どうも、雪バカ田中でございます!さて、今回はかなり前に発売された東野圭吾さんのエッセイ集を読んでみたよと言うお話です。2004年に発売され2007年に文庫化されたものなんですがスノーボードの話題満載で、スノーボーダーが読むには面白かったですよ!よろしかったら読んでみたくださいねー。
雑誌「スノーボーダー」の付録についてる東野圭吾さんの短編小説にハマる田中。
2015年の秋ごろに雑誌スノーボーダーのカタログ号を買ったら、付録で東野圭吾さんの短編小説「ゴンドラ」がついておりました。これが付録と思えない程クオリティが高く、すごく面白かったのです。そして今月のスノーボーダーには続編と思われる「リフト」という短編小説がついていました。
この「リフト」も面白いのです!両タイトルとも、スノーボードが好きな20代後半の男性が主人公のお話です。スキー場に行ったら遭遇するであろう場面のリアルな景色、そしてちょっとチープな人間ドラマが描かれております。田中はすごくハマってしまいました。そういえば、2014-15シーズンにTVドラマになった「白銀ジャック」も東野圭吾さんだったなーなんて思いだしました。
(2019年4月26日追記 この後この雑誌「スノーボーダー」の付録であった「リフト」「ゴンドラ」は他の話しと一緒に編集され「恋のゴンドラ」として単行本化されています )
え、東野圭吾さんスノーボーダーだったの?
そんな東野圭吾さんと言えば、超有名作家さんですね。あまり、本などを読まない無学の田中でも知っているお方。田中の中では「ガリレオ」や「白夜行」など数々の映画・ドラマ化されている作品の原作者さんってイメージです。(本当は逆で、大人気の作品を映画化したんですけど。)最近では「天空の蜂」が映画化されております。
えー、このお方。どうやらスノーボーダーだったんですね。東野圭吾さんは「白銀ジャック」や「疾風ロンド」などスキー場を舞台にした物語を書いていらっしゃったのは知っていましたが、実は東野圭吾さん自身もガチのスノーボーダーらしいのだったのです。あー、どうりで「ゴンドラ」も「リフト」のちょっとした描写がツボをえているわけです。
ざらっとwikiってみると東野圭吾さんの作品ってどれも有名なでした!めっちゃすごい人だ、東野圭吾さん!wikを読んでみると、数々の有名作がこの東野圭吾原作さんでした!田中は「秘密」が好きでした!あと、映画の「G@ME」ね。あと、妙に印象深く残っている世にも奇妙な物語の「マニュアル警察」。これも東野圭吾さんだったんですね。
そんな東野圭吾さんのスノーボードエッセイ「ちゃれんじ?」を今さら買ってみたよ。
「ちゃれんじ?」 文庫版
出版社: 角川書店
ISBN-10: 4043718055
ISBN-13: 978-4043718054
発売日: 2007/06
※実業之社の新刊での発行年は2004年
2004年に実業之社から発行されて2007年に角川文庫化された、東野圭吾さんのエッセイ集です。「ちゃれんじ?」というタイトルでワールドカップ(2002日韓)を見に行った話など新しい趣味にチャレンジしたことをエッセイです。なんと内容の7割はスノーボードネタです。
最初は銀座の飲み屋でのきっかけで40を過ぎてスノーボードにハマった東野圭吾さんのスノーボード奮闘記と言うのがよいですかね。今は亡き、ザウスでの滑走の話も合ったりして、いろいろスノーボードにハマっていく話がかかれております。面白いのが、最後には山形県の夏スキースポットの月山まで行っちゃうんです。すごいです。高校生時代にザウスに行ってスノーボードを始めた田中にとってはちょっと涙がちょちょぎれる部分もありました。
書評やアマゾンのレビューなんかを見ると、スノーボードをしない東野圭吾さんファンが買っているようですね。いや、これは東野圭吾さんを読まないスノーボードファンが読む本だと思います。もし、東野圭吾さんを読むスノーボードファンがいたらそれはもう読んでいなきゃおかしい。
あと、「リフト券の転売問題」や「スノーボードvsゴルフ」などについて論じていらっしゃるのですが、この部分について、田中は良くぞ言ってくれた!という感想です。スカっとします。それから、東野圭吾さんの妄想をベースにしたと思われる短編ストーリーも載っています。その中でおっさんがユンケルを飲んでギラギラしちゃうシーンがあるのですが、妙にツボにはまりました。
実に面白い!スノーボーダーで読んでいない方は読んでみるのおすすめ!安いしね。
これ、2004年とだいぶ前に発刊されたエッセイ集なんですが、今読んでもすんごく面白いです。スノーボードが好きな方ならクスクス笑えるエピソード満載ですね。だいぶ前の本なので、お読みになっている方も多いとは思いますが、まだ読んでいない人にはオススメです。
これを見るとスノーボードの楽しさって色あせないんだなぁということがよくわかります。しかも、文庫なので気軽に買えるお値段ですし、アマゾンのマケプレなら送料込みで¥300以下の中古も手に入ります。田中は同じスノーボーダーに少しでも印税が入るようにと新品を買いました。
田中のようなおっさんスノーボーダーになると、出張などの移動中のちょっとした時間にスノーボードの雑誌を読むのってなんだか恥ずかしいんですよね。その点、この文庫ならば移動中に読んでも違和感なし!ありがたい!だって胸張って東野圭吾を読んでますって言えますからね。しかも、なんなら「私はあえてこの人の昔のエッセイ集選んでます」オーラも醸し出せますからね。実にありがたい。
ここで、少しセンチメンタルになるのが発売当時は東野圭吾さわは40代中盤だったということですね。東野圭吾さんも現代ではもう57歳。まだスノーボード続けてらっしゃるんですかね。 続けてて欲しいなぁ。いや、「ゴンドラ」「リフト」を書いているんだから、まだまだスノーボード現役なのかな。だとしたら、どんな楽しみ方をしているんでしょうかね。
というわけで、今回は昔の書籍のお話でした。でも、今読んでも面白かったのでよかったら読んでみてくださいね。読書の秋にいかがでしょうか。雪バカ田中でございました!
更新履歴:
2017/7/11 改行を修正し、関連エントリを挿入いたしました。
2019/4/26 文章を修正し、加筆いたしました。
No,141
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