どうも雪バカ田中です。夏休みもあと2日で終わりです。皆さんは遊びに行きました?田中は、特に大きな旅行にも行かず、いつもの週末のように過ごしましたが、それはそれで楽しかったです。さて、今回の雪バカ日誌は登山のお話です。
オフのスキー場遊びということで、群馬県のオグナホタカスキー場から武尊山へ山のぼりに行ってきましたよ!
オグナホタカスキー場から100名山、武尊山へ!
群馬県のオグナホタカスキー場のかかる前武尊というお山はバックカントリー(BC)の名スポットということで人気があります。田中も2回ほどBCツアーでお邪魔したことがあります。その後の2017年の6月のオフには、ガイドさんに連れてきてもらった前武尊に上ってみようということで前武尊へ夏の登山をしました。
そして、その時に前武尊の奥に進めば武尊山(ほたかさん)という100名山があると知りまして、今回は奥の武尊山を目指す登山を行うことにしました!武尊山は川場スキー場や水上宝台樹からも入山することができますが、2017年の自分より成長を感じるために、同じくオグナからの入山としましたです。ちなみに標高は2,158m。
今回の登山は前武尊~剣が峰~家の串~中の岳~武尊山と、5つのお山を縦走する山行です。縦走(じゅうそう)とは、一度山頂に言ったらそのまま山脈をたどって別の山頂へとホッピングすること。なんかかっこいいっすよね。響きが。上の写真の奥にある高い山が武尊山。そこまで山頂をつなぐように稜線を進んでゆきます。
ちなみに2017年の時は途中の家の串まで来て、水切れ・エネルギー切れで引き返しております。
オグナホタカスキー場から4時間チョイで武尊山へ!
まずはオグナホタカスキー場を出発。オグナホタカスキー場のコースを歩きます。駐車場から一番上の第6リフト降り場の近くまで歩くですが、リフトの偉大さを知りましたねー。冬ならばリフトを乗り継いで30分もあれ到着するのに、歩くと約2時間。そしてスキー場最上部からさらに登り最初の山頂の前武尊へは30分。
そして前武尊では前武尊バックカントリーでおなじみのヤマトタケル像とも再会。たぶんこのお方は雪バカ日誌の最多登場人物になると思います。冬の時は、膝~腰ぐらいまで雪で隠れてるんですけれど、夏はこんなに背が高い。
前武尊までくればあとは稜線歩き。道中は3mぐらいの鎖場があったり、ほっそい幅の岩場があったり、水場があったりと登山らしい登山が90分ほど続きゴールの武尊山へ到着でした。
なんと、武尊山の山頂付近にもヤマトタケル像がありました!突き抜ける青空とがった岩、そしてヤマトタケル像。これがメチャクチャカッコよかったです。ラスボス感というか、ラスボス前のセーブポイント感というか、終盤に突如味方になる強キャラ感というか。とにかく神々しい。いや、神様の像だから当たり前か。岩場のいいところに立っているからめちゃくちゃかっこいい写真が撮れました。なんならこの写真(下)を残暑見舞いの絵ハガキにしたいぐらい。
そしてこの銅像を過ぎれば頂上に到着!道中はそんなに多くの人とすれ違わなかったんだけれど、山頂にはそれなりの人がいましたね。みなさん川場のほうから登ってきているようでした。山頂からは川場スキー場がガッツリ見えました。
そして、武尊山の頂上では毎度おなじみのカップヌードルをメイク。やっぱり超うまいよね!最近、日清がチキンラーメンのCMで「最高にうまい食べ方は、外だ!」って言ってますが、そうなんだよ。外なんだよ。やっと気づいたな!たぶん日清は雪バカ日誌の読者だと思います。そんなくだらないことは置いておいて、今度チキンラーメン試してみようかなー。
真夏のお山で8時間行動。さすがに心がモゲました。
で、ここまでサラーリと山頂まで「4時間ちょっとでしたー」とか書いていますが、正直しんどかったんですよ!!真夏の登山。行程は時間8時間15分でした。朝7:45に登山開始で帰着は16:00。マジで心がもげました。どの段階で心がモゲていたかというと、実は開始2時間30分の前武尊のあたりから。そこからもうすでに心がモゲてました。
オグナのコース上は日陰がなくて照り返しがすごいわ、道中は終始虫がいっぱいいて休憩しても虫がブンブン寄ってきて気が休まらないわで、もう心ポッキリでした。つらくなってくると、無意味な言葉をずーと繰り返してしまうというのが田中の登山あるあるなんですが、今回は「伊丹十三」(縦走とじゅうぞうをかけてて超おもしろいつもり)と、ブツブツといいながら登っていました。
人がいなはずの登山道の脇でカサカサッって気配がして何度かマジで怖い思いもした(自分の中ではサルということにしている)し、ハチだかアブだかが顔に向かって飛んできてべチってなるしで、もう心身ともにポッキリいかれましたよ。今回、水は2リットル持っていき、途中にあった湧き水ポイントで400mlぐらい補充したのですが帰り道で全部なくなりました。
前回の登山、至仏山の記事では「7時間の壁」説という、自分みたいな初級者は7時間が限界だよなという勝手な説を作っていたわけですが、今回はそれをぶち抜いて自己最長の8時間10分。しかしながら、「見事7時間を超えて8時間できましたよ!やったぜ!」なんて喜ばしい感情はなく、「イロイロきちーわ!」ってのが今の本音です。
やっぱり7時間超えると水の量やもっていく荷物なんかも増えてくるわけで、そうするとバックパックとパッキングの技術も必要。なにより、早く出発しなければならないっすよね。リスクを考えれば東京を3時に出て7時に登山開始!(それで14時帰着)なんてやらなきゃいけないわけで。単純に山を登る体力だけじゃなくて、周辺の準備なんかも必要になってきますよねー。
この壁は自分みたいに夏に年に数回レジャーで登山行くわーっていう人と、それなりに装備も持っていて月に1度は山いくよって人の差なんですかね。ボードに例えるとなんだろ。始めたばっかの人と、全部一式持ってていろいろ滑れるよって人の違って感じかな。
というわけで、今年の登山も3回目。そしてまたまたグンマの旅でした。登山のあとはささの湯に行って汗ながして帰りました。そして、やっぱり今はグンマーが好き。
登山の話というよりは、登山に関する雑談が多くなっちゃいましたね。登山の話ってブログにするの難しいんですよね。どうしてもその日の時系列と装備の話になっちゃうので、どこ登ったとしてもワンパターンな展開になっちゃう。そうなるとスノーボーダーが読む登山の話としては、やや面白くないかなーなんて。まぁいっか。お金もらってるわけじゃないし。
以上、スノーボードブログの雪バカ日誌がお送りしました。
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更新履歴
2021/7/27 文章を修正しました。
NO,482
虫すごいですよね
自分は昔お盆に牧場テン泊後登りました
少し涼しくなってからのがいいのかも
>take様
コメントありがとうございます。虫すごいす。何カ所か虫に刺されてぷっくり腫れました。帰った後もつらかったです。
牧場ルートもよさそうですね!
登山お疲れさまです。
自分もこのお盆休みに電車で行けて汗の流せる高尾山行ってきました。
相模湖駅-小仏城山-高尾山-高尾山口駅のルートです。
次はもう少し伸ばして陣馬山-景信山-小仏城山-高尾山にしようかと。
筋力維持もありますが、少しでも体重落とせたらと思っているんですけど
登山後は焼肉行きたくなって増量しちゃうんですよね。。。
>いずみ様
コメントありがとうございます。登山お疲れ様です。わかりますー!一応、アプリでカロリー出して、今回の消費カロリーは3,000でした!とか出ると、3,000キロカロリーまで食事してもいいんだ!なんて都合の良い解釈をしちゃいます。
ちなみに、自分もこの武尊山のあとは焼肉行きました。
天気も良さそうで、いい時に登りましたね。
私も何年か前に武尊山に登りましたが、残雪で滑って藪に突っ込んだのがいい思い出です。
私はおデブなのでコースタイムの1.5倍はかかりますし、頂上ついてもここから帰らなきゃいけないんだよなと思えば喜び以外の感情のが大きいのですが、なんでかまた登山を計画してしまうのが不思議なんですよね。
>stky様
コメントありがとうございます。
山頂に到着してそう思うこと田中も同感です!山登りってつらいし、汗かくし、なのに痩せないし。けれど、また登りに行っちゃう不思議な感じありますよねー。
昔の記事へのコメント失礼します。
昨日このルートで登頂してきました!
全く同感です。自分も前武尊でポッキリ折れました。
この記事は推奨できますが、ルートは推奨できませんね
とにかく続く難所とロープ場や鎖場。こんなとこは雨だとイヤだ
と思ったら予感的中、下山は豪雨
全て慣れ尽くしたなか駆け降りました
本来の目的、BCの下見もできず逃げ帰りました
山は早めの下山が必須ですな
でも充実感と心地よい疲労。絶景も満喫できました
暑いですがお身体に気をつけて
>がはく様
コメントありがとうございます。豪雨の中の下山ですか!大変でしたねぇ。お疲れさまでした。
前武尊は冬の方がいい場所と思います。