フィックスポイント式のベースキャリアを自分でつけてみました!

移動・交通手段

ども!田中です。スノーボードシーズンもそこに来ている感じがしますね!

実は田中。2016年の夏の終わりに車を買いました。スバルのフォレスター(SJ-5)です。今回はそのフォレスターの上にスノーボードをのっけるためにのパーツとして、ルーフレール(ベースキャリア)を購入して実際に設置してみましたのでそんなお話です。

車にスノーボードを積むために、ルーフレールを設置するよー!今回フィックスポイント式。

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車の上に積載道具(キャリア)を乗っけるためにはまずレールをかけるのが一般的です。そのレールをルーフレール、ベースキャリア、クロスバーなんて呼びます。ルーフレールという呼び方がしっくりくるんですけれど、ルーフレールだとドアに平行についているレールのこともそう呼ぶので紛らわしく、今回はベースキャリアと呼ぶことにします。

このベースキャリアのつけ方も、いろいろあるのですが、今回は自分の車にはフィックスポイントという装備がついているのでこれを使いました。フィックスポイント式とはクルマの屋根部分にキャリア取付用のネジ穴が用意されていて、そのネジ穴を利用して取り付ける方式です。屋根の上に小さなふたがついていて、そこを活用してレールを設置します。

普通のベースキャリアですと、車体の屋根のわきからフックで挟んで固定するのですが、それがないために設置の見た目がややスマートになります。それから、ベースやキャリアをつけるときは位置決めという作業があります。ドアのフレームの端から15cm手前にフロント部分をつけて、逆端から10cmにリア部分をつけるなんて、寸法を測るめんどくさい作業があるのですが、フィックスポイント式はそれがないので設置は簡単。外車に多く採用されているフィックスポイントですが、海外仕様と共通化された車を中心に国産車でもフィックスポイント対応の車が増えています。

スバル純正ベースキャリア

ベースキャリアはスバルのディーラーから買いました。他のメーカーのベースキャリアより値段が安かったのと、純正らしく取り付けイメージが一番カッコいいなと思ったからです。自分の車に取り付けられるスーリーのフィックスポイント式は¥48,000だったのに対し、メーカー純正品の本体価格は¥28,000でした。ディーラーに取り付けてもらうと工賃¥3,000という事でしたが、自分でつけることにしました。ベースがメーカー品ではないので、上に乗っけるものとの互換性が心配ですが、価格と見た目の良さでこいつに決定です。

さて、実際に取り付けてみようじゃないか。

フィックスポイント

取り付けに関しては一般的な工具があればOK。必要だったのはマイナスドライバー。あとあれば台座とか脚立です。購入したスバルの純正のベースキャリアはきちんと日本語の説明書が入っていましたので、それに沿って作業しました。今回のベースキャリアでは保護シールを貼るという作業と、レールの溝を埋めるゴムの設置があるので、雑巾とメジャー、ハサミを使いました。作業自体は、落ち着いた環境があれば大人一人でもできなくはないです。車の屋根にぶつけてキズを入れてしまう危険性があるので不安な方は屋根に毛布などを敷いて作業をしたり、二人で作業をするといいと思います。

まずクルマの屋根のフィックスポイント用のふたを開けます。車側の屋根にありますので、マイナスドライバーなどを使って4か所のふたを空けます。フタはプラスチックでできていまして、万が一壊してしまうとエライことになってしまうので慎重に。今回はレールの設置個所の保護シールが同梱されていましたので保護シールの貼り付けはスマホの保護シール貼り付けとよく似ています。貼り付けたら気泡を抜きます。一連の作業の中でこのシールの貼り付けが一番の山場でしたね。

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準備ができたら実際に取り付けです。実際にベースキャリアを設置します。2本のキャリアベースのフロント・リアに注意して、車の屋根を傷つけないように慎重にベースキャリアを渡します。あとは、付属のネジを使って4箇所を固定して、カバーを被せてあげれば完成!1つづつの作業自体は簡単なので、落ち着いて作業できる環境と脚立さえあれば、女性でもできる作業ですね。フィックスポイント式のベースは、面倒な位置決めの作業なくねじ穴も間違えることがないシンプルなつくりなので、簡単ですね。注意点は屋根を傷つけないことと、ベースキャリアの前後をちゃんと確認すること。所要時間は開封から30分でした。

完成!お疲れ様でしたー!

あとはここにボックスを乗っけるなり、スノーボードキャリアと言われるクリップ式のスノーボドキャリアを載せるなりすれば、社内が広々と使えますね!ビスの取り付け具合が甘かったりすると大事故になるので、時々ベースキャリアを持って揺らしてみてしっかりと車体と固定されている事を確認しています。

フィックスポイント式のベースキャリアはちょっと個性的なので、そこにボックスなどをつけなくても車をちょっと個性的に見せることができます。限られた車種にしかない機能ですが、もしついてる車ならば、活用しない手はないですね!

2021年の後日談。トヨタ RAV4でもフィックスポイントのベースキャリアを付けました。

後日段ですが、フォレスターから車を買い替えまして、トヨタのRAV4(MXAA54)に乗り換えました。この車もフィックスポイント式ベースキャリアはUSトヨタ純正という海外製のレールをネットで買いまして、同じくフィックスポイントでつけてみました。やっぱり簡単です!このRAV4を買うときにハリアーと悩んだのですが、フィックスポイントがあるというのもRAV4を選んだ一つのポイントだったりします。

というわけで、またひとつ冬支度を整えた田中でございました!

関連エントリ:

更新履歴:
2017/8/3 文章を修正し、関連エントリを挿入いたしました。
2017/9/19 画像を変更しました。
2021/6/7 記事を更新し、後日談を書きました。

NO,228

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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コメント

  1. はじめまして。

    いつも楽しく拝見しております。

    SJ-5購入されたのですね。
    私もSJ-5です。おまけにベースキャリアも同じですね。
    私はディーラーで取り付けてもらいました。

    このベースキャリアはなかなか良くできてますよね。
    車高も押えられるし、THULEのTトラックも使えます。

    そろそろ雪支度始めようと思いっています。
    これからも楽しいブログ、楽しみにしています。

      • 田中
      • 2016.11.14

      ゆきぼう様
      コメントありがとうございます!まさかのSJ-5仲間!そして、純正ベースなんて!
      そして、ブログ拝見しました。素敵ですね!ゆきぼうさんはイノーのボックス良さそうですね!でも、フォレスターにボックスの組み合わせは車高がだいぶ高くなるので今でも悩んでおります。

      また、ブログ拝見させいただきます!ブログやっている方のコメントはなんだか嬉しさ倍増です

      • 田中さん

        私も、ドンピシャな組み合わせにびっくりして、かつ、勝手に親近感覚えておりますw。
        ルーフボックスは便利なのと、安心なので、私の場合は必須装備でした。
        車高は2.2m以下にしたかったので、この組み合わせになりました。
        また、コストパフォマンス、サイズともに今のところ満足しています。

        でも、スーパーでショッピングセンターの駐車場は2.1m規制が多くて、入れないこともままあります。
        なので、山に行かないときは面倒だけど下ろしています。(家人も使うもので)
        装着は簡単なのですが、ボックスの重さが堪えてきて、最近は一人で積み下ろしがしんどくなってきましたね。

        ブログも見ていただいたようで恐縮です。
        更新頻度が落ちていますが、記録という意味でもマイペースで続けていこうと思っています。

        これもご縁なので、SJ-5で雪山オフでもできたらいいですね。
        昨シーズンは湯の丸をホームゲレンデにしていました。
        今シーズンは、ヤマボクに一度は行ってみたいと思っています。

          • yukibakatanaka
          • 2016.11.14

          実は、私も同じ悩みです!ボックスつけるとショッピングセンターにいれづらくなるんですよねー!

          ブログ拝見しました!冬の入笠山のお話とか参考にさせていただきました。

          ゆきぼうさんの色でイノーのボックスをつけているフォレスターを見つけたらジロジロ見てしまいそうです

雪バカ田中

雪バカ田中

何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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