スノーボードってお金かかるよね。というお金のお話。

スノーボードとお金のお話

こんにちは。田中でございます。私、雪バカ田中も33歳になります。33歳で年甲斐もなくスノーボードに熱中している田中です。東京では木枯らしも吹き、季節がまた一つ変わった感がございます。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今年はどこに行こうか?どんな滑りをしようか?うーん、付近にうまそうなグルメスポットはあるのかな。いやいや、ここの温泉も行ってみたいななどと、年甲斐にもなくシーズンに思いを馳せております。そんな田中はサラリーマン。お給料を頂いて生活をしております。田中もやはりスノーボードにかかるお金の部分では苦労しております。お給料が上がればそんな苦労もしなくてもいいのですが、このご時世それに期待するのはよろしくないと思います。

ほしの屋のベッドルーム

スノーボードやりますか!お金がかかるぞー!

スノーボードにお金がかかるのは世の常でございます。週刊モーニングの人気連載漫画が休載しがちなのも世の常です。板・バイン・ブーツとケース。がんばって安い物を選んだとしても10万円位ってとこですかね。それからウェア関係。グローブやらゴーグルやらインナーやら頑張って安い物を選んで5万円。欲しい物を選ぼうと思ったらさらには5万円はかかりますかね。それだけじゃなく、ボードケースやら雪国旅行用の服やらいろいろ出費がかさみます。

それから、車で行くならばまずはスタッドレスタイヤ。これがなきゃはじまらない!あとはETCとスノーブラシは必需品。その他は始めてからでも大丈夫かな。上記が大体の初期投資ですかね。タイヤを今慮しなくてもだいたい始めるのに20万円はかかるわけです。高ーい!その他、カーキャリアなんかにも大枚が出ていきますよー。

これらを固定費としましょう。ちなみに固定費の中でも消耗してゆく頻度が高いのがタイヤ。ギアやウェアはボロくなっても我慢できますが、タイヤはそうはいきません。命がかかわりますからね。4,5年で買い替えるのがいいとされています。タイヤの出費はデカいです。悲鳴が出ます。

でもね、残念ながらスノーボードを始めてからもお金はかかります。行くとかかるお金。日帰りのバスツアーや友人との節約志向でのマイカーの旅ならば1日1万が目安ですかね。新幹線ならば1万5千円位でしょうか。鼻血が出ます。そんな旅行にかかるお金が変動費といたしましょう。

行く頻度や熱中具合によってマチマチですが、年間3回ぐらいの旅行で7日ぐらいは滑るよーと言う方でも固定費と変動費を合わせてシーズンで15万円以上はかかるのがスノーボードにかかるお金の実際じゃないでしょうかね。

簡単なシーズンの予算を作ってみません?

スノーボードを続けていくとやっぱりこのスポーツってお金がかかるよなぁと思います。12月からドップリと雪山に行き、シーズンを堪能するとGWあたりになるとお財布がカツカツと言う状況も少なくありません。田中の場合、気づけばシーズン中に冬のボーナスが丸ごとなくなっていたなんて事態も過去にありました。そんな財政困窮を毎年続けていくのもバカらしいとも客観的に思います。かといって、お金がないからスキー場に行けないとなるのは非常に悔しいのです。それは避けたいというのも本音です。

そんなジレンマの中で、田中はシーズン中に雪国へ楽しくスノーボードトリップを繰り返すためにどうしたらいいのかと思考錯誤を続けた結果、「シーズン中に効率的にお金を使うために予算を立てる」と言う所にいきつきました。田中は昨年から予算案を簡単に作っています。これが結構有意義なんですよね。シーズンエンドのGWウィークまでにこのぐらいまでお金が必要だというのを考えて予算を立てるわけです。

予算案と言っても、ズボラ田中の場合は紙にしてお金を厳密に管理しているわけではありません。「旅行費1万×○回、ギア○万、車関係○万、その他○万」だからシーズン○万円で過ごす。と言うような、万単位のかなりアバウトな予算案です。

今年はギア関係に3万円位しか使えなさそうだから昨年モデルのバインを買うだけにしとこうと言うような行動の指針になってくれればそれでいいのです。そういう経済的面での行動判断の材料になってくれるのが予算でございます。雪バカ田中派この予算を元に買い物の検討をしております。

そのために超簡単なスノーボード家計簿をつけてみるのもオススメです!

この予算を組むという姿勢。非常にサラリーマン的な発想だと思われますが、これが昨シーズンは非常に有効でした。そして、予算を無理なく組めるようにするのが、「自分は昨シーズンはどこにどんだけお金を使ったの?」という事実でございます。実際に自分の欲しい物を買ったりボードトリップを繰り返したした結果、シーズンにどれだけお金を使ったのかと言う参考を元に予算を組んでみると、無理のないものになると思います。

と言うのも、何の根拠もなく「今シーズンは○○万」で過ごす!と考えたところで、それはあまり説得力がなく、単なる精神的な目標となっていまいます。それでは、ただ無駄遣いを減らせばいいという、誰しもが最初からわかっている事を再確認するだけというまったく意味のない物になってしまいます。そうならないためには何かしらの参考事実が必要で、一番リアルなそれが「昨年の自分」となるわけです。そのためには簡単なシーズンのスノーボード家計簿をつけることがとても有効でございます。

家計簿と言っても、何もレシートをためて細かく円単位で帳簿をつける必要はありません。ざっくりと、千円単位ででも、いつ・何に・いくら使ったかをスマホにでもメモにしておけばOKです。それをシーズンが終わった暇な時に見返して何月に何にいくら使ったかをまとめるのがいいと思います。そんなリアルな自分の出費を参考に今シーズンの予算を立ててみるのが有効手段です。(雪バカ田中はシーズンに使ったお金の合算を見て、だいたい憂鬱な気分になりますけどね。)

それから、この家計簿で無駄使いしてしまった部分を客観的に分析できるというメリットもあります。

たとえば去年田中の場合ですが、雑誌やDVDを大量に買ったり、何となく気に入ったビーニーやグローブなどの衝動買いを何度もしておりました。その結果、普段のボードトリップにはあまり必要でない部分に7万円使っておりました。好きなだから何となくいいかなぐらいで買い物していた数千円程度の支払いが積み重なって、シーズンで7万円ぐらい無駄なところにお金を使っておりました。

これを0円にするとは言えませんが、2万円位に抑えることは簡単にできそうです。それだけで、ーズン5万円も浮かすことができると考えると結構大きいですね。田中はスノーボードの事になると我慢できない性格なので実践できるかはわかりませんが、頑張ってみる価値はあると十分に理解できます。

「このグローブとビーニー、カッコいい!前のもまだ使えるけど買っちゃお!前のは初心者の人と行った時に貸すようにしよう!」この自分への甘いささやきのおかげで田中家には使えるビーニーやグローブが8~10セットころがっています。マジで無駄です。こういうのををやめればシーズン中に使えるお金が5万円も増えるってのがが客観的にわかるっていうのも家計簿のメリットなのです。

そんな事を踏まえてシーズンの計画を立ててみるとお得かもしれませんよー。

偉そうに予算を立ててみる、家計簿をつけてみるという事をお伝えしましてきましたがあまり重く受け止める必要はないと思います。大事な部分はシーズンを包括的に見て「いつにこのぐらいお金がかかりそうだな。」を理解する事になると思います。

いつ・どのぐらいスノーボードにお金がかかる言うのを認識しておいて、お金の使いどころをしっかり考えておくことでシーズンが終わったけどお財布がすっからかんで大変とか、お金がないからスノーボード行けない。という事を防ぐことができます。

さらにそのうえでシーズン中にザックリとした行動予定を立ててみるとよいと思います。あらかじめ、行きたいスキー場をピックアップしておいて早割のシーズン券を買ったりしておけば、余計にトリップに使うお金を節約する事にもつながります。

それから、今のうちにクレジットカードやポイントカード関係の整理をしておくこともバカにならない有効手段です。シーズン中はガソリン代・ETC代やネットの旅行代理店経由の宿泊代金など、まとまった金額をカード払いにすることができます。この金額をポイント還元率の高いカードで支払えば、各種ポイント還元の恩恵を受けることができます。ギア関係やタイヤ関係などのまとまった出費のおかげで、肝心のスノーボード旅行に使えるお金がなくなってしまうなんて事がないように、キチンと出費の時期をずらすことも大事ですね。

というわけで。

今回は、お金の事ということで雪バカの皆様にはとても耳の痛いお話だったのではないでしょうか。実はですね、田中もこれを書いていて軽く胃が痛くなりました。しか~し!大好きなスノーボードを続けていくためにはお金の事とも前向きに付き合ってゆかなくてはなりません。少しお金の事を考えておくだけで、お金を理由に大好きなスノーボード旅行をセーブしてしまうという事がなくなるとうのは、これは幸せなことでございます。

シーズン前にウェアを新調し、お財布にも木枯らしが吹いているおっさんスノーボーダー田中でございました。

関連エントリ:

更新履歴:
2017/8/10 改行と関連エントリを修正しました。

No,137

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

雪バカ田中

雪バカ田中

何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

TOP