した限りはなかったので、正規価格の¥6,200でリフト券を購入しました。 (2024年3月現在)

地元向けの割引は西北五割と呼ぶそうで「鯵ヶ沢・深浦・鶴田・つがる・板柳・中泊・五所川原にお住まいの方」と書いてあります。麓町の弘前市や青森市は入ってないので適用される人はレアな感じ。

スキー場にはロックウッドホテル&スパというホテルが隣接しています。ここはがっつり外資ですといった感じの内装で、壁にはバートンのスター選手の板が飾ってありました。この板を眺めるだけでも楽しいですね。

スター選手はこんな感じでステッカー貼ってるんだとか、こんなに新しいのに誰かにあげちゃうんだとか妄想が膨らみます。

山の形がいい!そして不思議な空気のスキー場

青森スプリングは全体的に山の形がいいのか、スノーボード的には滑っていて楽しいロングコースが多いですね。ただ、ゴンドラ駅手前はなだらかな斜面があるので、メンテナンスしていない感じのスノーボーダーは途中で止まっちゃって苦労しているようでした。

スキー場としては2エリア構成になっていて、ゴンドラ回しのコースマップ左エリアと、高速クワッドの通るコースマップ右エリア。この左右の2エリア構成って、当時の何かの流行りだったのかな。

けっこう外国人が多かったですね。スキー場もそれを意識しているのか、非圧雪コースやツリーランエリアを開放しています。1組ガチ系の欧米人グループが目立ってました。USAって書かれたウェアでVerts持ってる人たちがウロチョロしてました。

スキー場右エリアの下部にはハーフパイプがあって選手が練習していました。すごくきれいなハーフパイプ。また、すごくうまい人たちばっかりが滑っていて、まさかの冬の青森で夏の山梨を感じるというね。あと、そのハーフパイプ近くにトイレがあるのですがそこの芳香剤の匂いが今は亡きスノーヴァ溝ノ口の匂いと同じなの!すげー懐かしかった。

もちろん自分はそんなガチなパイプには入らず記念撮影だけを済ませました。

いやー、微妙かなと思ったところからの大逆転!

お邪魔した日はパウダーデイでした。上信越のスキー場と比べると人は少なくて快適なんですが、他のプロパー価格¥6,000円台をとるスキー場と比べるとはちょっと物足りないかなーと言った感じではありました。

その理由は正直言って圧雪がショボいということ。コース上でピステンがかかってるところが少なすぎるのです。どうしてもガタガタの面を滑るシーンが多くて、ターンが楽しくない。客数の割にコースが荒れすぎているので、恐らくなんですがコース整備はあまり入ってないんだと思います。

「山としては楽しいんだけれど、値段の割にはちょっと物足りないかなー。」というのが第一印象。そんな感じでテンション低めで滑っていたのですが、ふと目線を上げるとコースマップ右側のエリアでほとんど人が入っていないスポットを発見!

そこが、絶妙に斜度とピッチがいいツリーランエリアでして、滑走距離もなかなかの長さ。メチャクチャ気持ちよかったです。

そんな感じで、他にもまだ人があんまり入っていない場所があるんじゃないかと残りモノを探す目線で滑ってみると結構いろんなところに、トレースがついていない面白スポットが点在してました。おかげで、一日中パウダースノーを滑ることができました。

これはたまたまなのかわかりませんが、自分の直感としてこのスキー場はあまりローカルな人がいないスキー場で、長期滞在する外国人もいないのかなという印象です。

なのでここでパウダー滑る人は主には外国人で、ゴンドラ下・リフト下に無理やり入るか、人のトラックを見つけてそれ追いかけてツリーに入っちゃうという人ばかり。なので、マップには明記されているけどトレースがついていない場所はそのまま手つかずの状態で午後を迎えてるっぽいです。

青森スプリングはガッツリパウダーデーの休日にもかかわらず、贅沢な残り物がたくさんあるスキー場でした!第一印象は微妙だったけれど、目線を変えてみるといい感じ。素敵な残り物がたくさんあるスキー場でした。板並べと何便目とか、そういうのとは無縁なこういう世界が好きです。

青森空港から移動してきて、11:00滑り出しだったのですが15:45にラスイチでリフトを乗るまで、昼に休憩を20分とった以外はずっと一人でワチャワチャやっていました。楽しかったなー!

以上、「こういうところを滑るためにオレはゴーグルを新調したんだ!」なんてドヤっている雪バカ田中がお送りいたしました。

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NO,639

 

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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コメント

    • kyami
    • 2024.03.18

    記事アップありがとうございます。
    元西武資本のスキー場、関西にもありますが何となくリフトとかゴンドラ乗り場の建物が「それっぽい」雰囲気がありますよね。
    青森スプリング スキーリゾート、青森空港から近くてパウダーもよさそうですね。
    来期はレンタカー借りるのとホテルに泊まるのどっちが安くなるか比較して、行きたいと思います

    • >kyami様
      コメントありがとうございます。そうですね、なんとなく同じ感じです。当時はこういうフォーマットが流行ったんだろうなぁなんて感じて楽しいですね。そして、伝統的なのかラーメンがまずいです。

    • 荒木佑介
    • 2024.04.01

    久しぶりにコメントします!
    今年正月に夢の酸ヶ湯に行ってみようと青森にドライブしました。小雪シーズンでも我が家の2駆ファミリーカーでは少々ビビりましたが…。
    酸ヶ湯の温泉前の寒さに、着いたら写真撮ってさっさと下山、八甲田スキー場の横を通って中国人だらけの青森のホテルに泊まりました。いい思い出になりました。スプリングリゾートも楽しそうですね…

    話しかわって、八幡平リゾートの下倉スキー場、雪バカさんにグッとくるんじゃないかと思っています。
    ローカルで混まないリフト、距離あってピッチもいい感じのツリーラン、設置されてるパークアイテムのちょうど良さ、45連のウェーブ、とサイコーでした。
    岩手に来られる際はぜひ!!

    • >荒木佑介様
      久しぶりのコメントありがとうございます。青森は中国人だらけですよねー。
      岩手、八幡平とか雫石はまさしく自分のあこがれのエリアですね。盛岡からさらにレンタカーというのが、なかなかネックで難しいとはいいつつも、いつかは行きたい場所です。また情報あったら教えてください!

雪バカ田中

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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