ども!雪バカ田中です。実は、雪バカ田中はモノ失くしまくりマンでもございまして、スノーボードのドライバーも数多くなくしております。で、なくす度に買うもんだから、過去10個以上の購入経験があります。そんな雪バカ田中のスノーボードのネジやドライバーに関するあれこれをまとめました。オススメドライバー情報も教えちゃいますよ!
スノーボードで使うのは「+3」サイズだよ!
スノーボードで使うプライスドライバー。スノーボードとバインディングを留めるネジは+3サイズです。一般的にドライバーはNo,1~4のサイズがありまして、バインのネジに使うのはプラスの形で3番なので「+3」。
実際+2というサイズのドライバーでも、最悪やれないことはないのですがそれだとうまくかみ合わずにネジ山をつぶす(こわす。なめるなんて表現もされます)ことになりますので、絶対にオススメしません。
よく家でスノーボードをいじくっていると+3サイズが手元になくて、めんどくさいから適当に家にあった+2サイズのドライバーでやっちゃえみたいなことになりがちなんですが、それはご法度。スキー場の調整台についているドライバーも2本おいてある場合は、+2、+3のタイプがご丁寧に準備されていることがありますので注意しましょう。どうしてもという応急処置的以外は+3を使いましょう。
今のところオレの最強はコレ「ANEX ビスブレイカー+3」
スキー場でドライバーを持ち歩かないという条件ならば、オレ史上で一番よかったのはコレです。ホームセンタードライバー売り場で見つけました。バインを調節するのにちょうどいい大きさ、力が入りやすいグリップ。そして、先にはマグネットがついています。そして、made in 新潟県燕三条。これは使いやすくて安定感バッチリ。つぶれかけのネジ山もドライバーをいれて上から叩くと、しっかり噛んでくれるという補助機能もついてます。
スキー場の調整台にだいたいドライバーはついているので、スキー場ではドライバーを持ち運ばないという人には超オススメ。家や車に常備させておくには、ナイスな一本。値段も¥700程度です。
ねじ山を壊さずに固定できればどんなドライバーでもいいんですが、家でボードを複数いじくるシーズンインのメンテ時では相当な数のビスをとったりつけたりするわけです。そんなときに使いやすいドライバーがあるとちょっぴりうれしい。自分はホームセンターで見比べてこれを選びました。このタイプは1本持っておくと便利です。
携行するならば今んとこコレ。「BURTON EST TOOL」
スキー場で携行していくこと考えると、今のところ雪バカはコレに落ち着いています。いろんなドライバーを使ってみて、今のところのベストチョイス。1個目を紛失しちゃったけれど、良かったのでリピート買いして今は2代目。
ポケットに入るコンパクトタイプ。先っぽにはプラ製のカバーが使う時はL字になるので、力も加えやすいです。プラスとマイナスがついています。マイナス部分はバートンのESTのレールのゴムを外すときに使えます。実売価格で¥1,700前後。これがおすすめなポイントが、ドライバー部分にリングがついててカラビナが通せるというところ。そして、キャップを紛失してもドライバーとしては機能するところ。コンパクトな割には力を伝えやすい作りなので、使い心地も悪くないです。
ただ、ちょっと重いんですよね。あと、磁石がすぐにバカになるのでドライバーを出した時のクリック感がなくなります。ですが使用には問題ないです。
先を取り換えるT型のヤツはあんまりオススメしない。
上の写真のようなポケットに入るようなコンパクトでT字のようになっているやつもあります。+3以外のタイプにも対応していて、先を変えて使うタイプ。実売価格¥2,000前後。本体の中に収納されているドライバーパーツを装着します。
上の「EST TOOL」より軽量で、ラチェット機能(逆回転させるとではカチカチって空転する機能)がついているのでいいのですが、自分的にはあまりよくありませんでした。パーツが細かすぎるんすね。スキー場で使うとよく失くなります(経験済)細かいパーツのフタをきちんと閉めないでポケットに入れておくと、ポケットの中でパーツがバラバラとこぼれてしまいます。(経験済)
カラビナ型は+3番がついていないことが多い。
カラビナにドライバーなどが内蔵されているタイプもあります。これは携帯性が高くて便利。こちらを選ぶ場合は、+3サイズが内蔵されているかがポイントです。たいていのタイプは+1番なので、そもそもスノーボードじゃ使えないっていう事が多いです。カラビナタイプを選ぶ場合はドライバー部分のサイズを確認しましょう。
田中が使ったことあって、+3がついているのは、「CLICK CARABINER」という商品。よくスノーボード雑誌の後ろの方に小さめの広告出してたアイツ。実売価格で¥3,000前後。ちょっと高いですが、携帯性は高いです。ただ、ドライバーとしての使い心地はちょっと悪いので、ネジの締め増しには使えるけれど、ビス8本回して外してバイン外してまた締めてという作業にはちょっと不向き。
そして、ネジゆるみ止め剤という選択肢も。
今年はギアを買い替えまして、バインも新調したんですが。このバインのアンクルストラップのネジが本当によく緩むんですよ!そこで久しぶりに投入したのが「ネジゆるみ止め剤」。ガッツリと板を操る人はバインが緩む人も多いかと思います。ネジに塗ると、ネジがゆるみにくなる「ネジゆるみ止め剤」はわりと有効です。
有名なのは「ロックタイト」という接着剤タイプ。これの低強度・中強度タイプのやつは、完全に固定されないのでスノーボード向き。田中は2009-10バートンのザチャンネル M5(※)を買ってしまった被害者なのですが、その時はよくお世話になっていました。
滑ってて、バインのネジが緩むとけっこうなストレスなんで、そういうお悩みを抱えてる方が安価でできる対策としてはネジゆるみ止め剤はオススメです。ただ、バインディングメーカーのユニオンはロックタイト使わないでなんて言っていた時期もありますし、ロックタイトを過剰に使うと液体の色がボードのビスまわりににじんで色づいちゃうこともあります。
余談。※ 2009-10バートンのチャンネルM5。
それまでは3つ穴で固定していたバートンですが、2008-09ごろから2つのビスで固定される「The channel(M5)」が登場。しかしながら,ネジがめちゃくちゃゆるみやすくて、滑っているうちに超ワイドスタンスになっていることもあるというシロモノでした。このM5はたった2年の短命規格でして、2010-11からはスライド穴が広くなってネジも大きくなり、ネジのオスメスが逆という改良が施された「The channel(M6)」へと仕様変更が行われました。
そのために、2009-10モデルをかった人は、その翌年以降モデルのバインは(専用取り付けキットを買わないと)取り付けることができないという仕打ちを受けたのでした。(自分の記憶で書いてますので曖昧な部分があります。間違ってたらごめんなさい)
以上、スノーボードとネジとドライバーのお話でした。
というわけで、今回はスノーボードを面とするときのドライバーについてのブログを書いてみました。以上、頭のネジが緩みっぱなしなので、それ用のドライバーも欲しい雪バカがお伝えいたしました!
関連エントリ:
更新履歴:
2021/2/17 文章を修正いたしました。
No,415
私もBurton estのドライバー愛用しております!
少し重みはありますが、ウェアのポケットに入るサイズ感がちょうどいいんですよね。
しかし以前、ゲレンデで使用中、キャップを雪の中に落として無くしかけたことがあるため、落下防止対策のためキャップに穴を開けて紐をつけて本体と結ぶという改良をしようかなと思っております!
コメントありがとうございます!そですねー、確かにキャップがなくなりますね 笑
田中、それ経験済みです。
おっしゃる通り、サイズがちょっといいすよねー。もう少し改良されれば隠れた名品になりそうですよね
お疲れ様です。
梅雨明けと同時の酷暑で参りますね。
夏は夏でいいのですが·····
なんか見覚えあると思ったら私もアネックスビスブレイカーを使ってました。
先っぽ磁石だし、ネジ山に独自の溝作って噛みやすくしてくれるしと、初めて使った時は感動しました。
>やす様
コメントありがとうございます!お、アネックスビスブレイカーを使っていますか!
これ便利ですよね。地味に優秀アイテムです。
ほんとに、暑いっすよね。もうね、外でビール飲んでるとすぐにぬるくなっちゃう!