どうも。いや~、温かいうえに雨の連発!マジでやめてくれないっすかね。シーズンエンドが早まる予感じゃないっすか~!まだまだ滑りたいのに~!とはいいつつ、お財布の状況からすると少し安堵の気持ちもあります。そんな雪バカ田中です。
さてさて、今回の雪バカ日誌は北海道の道北エリアトリップの最後のお話。北海道の士別市にある士別日向(しべつひなた)スキー場のお話です。2月に滑りに行ったスキー場なんですけれどね、噂通りにいいスキー場でした!
このスキー場のことをどうブログにしようかな~。なんて考えていたのですが、あんまりいい言葉が出てこないんですよね。「降ったら面白い」とか、スキー場の誉め言葉としてありきたりな気がして。このスキー場で滑っていた時のことを思い出してブログを書いているのですが、士別日向のリフトの上でふと発した一人言が「いや~、味わい深いっ!」だったんですよね。というわけで、タイトルに着けてみました。
士別日向スキー場について
北海道士別市が運営しているスキー場のようで公式WEBとなるのは士別市の観光課のWEBサイトです。
アクセスは、旭川市街から行くとなると北に進んで70km。車で70分ほどです。道中に士別市街を通ります。士別市街は北海道のどの場所とも似ていない独特な空気感がありました。国道からちょこっと小道にそれて5分ぐらい到着すると、ゲレンデに近い駐車場があります。士別日向スキー場には隣接して「日向の湯」という食堂と温泉施設がありまして、そこにも駐車場があります。
リフト券はこじんまりとしたセンターハウスで買うのですが、なんとそのお値段1日券で¥1900!そして、3時間券¥1600というのも販売されています。なんという良心的価格~!(2023年2月現在)
ご想像の通り、滑走距離も短いしコース本数も少ないです。ただね、なんだかこのスキー場はほかのスキー場にないそそるものがあるんですよね。
その要因の一つは景色です。リフトに乗って振り返ると、ばちこーんと広がる士別市の街並み。これがまた独特で素晴らしい。小高い山の上にあるスキー場で、視界を遮る樹林の高さも低いせいか空が広く感じます。夜にここ来たらめちゃくちゃ星がきれいに見えそうな感じと言えばなんとなく雰囲気伝わりますでしょうか。
いわゆる、最高のローカルゲレンデです。
士別日向スキー場はリフト2本のかなり小ぶりなスキー場。しかも、2本のうち1本はシングルリフト。ここのスキー場ザックリ表現するとメインとなる尾根地形を滑るコースとシングルリフトを使って林間コースの2つに分かれています。
コース幅はそんなに広くはないのでワイドなカービングがハマるといった感じではないのですが、その分林間コースのアドベンチャー感がたまらないです。自分が行った日は降雪がなかったのですが、ここ降ったら楽しいんだろうなと思えるスポットが点在しているのが、なんとも味わい深いですね。
ゲレンデの向きは東向きで、雪質よりもローカル感を楽しむといった感じかなという第一印象は見事に裏切られまして、この林間コースはいい感じに日射の影響を受けにくくなっている構造なので、いいヤツが残っていてかなり楽しめました。
で。スキー場最上部にかかるシングルリフトからアクセスするセンターコースという名前のコースがあるのですが、ここがかなりナイスな沢地形&斜度をしています。もうね「峰不二子か!」っていうぐらいの妖艶な見た目。あいにく、自分が行ったときはかなりデカいクラックが入っていてコースは閉鎖されていたのですが、リフト上から見る限りは、あそこは絶対に楽しい地形なんですよ。
いやさすがに大人なんでロープはくぐりませんでしたが、「ふ~じこちゃ~ん」ってルパン三世になってしまいたい欲望がかなり湧きましたね。自分が今まで滑ってきた数々のスキー場の中でもトップクラスの妖艶さ。滑ってないのでこのセンターコースはいい!とは申し上げられませんが、あの沢は絶対に名門コースのはず。
そしてこのセンターコースは滑り降りると、そのまま元のシングルリフトに戻る構造なんです。恐ろしい効率であの沢地形を滑れることになります。リフト券のお値段も含めて、コレ、スゴい日に行ったらほんとスゴいいんじゃないかと、やばい妄想がとまらなくてやばいです。
そして、きれいな温泉。おいしいラーメンを外してここは語れない。
士別日向スキー場のもう一つの魅力はスキー場隣接の温泉と食堂。その名も日向温泉。建物として新しく、温泉も快適です。そして、食堂もすげーうまい!普通の醤油ラーメンを食べたのですが普通に名店の味です。俺ログ4。
そして、このおいしいラーメンと温泉のコンボが味わえる日向セットは¥1,000という破格の安さ。オレが士別市民だったら毎週ここ来るわ!と叫びたくなる感じ。まさかの日向温泉が大ハマり。いろいろ含めてこのスキー場はいいっす。
そんな旭川の旅でございました。
この日は、朝イチにホテルを出て名寄ピヤシリに行って数時間滑った後は、お昼ごろに30分程度移動して、ここ士別日向スキー場で滑るという行程でした。日向温泉の予想外においしいラーメンを食べて、日向温泉につかり日向温泉の駐車場で帰りの荷造りをして旭川空港に行き、東京に戻ってきました。
旭川市内の宿~名寄~士別~旭川空港~帰宅の一日ということで、結構な距離を移動するから疲れるかな~なんて予想してましたが、ここ士別日向スキー場に温泉があったことで、旅としてはかなり快適で疲労も少なかったですね。名寄ピヤシリ・士別日向のハシゴは雪バカ田中の中でけっこうアリという感想です。またやりたいな。
というわけで、士別日向スキー場のお話でした!それでは引き続き自分らしい春シーズンをお過ごしください。
あ、田中さん転職どうしたの?って思ってくださる方へ。グズグズになりながら5か月目に差し掛かっていまして、どうしようかねなんて思いながらやっています。
更新履歴:
2023/5/31 文章を修正しました。
NO,608
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