どうも雪バカ田中です。今回の雪バカ日誌は登山のお話です。6月の中旬に新潟県の巻機山に登ってきましたよ!いや~疲れました。
巻機山について
読み方は「マキハタヤマ」と読みます。田中はマキイソヤマと呼んでしましたが、実際は磯ではなくて機だったというね。機織り(はたおり)からの由来があるようです。
どんな山かというと、新潟県の南魚沼郡と群馬県水上町にかかる山で日本100名山。標準タイムという「一般的なノリで登ったらこれぐらいが目安だよ(休憩含まず)」というタイムがちょっと長めなのが特徴です。首都圏在住の登山好きサラリーマンからすると、(リスクヘッジも考えつつも)日帰りで行けなくはないよなというお山です。
どうして、こういう表現になっていくかというと、一般的に日帰り登山というものはまあ夕暮れ前には下山したいものです。で、なんかしらのトラブルがあることも考えると、夕暮れ前2時間ぐらい前には下山できているような計画を立てておきたいという一般的な考えがあります。
で。巻機山への登山なんですが頂上からちょっと奥に進んだ牛が岳というスポットまでいって往復するというポピュラーな登山ルートを歩くと、標準タイムで約9時間というなかなか時間がかかるお山です。となるとAM5:00ぐらい、どんなに遅くともAM6:00頃には登り始めたい。そんな山になります。
登山口は桜坂駐車場というところで、そこまでは関越道の塩沢石打ICから25分。首都圏在住のスノーボーダーからすると、アクセス自体はそこまで難しくありません。ですが、前述のとおり、登り始めを早くしたいので、朝ごはんを食べた状態で登山口に5:00到着となるとなかなかのハードスケジュールになるわけですね。自分はAM1:00起床。AM4:00に赤城高原SAで朝飯なんていう旅程でした。もうこうなると前日もPM7:00には寝るっていうね。そんな感じです。
なので、首都圏在住のサラリーマンからしたら「日帰りで行けなくもない山」ですね。ただ、良コンディションで早朝に登山口に立てれば、あとは9時間山を歩けばゴール。それなりに装備があればやれない山ではないです。
というわけで、そこから9時間の登山!
桜坂駐車場に予定通り到着したら、そこからレッツ登山!メジャーなルートである尾根コースをのぼります。そこまで急登が続くような登山道ではないのですが、まぁ長い。2時間ちょっと樹林帯を歩くと、次第に景色が開けてきてニセ巻機山という山が見えてきます。
そこからはかなり気持ちのいい山歩き。ニセ巻機から避難小屋を経由して巻機山へ。そしてその奥の牛が岳にいって、そのまま折り返して折り返して戻ってきました。ここまで、サクッと書いていますが、やっぱり動いている時間が長いだけに結構ボリューム感があります。
そんなお山なので、周りの登山者もそれなりにやっている感が強い人が多かったですね。ピストンと言って、登山口と山頂をシンプルに往復するルートなので、序盤に追い抜かれた人が下山してくるとまた遭遇しますので、結構な人間ドラマがあります。
あの人、もう山頂行って帰って来たんかい!とか、あの人自撮り棒持って登山してるけどyoutuberかなとか。女性一人ハイカーとかも多く見られました。そうだよね、ここ来るには気合がいるからなかなか女性は誘いずらいよね、そうなると一人行動チョイスするよねとか。
そんな人間ドラマで気を紛らわせながら、頑張って登ってきましたよ~。序盤の長い樹林帯以外は非常に気持ちのいい山です。さすが100名山。そしてこの山は登る価値大アリ!風・残雪・そして周囲に見える山々の景色。すばらしい。眼下には湯沢~六日町にあるこのエリアのスキー場たちがいろいろ見えましたよ。ロックマンの最終ステージみたい。
巻機山の感動はもう一つ!
巻機山の山頂の景色はもちろん素晴らしいし、歩いていて幸せになれます。そして、ある程度の難易度だからなのか、さわやかな感じの登山者が多くて楽しい気持ちになれました。
そして、雪バカ田中がもう巻機山で一つ感動したのは、トイレのキレイさ!巻機山には登山口とニセ巻機山付近の避難小屋にトイレが設置されているのですが、両方ともにとてもキレイです!トイレのほかにも、避難小屋の中はボロい見た目とは裏腹に普通の宿かなっていうぐらいにきれいに整備されていてびっくりします。
これね、キャンプやってるとわかるんですが、キャンプ場のトイレって不特定多数の人が使うからどうしても汚れがちなんですよね。虫も集まりやすい場所だし。
で、キャンプ場のトイレの清潔度っていうの女性キャンパーの評価項目でも最重要項目だから、集客に気合を入れているキャンプ場は1日に1回は必ず清掃が入ってたりします。それぐらい、屋外のトイレをきれいに維持するには人がこまめに手を入れなきゃできないんです。それが、こんな何時間も山を登った先でやっているということは…。
あまりにも、ビックリしたので帰りに駐車場の料金所のおじさんに「ここの避難小屋のトイレきれいすぎでしょ!誰がやってんすか?」って聞いたんですけれど、「いやぁ、仮にも100名山名乗ってるんでね、全国からいろんな人が来ても恥ずかしくないようにさ。今日も組合の若いモンが上がって掃除しているはずだよ。よかったらまた来てね!」だって。いや、心がイケメンすぎだろ。
これには雪バカ田中も大感動。ありがとう。巻機山のイケメンたち。本当はそんなきれいなトイレの写真を上げたいんですけれど、ブログでトイレの写真を見たい人も少ないと思うので割愛します。
そんな山歩きのお話でした!
というわけで、今回もグっ登山!楽しかったお山登りでした。素晴らしい。疲れという名の充実感もマックス。
あ、やべ。登山の話よりトイレの話が多くなっちゃった。まぁ、こういうのも登山の楽しみですしね。何時何分にスタートしていつも通りにカップラーメン食べましたって話より、登山の楽しみもっと伝わるといいなと思ってこんな書き方をしてみました。
それでは、よいオフシーズンをお過ごしください!雪バカ田中でした!
No,
こんにちは。お久しぶりです。
巻機山いいですね~!
これから登山の夏山シーズン到来ですね♪
>すのー様
ご無沙汰しています!コメントありがとうございます。巻機山はいいところでしたねー。立地やボリューム感がかなり良く、また行きたいお山でした!
真夏になってどこに行こうか迷っております!