小樽ステイの1.5日の北海道スノーボード旅。

スノーボードの旅日記

どうも雪バカ田中です。今回のブログは旅のお話。前回は20-21シーズンは富良野での初滑りでしたというお話でした。その何度か上信越に滑りに行きまして、そのあと12月のクリスマス直前のある日にまた北海道に一人旅に行ってきました。今回はそのお話です。

今回の旅は1.5日。会社を午後半休して翌日はお休み。たまっていた航空会社のマイルを使って航空券を取り、ホテルはビジホをチョイス。1.5日というタイトなスケジュールでしたが、しっかりと遊んでくることができました!

午後半休+有給休暇1日の1.5日で北海道滑りに行ったよ!

今回の旅のテーマは「小樽・余市経由のニセコ」です。

札幌や千歳空港からニセコにアクセスするには、大きく分けて3つのルートがあります。1つ目は「支笏湖(しこつこ)ルート」。千歳空港からニセコに行くメジャーなルートです。支笏湖のわきを通ってルスツを超えてニセコにアクセス。2つ目は「中山峠ルート」。札幌市街から行くのに一番近いルートです。そして、3つ目が「小樽・余市ルート」。千歳空港・札幌市から見て、一度北上して海沿いに走って余市から南下するルート。走行距離は長いのですが、比較的に運転はマイルド。札幌から50分北上した小樽からならば90分でニセコに到着すことができます。

お昼に東京の会社を飛び出し、午後に千歳空港に到着したら小樽にあるスキー場スノークルーズオーンズで滑り、小樽に宿泊したら翌日はニセコに行って帰るという旅程です。結構な距離を車で走らなければならず、タイトなスケジュールの旅なんですがそれでもあさイチからニセコを滑ることができるというちょっぴり贅沢な旅です。

事前にマイルで航空券を予約して、宿とレンタカーを手配して旅の準備は完了。当日の朝はスノーボードや旅の荷物を車に積んで、会社の近くのコインパーキングに停めて出勤。午前中仕事をしたら、そのまま羽田空港にレッツゴー!午後のフライトで千歳空港に到着。このまま、レンタカーを拾ってオーンズに向かったのでした。

ちなみに、オーンズに到着した時点ではまだスーツ姿でした。

出社からのー!千歳空港から100分。小樽のオーンズに来たよ。

首尾よくお仕事をして午後イチのヒコーキに乗り、レンタカーを走らせスノークルーズオーンズに到着。オーンズは小樽市街から近いスキー場で、新千歳空港からは1時間40分。到着したころには夕方でした。12月の北海道は緯度の関係で東京よりも夕暮れが早いです。なので真っ暗。で、駐車場でスーツからウェアに着替えて滑走開始!こちらでナイターを満喫。2時間ほどでしたが一人でモクモクと滑っていたので充実感ありましたよー。この日はやや硬めのバーンでしたが、雪も降っていて、「うん、明日はいい日になるに違いない」なんてニヤニヤしながら滑っておりました。

そのあとスキー場から30分ほど移動。小樽駅前のビジホに20:00頃到着。スーツや革靴はそのまま車においてウェアのままチェックインです。ホテルの近くのツルハドラッグで焼きそば弁当(カップ焼きそば)とサッポロクラシック(缶ビール)を買って、軽めにFANZAして就寝。思い起こせば、田中の北海道旅はこんな感じの晩御飯ばっかり。

明日のスノーボードのことを考えて早く寝なきゃなんて焦りながら、サッポロクラシックを飲み、焼きそば弁当を流し込む。でもこれが田中の中で北海道来てんなって思う瞬間なんですよね。こんなにせわしなくてもったいない旅、同行者がいたらキレられるだろうななんて思ってます。

翌日は朝イチニセコ!小樽から90分だよー。

いつもの朝と変わらない時間に起きて、昨日のウェアでチェックアウト。いざニセコへ!朝のカーラジオを聞きながら夜明けのドライブ。昨日の今頃は会社に向かって車に乗っていたのに、今日は北海道の日本海側を走ってるのってなんか不思議な気分。

90分ほど走ってニセコアンヌプリに到着。この日の気温は高めの曇り天気でしたが、前日降雪アリのいい感じの上々コンディション。雪国の12月の朝の空気は静かで気持ちがいいですね。これからのシーズンにわくわくしながらの朝。1年で一番この時期の週末が好きです。そんな時期に、行きたい場所で好きなことできるって最高ですよね!

まぁぶっちゃけ、無理やり来てる感はあるんですけれど、そうでもしなきゃ好きなことができない重ーい空気だったんですよね。2020年12月って。

ニセコアンヌプリを満喫。14時まで滑ったよー!

この日のニセコはまだ本格シーズン前ということでかなりのまったりムード。そんな日にこの旅のハイライトであるニセコアンヌプリスキー場をあさイチから満喫です!楽しかったですね。

その後は湯心亭という近所の日帰り温泉に立ち寄って、入浴と帰宅準備です。車に置きっぱなしにしていたスーツに着替え(あ、ちゃんとシャツと下着は新しいやつだよ)。なぜスーツに着替えるのかは、荷物削減もありますが別の意味もあったりします。

というわけで、荷物をまとめて支笏湖ルートを使ってスーツ姿で帰路につきました。ニセコから新千歳空港へはマイペースに車を走らせて3時間でしたねー。出発して過ぐにニセコのシンボル羊蹄山がいい感じに見える場所を通ったのでパシャリ。12月の北海道は日が落ちるのも早く、5時前には真っ暗。暗い道を一人で運転したけどしんどかったなー。

19時前に新千歳空港に到着。

というわけで、今回は2020年のクリスマス直前に実行した弾丸の1.5日の小樽経由のニセコ旅というお話でした。2020年の滑走はこれでおしまい。

今回の旅に使ったお金をご紹介します。航空券については貯めていたマイルを金券に変えて支払いました。(安い時期だったので往復¥25,000)レンタカー¥18,000、あとはホテルが¥8,000。その他にリフト券やら食費で¥10,000。あとアンヌプリではゲレンデのガイドツアーに申し込んだので、それが¥14,000。合計の旅費としては航空券なしで5万円。ボーナス後だからできる暴挙っすよね。「すすきのでハメ外したとおもえば・・・。」なんて、心でなんど自分に言い聞かせたことか。

そこまでして行く意味あるの!?なんて思いますよね。自分でもそう思っています。雪バカ田中は普通のサラリーマンです。で、このサラリーマンがこんな暴挙ともいえる旅をした背景には、いろんなストレスを抱えていたんだろうなとお察しいただけると幸いです。ニセコの雪を雑に抱きに行く旅。ただ、それでも行ってみたいと思っていたニセコアンヌプリを満喫したり、この後に生きる経験を色々できたので非常に満足でした。こういう弾丸旅で得た旅のノウハウって、ほかにもかなり使えたりしますしね。収穫が多い1.5日でした。

あと、小樽・余市のルートは走っていて楽しいので、旅の時間に余裕がある人にはとてもいいと思います。

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雪バカ田中

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何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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コメント

    • Nas
    • 2021.05.12

    いつも更新楽しみにしております。サッポロクラシック美味しいですよね!各社ビール園もそうですが、北海道に来たんだなあとテンション上がります^ ^

    FANZAもテンションが…これ以上はやめときますね^^

    • >Nas様
      コメントありがとうございます!サッポロクラシックはうまいっすよねー!なぜあんなに上手いのか!まぁ、新潟の風味爽快ニシテも美味いんすけどね。

      「軽くFANZAして就寝」というフレーズには、折角遠くに来たのに結局はいつもと同じ夜という、男の一人旅の哀愁が詰まっているなかなかナイスなフレーズだと思っています。この一言で色んな情景を読んでくれる人に伝えることができると思って気に入っています。

    • kyami
    • 2021.05.13

    記事アップお疲れ様です。
    毎回一人旅の記事参考にさせていただいております。

    タイトルの小樽でキロロあたりいったのかな、と思いましたがまさかニセコとは・・・

    小樽経由ならば1日目から滑れるうえレンタカーでここまで行けるのかということに驚きました。
    (レンタカー含めてもニセコの高いホテル泊まるよりはお得そうですし、小樽での観光も楽しめそうですね)

    私の場合北海道を実感するのはガラナです。コーラとも違う独特の風味がクセになります。

    ちなみにゲレンデガイドというのはBCのゲレンデバージョンみたいな感じでしょうか?

    • >kyami様
      コメントありがとうございます。小樽ステイを選んだのは、今後の旅のバリエーションを増やす意味もありました。
      札幌のホテルは雪まつりやジャニーズのコンサートなどの大型イベントがあると壊滅するので、そのために小樽ステイの旅も将来あり得るななんて思いました。

      BCのゲレンデバージョンのイメージがわからないのでなんとも言えないんですが、ゲレンデガイドはその名の通りゲレンデを案内してもらう感じです。これは、今後記事にしますよー。

雪バカ田中

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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