こんにちは雪バカ田中です!今回はカー用品のキャリアについてのお話です。車のお持ちの人は買うっている人も多いのではないでしょうかね。
田中も数年前に女の子2人と男2人のスノーボード旅行が決まった時に、自分の車では板を積むと4人乗れないということがわかりまして焦って購入した記憶があります。あった方がなにかと便利なスノーボードキャリア。今回はそんなスノーボード積載グッズであるキャリアについてのまとめておきます。
キャリアはいつ買う方がいいの?
基本的にカー用品は時期による大きな値引きがあるわけではありませんので、時期を選ぶ必要はないと思います。しいて言えば、ウィーンタースポーツシーズンイン前に購入を検討するのがいいのではないでしょうか。市場にある在庫も豊富ですし、取り付けまでも余裕があります。
ルーフボックスの方はアウトドア需要もあるために通年で販売されていますが、スノーボードの積載専用のスノーボードキャリアはシーズンオフになると店頭から姿を消すことが多いようです。
キャリアのブランドは3つだけ。
キャリアを作っているメーカーは大きくわけて3つあります。街ゆく車のキャリアは大体この3つのどれかのブランドです。Inno(イノー) terzo(テルッツォ) THULE(スーリー) どれも展開している製品は似ている感じです。この中では日本のメーカーのInnoがお値ごろ価格かなという感じですかね。海外製のスーリーは高級品のイメージ。それにしても、どのメーカーも読みにくい。
どれのメーカーを買っても問題ないと思いますが、メーカー間のパーツの互換性は合ったりなかったりです。ちなみにInnoを製造販売しているのはカーメイトという会社ですが、こちら実はバインディングブランドのFLUXも手掛けていたりします。
板を積む2つの方式。
ボックス(箱に入れる)か、ボードキャリア(屋根で板を挟む)か
スノーボードキャリアには2タイプあります。箱状のルーフボックスタイプとクリップ型のスノーボードキャリアタイプ。田中はどちらのタイプも使用したことがありますが、どちらも板を運ぶという点では一緒です。どちらもメリットとデメリットがありますので、以下を参考にしていただければ幸いです。
・ルーフボックスタイプ
箱型の積載道具です。実勢設置価格5~15万。スノーボード1~6枚積載可能
後述するスノーボードキャリアと比較すると割高なモデル。まずベースとなるルーフレールを設置し、その上にボックスを設置します。ボックス自体も値が張るのですが、ルーフレールも購入する必要があるので余計に値段がかかります。ルーフレールの相場は2万円~3万円。です。
メリットとしては、板以外のものも詰めるという点。空いたスペースにブーツやウェアなども詰めます。なので車内スペースが有意義に使えます。この点は車中泊するときに便利だったりします。あと基本的にはボックスなのでいろんなもの積めますので、ボード旅行以外にも使えます。たとえば、ベビーカーやアウトドア用品など。いろいろな用途に使用できます。
今後3年以上は安定的にスノーボード旅に出るし、冬季以外もいろいろ車で出かけるよっていう方にオススメです。ベースとなるルーフレール(ベースキャリア)にもいろいろなタイプが出あるます。昔ながらの四角い形のレールのほか、平内麺形状のエアロタイプ、一部の車が対応フィックスポイントという規格品など、種類があります。
・スノーボードキャリアタイプ
正式には、(スキー)スノーボードルーフキャリア。クリップ型の積載用具で車の上に挟んで運べるタイプです。実勢設置価格1.5~4万。スノーボード1~4枚搭載可能。
メリットはルーフボックスと比較するとルーフレールを設置しなくてよく、キャリア自体も安いので安くすむという点。車外には板しか積むことができませんが、板を車上につめれば車中は広く使えます。少しでも費用を抑えたい方にオススメです。
板を積む目的だけでキャリアを考えるならばこのスノーボードキャリアタイプがオススメです。写真はInnoのスノーボード部のクリップが昇降する「スノボードキャリア デュアルアングル UK729」というものなのですが、田中的にはこれがオススメ。Innoのこれは他社の同タイプのものより安いというのと、4枚積みの時はキャリアの角度を変える機能がついていて、見た目もすっきりします。キャリアは高さが高くなると車の見た目がかっこ悪くなるのでルーフキャリアを選ぶ場合はこのタイプがいいかなと思います。
デメリットは板しか運べないので夏場につけていると非常にダサいという点。あとは、むき出し状態で板を運ぶのでほこりや排気ガスで板が汚れます。スノーボードキャリアを買ってもなんだかんだでルーフボックスが欲しくなってしまうって悩みもあります。
そして、どちらのタイプともにキャリアとレールを買えばそれだけで設置できるわけではなく、車種ごとに専用の金具フックやパーツを購入する必要がありますので、キャリアやルーフレールとは別に¥3,000~¥5,000ぐらい(工賃別)の予算が必要となってきます。
どこで買おう?どこで設置しよう?
キャリアは簡単な工具さえあれば自分でも取り付けることができます。30分ぐらいあれば自分で車に搭載することが可能ですので、工賃がかからず簡単にできます。なので、メーカーのWEBサイトで車種と部品のの適合を確認してネット販売で購入してもOK。数年前に田中も取り付け作業を初めて行いましたが、難なくつけることができました。説明書を読みながら晴れた日に駐車場で取り付け作業をすれば、30分程度で済みます。
現状ではネット販売でもカー用品店でも販売価格は同等です。自分に都合のいいほうを選べば問題ないと思います。また、買ったキャリアをもっていってディーラーや整備屋さんにつけてもらうという手もありますが、工賃を取られます。工賃は¥1,000~¥3,000といったところでしょうか。ただ、搭載して高速道路を走っている時に外れてしまうと大事故につながるものですので、設置に不安がある方はカー用品店などで買って取り付けまでしてもらうといいと思います。
キャリアを選ぶ際の注意点と、設置してからのこと。
まず、注意したいのは設置した時の見高さ。割安で簡素なキャリアは設置した時に身長が高くなってまう傾向にあります。キャリアを高く設置した車は見た目のバランスが崩れて、すごくカッコ悪くなってしまいます。また、ワンボックス・SUV系の車にボックスを設置する場合も高さに注意してください。立体駐車場に入庫できなくなります。
設置したらしっかりと固定されているかを必ず確認してください。重いスノーボードを何枚も載せて100km以上で走行した時の風圧は大きく、高速道路で外れてしまうと大事故につながります。
寒冷地に行くスノーボード旅行では金属部分のゆるみが出やすいので、定期的にキャリアをもって車体を揺すってみてキャリアの設置に不安がないかを確認しておきましょう。また、ずれている感じがしたらきちんとナットを締めなおす必要がありますので簡単な取り付け工具を車に積んでおくことも忘れずにです。
というわけで、今回はスノーボードキャリアのまとめをお話させていただきました。それではみなさま、よいスノーボードシーズンをお過ごしください!
関連エントリ:
更新履歴:
2014/11/26 文章を修正いたしました。
2015/7/25 文章を修正いたしました。
2016/8/4 文章を修正しリンクを変更しました。
2018/9/19 文章を修正しリンクを修正しました。
2019/6/26 文章を修正いたしました。
2019/11/26 文章を修正いたしました。
2021/2/19 文章を修正しました。
No,48
はじめまして。
以前にスノボに関して検索していた折、貴blogを見つけ以降は更新を楽しみにしている、ダメ人間と申します。
雪バカ田中さんとが住まい&年齢が近い、オッサンです。
今までは基礎スキーヤーでしたが、周りの雪山仲間はスノーボーダーしかおらず、今シーズンからスノボに挑戦し始めました。
今回の記事に関して自分は昔、金欠という事もあり板を汚れない為に大きな袋で包み、キャリアタイプの物を使っていましたが、キャリアをつける面倒さとか色々とあり、結局はリアの席を倒して積む形に落ち着きました。
がしかし、下記の物はご存じでしたら流してほしいのですが、ネットでキャリアに関して検索していたら、サーフボードやスノーボード・スキー板を車内に載せられる車内キャリアがあり購入しました。
サーフボードを積める本格的な物なので結構いい感じですよ。
「なみのりこぞう」で検索して頂けたら、詳細はお分かりになられるかと思います。
日々、寒さが厳しくなっておりますが、どうかご自愛ください。
>ダメ人間様
始めまして!コメントありがとうございます。今年からのスノーボードですか!ガッツありますね。たしかに、室内積みでつるすって方法ありますね!ダメ人間さんのコメントをみて、自分も室内積み用のロープをポチってみました。よかったら、ブログにしてみようかと思います。
これからもコメントお待ちしております。そして、家が近いならば飲みにでも行きましょう!
>雪バカ田中様
当方がスノボを始めた理由は、ど下手レベルのスキーにてバッジ取得の為に頑張っていましたがスランプに陥り、道具の更新しなくてはならない環境下にて、周りの雪山仲間からお古の板を貸すから始めてみないか?と数年前から誘われていて、ブーツだけレンタルすれば始められる環境もあり、思いきって始めてみました。
既に何日か滑走していますがあまりの違いに戸惑があり、スクールの超初心者レベルを受講したり等、どうにかめげずに頑張っています。
板の室内積みに関して、当方は業者の回し者ではないので、ご安心を。
紹介した物は色々な種類がありますけど本体は汎用性が高く、取り付け金具さえ変えれば一応はどの車種にもイケる物でもあるんです。
その理由は当初、とあるSUV車にて使用する目的で購入しましたが、軽自動車での使用に変更し別売りの取り付け金具を購入し、今は使ってる経験からなんです。
またこの商品、ボックスやキャリアなどよりも収納に困らないという利点もあって、良かったと思います。
雪バカ田中さんも室内積み用の道具を購入されたとの事で、使用後の感想を記事にしてみて下さい。
ただ、雪山へ行く時は荷物が多めになりますけど、これ関係の道具を使用=板を天井部に吊るす形となると、後方視点の確保が問題になる可能性、あるかと思います。
SUV車での使用ならそこまで問題なかったのですが、今はそこまで背丈がない軽自動車で使用にて、2人で雪山へ行くと室内が荷物だらけになり、視点確保の問題が…という経験からです。
当方は〇〇都民と言われる東京のベットタウン地域在住ですが、雪バカ田中さんがよければ飲みに行きましょう!!
>ダメ人間様
熱烈なコメントありがとうございます!!