ビバ!ローカルゲレンデ!美唄国設スキー場で滑りました。

スノーボードのスキー場

どうも雪バカ田中です。寒くなったりあたたかくなったり。シーズンも後半戦がスタートですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。さて今回は札幌に一人旅で立ち寄ったローカルスキー場のお話です。1泊日の初日は千歳空港からこの美唄国設スキー場に向かったのでした。

美唄は雪がいい!贅沢なローカルスキー場でしたよー。

美唄国設スキー場について

公式WEB

北海道の美唄(びばい)市にあるローカルスキー場です。公式の住所が「美唄市東美唄町」で止まっているのが"らしい"というか、いい味を出しています。美唄はビバイと読みます。なかなか初見じゃ読めないっすよねー。北海道への旅を何度もしていくと、こういう読めない地名が少しづつ読めるようになるという、謎スキルを得ることができます。

本州からの旅人目線で見ていくと、千歳空港からは札幌を経由して道央自動車道 美唄ICから8分です(107km)。雪がなければ約1時間半で到着できます。札幌市街からも約1時間ということで、札幌ステイの旅でもレンタカーがあれば好アクセスです。

ただね、自分は降った時にこの美唄までの道を運転できる自信はないな() アクセス路は四駆であれば割と行ける道ですが、インターからスキー場までの約10分間、何もない道を走る怖さが謎にあります。

インターを降りると、雪が多いローカルな道を進んでいきサクッと到着。道中にはコンビニもないという感じ。自分が感じたのは、もうザ・ローカルなゲレンデ。

リフト券代は大人¥27004時間券¥2,000とリフト券はかなり良心的。規模はそこまで大きくないだけに4時間券でも十分に遊べます。現金で払う場合は食券機みたいなのでチケットを買って、リフト券に変えるというオリジナルスタイルです。(2023年1月現在)

山奥にひっそりとあるといった感じの空気で、実際に自分も運転しているときはこんな奥地にスキー場ほんとにあんの!?あったとしてもそうとう、さびれてんだろうなと思っていたのですが、実際は1月3連休中日に行ったということもあって、駐車場から車があふれるほどの盛況でした。(で、あふれた車が路駐されているというのがローカルスキー場あるある。)

コースは額面通りで行くと5本。中心にペアリフト一本。

美唄は中央にペアリフトが走っていてそこから5本のコースが走っています。ただ、この5本にはいろいろ地形が隠されているので、スノーボーダー目線では結構おいしい場所が隠れています。いわゆる「降ればやばいヤツ」なんですが、北海道のスキー場はどこも「降ればヤバいヤツ」に該当しちゃうんで、誉め言葉に苦しみますねー。

滑走距離はそこまでないのですが、短すぎる感じではないです。リフトの上からいろんな地形を探したり、あそことあそこをターンでつないでなんてやるのが非常に楽しいのでスペック以上に楽しめる環境です。余談ですが個人的には上の写真のコース案内図はかなり好きです。

あと、雪質がいい。北海道でも雪の多いエリアに位置し、なおかつ北向き斜面というかなり贅沢な環境です。リフトに乗ったときに、このスキー場はいつ来るのが一番楽しいんだろ?ってぼ~っと考えていたのですが、まぁいつでも楽しいでしょうね。

自分がいたときには、北海道のローカルFM局「NorthWave」がかかっていて、ローカル感を一層盛り上げてましたね。なんだろう、ラジオがかかるってなかなか珍しいっすね。ラジオCMも北海道の地元のやつが流れれているので、おぉオレ北海道にいるんだなーなんて感覚になりました。

駐車場があふれるほど来客があり、1本しかない動線のペアリフトが結構混んでいまして、20分ぐらい並びました。なんか大会とかイベントがあるのかなーなんて思ったら、そうじゃなくただ3連休で雪遊びをしに来たファミリーが大半だったという。「愛されすぎだろ!」と思いましたね。

This is 愛されるべきスキー場!

自分が混んでいるときに行ったのもありますが、美唄は愛されるべき個性派スキー場ですね。贅沢すぎる雪質、マッタリとした空気、良心的なリフト券代、素晴らしいスキー場です。

あと、美唄はセンターハウスとレストランが離れて設置されています。センターハウスからレストランに行くのにビミョーな距離を横移動するのがめんどくさいので、ならリフト一本乗って滑って向かうかーみたいな感じ。

規模的には一日滑るにはちょっと物足りないので、すすきので飲みすぎた二日酔いの日とかのお茶漬け感覚で滑るには見事に大ハマりすると思います。自分はこういう小規模だけどサクッと滑れるけれど、意外にも味わい深いスキー場を勝手に「お茶ゲレ(お茶漬けゲレンデ)」と呼んでいます。泊りがけで旅行してビックゲレンデ滑って、夜もお酒を飲んで、翌日あまりやる気がないときにちょうどいいお茶漬け感覚。

☆★

というわけで今回は北海道のローカルスキー場、美唄国設スキー場についてでしたー。それでは楽しいシーズン後半戦を!

 

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

関連記事

コメント

    • たらお
    • 2023.02.13

    こんにちは。いつも楽しく拝見させてもらってます。

    田中さんの影響で一人でスノーボードに行くようになり、人生が変わりました。
    いままで大した趣味もなく人生を浪費していましたが、冬はもちろん、夏もスノーボードのことを考えています。
    シーズンが始まるのを待ち遠しく思い、シーズンが始まれば、終わってしまうと焦り、なかなか穏やかに過ごせていません。

    ただ、滑っているときは最高に楽しく、疲れ果てて家についても、すぐに次のゲレンデへ心が飛んでいきます。
    家庭持ちでなかなか時間がないのですが、いつか北海道で滑ってみたいと思ってます。

    また、心踊るようなスノボ旅の記事を期待してます。

    転職活動頑張ってください。

    • >たらお様
      コメントありがとうございます。人生が変わるなんて大袈裟な!!けど、夢中になれる好きなことがあるって幸せですよね。

      自分は雑誌やDVDを見て影響を受けて、少しずつスノーボードライフが変わっていきました。この辺りは自分も影響を、受けたり参考にしたものはブログに書いていますので、是非ともその元ネタを漁って頂ければと思います。

      ご家族と滑るスノーボードも楽しいかと思います!!

雪バカ田中

雪バカ田中

何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

TOP