かぐらスキー場からスタート!苗場山登山に行ってきました!

オフトレ登山

どうも、雪バカ田中です。急に寒くなって来ましたねぇ!イエティのオープン日も近くソワソワしますね。けれど、まだ実際には1ヶ月半ぐらいは余裕があります。まだ慌てる時間じゃない。

さて、今回の雪バカ日誌はまた登山のお話です。雪バカ日誌はスノーボード旅行のブログなんで、登山に興味のない人からしたら、またかよーなんて思われるかもしれませんが、できる限りスノーボーダー目線で登山のネタを書いているつもりなので、読んでいただけると嬉しいななんて思います。

そんな今回はかぐらスキー場から苗場山に登ったお話です。かぐらスキー場とは?みたいなところから話をして行くと長くなっちゃうんで割愛しますが、首都圏スノーボーダーはお世話になることの多いスキー場ですよねー。

苗場山について

苗場山は「苗場」と名前はつくものの、スキー場からアクセスするとなるとかぐらスキー場からというのがポピュラーな選択肢となります。苗場スキー場じゃないんすよね。山が位置するのは結構奥まったところでございまして、かぐらスキー場から見て苗場山の裏はもう十日町や長野県栄村なんていう所にあります。様々な場所からアクセスできる山ですがどこから登っても結構時間がかかります。今回は完全にかぐらスキー場からの目線で勝手にお送りさせていただきます。

もう少しスノーボーダー向けにわかりやすく説明すると、かぐらスキー場の最上部である第五ロマンスリフトからさらに登っていくと、神楽ヶ峰というお山に到着します。そこからさらに西側に進んでいくと到着するのが苗場山です。

苗場山は100名山で人気もあります。かぐらスキー場からアクセスする祓川ルートでは、標準ルートタイムで約7時間半の行程。自分は9時間で登りました。スタート地点はみつまたスキー場から車で入ったところ。和田小屋のあるゴンドラ降り場から少し降りた、あの暖斜面のたるいコースの中間あたりに駐車場があります。

いざ!夜討ち朝駆け登山

最近、車で行動している人ならわかると思うんですが2021年10月以降の週末は高速道路がけっこう渋滞するんですよね。長時間の登山をした後に渋滞ハマるのはキツいなっていうこともあり、そしてやったことのないチャレンジをしたいと思ったので、今回はまだ日が出ていない午前4時出発で登山を開始し、午後イチには下山できたらなという計画をしました。

おでこにつける電灯。ヘッドライト(ヘッデン)を使って、夜明け前からスタート。初めてのヘッデン登山です。最初の30分ぐらいは「ヘッデンをつけて夜に登ってるオレ!ガチ勢じゃん!」みたいな高揚感がありましたが、次第に視界が制限された世界にビビり始めました。なおかつ前日は台風で大雨だったということもあり、登山道はぐちゃぐちゃ。足元もわるい、視界も悪いという状況で登山の序盤を売替えました。ヘッデン登山は初めての経験でだいぶ疲弊しましたねー。

初めてのヘッデン登山体験でヘロヘロになりながら登り、ちょうど5ロマ降り場の少し上にある中の芝というところに来たところで朝日が見えました。いやー太陽って本当にありがたいっすね。気温も上がるし、何よりも視界が見える!登山開始から2時間半時間ぐらいのことなんですが、この時点で若干心が折れてました。

5ロマの降り場からさらに上に歩いてすすみ神楽が峰に進みます。途中でニセかぐらと呼ばれるの場所が分岐点であり、そこから神楽が峰に進みます。この辺りではサンカクやハンシャバン、ナカオネなど神楽魂にはお馴染みな景色も見えました。

で、まずは最初のスポット神楽が峰に到着。冬にBCツアーでガイドさんに連れて来てもらったときは、360度の大絶景が広がっていたんですが、オフの(雪がないときの)神楽が峰は、残念ながらちょっとパンチがない感じでした。で、さらに進軍。神楽が峰を少し降りたところから、ついに目的の苗場山が見えました。今回のトップ写真がそれなんですが、めちゃくちゃかっこいい山だな!なんて思いましたよ。

山頂はビューティフォー。

神楽が峰から100分ぐらいでついに苗場山に到着ー!苗場さんの山頂は平らな湿地帯にになっていまして、道中の険しさとは別世界。気持ちのよい風が吹き、景色も抜群。山登ってて良かったなーなんて心から思える景色でした。ここまでで自分は4時間半ぐらいでしたかね。

で、ここで昼食。いや、まだ時間はAM8:30なので、朝食かな。毎度おなじみのカップヌードルを食べました。毎度思うんですが山頂で食べるカップラーメンってなんであんなにうまいんすかね。とりあえず、バックパックの中にカップラーメンを入れて高度を上げるとヌードルが熟成されて上手くなるっていうオレ学説があるんですが、あのアウトドアのガス(OD缶)のブタンガスで沸かしたお湯で食べると上手くなるという説も無視できない。あと、MSRの折りたたみフォークの素材がヌードルと化学反応をおこしている説もあるのではないか・・・。とにかくうまい!

で、食うもん食ったらあとは下山!

というわけで、帰りは3時間半ぐらいで下山。なかなかハードな登山でしたねー。上の写真は、春になるとこいのぼりがかかるところ。あのゴンドラ下の緩くてタラタラしたコースの中間点に駐車場があります。このコース、夏に行くと意外と斜度があるというのにびっくりしました。

というわけで、今回は苗場山に登ったお話でしたー。

最近は街や道路にも人がでてきて、また寒くなったりして、以前とはだいぶ違う雰囲気となっています。環境、そして気候も変わります。みなさま、心身ともにお気をつけてお過ごしください。個人的にはスノーボード関連のSNSや今年は豊雪だという報道にはのめり込み過ぎずに秋を楽しみながらマイペースに行くのがよろしいのかなと思います。

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雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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雪バカ田中

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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