こんにちは雪バカ田中です。前回の小ネタ集ではあたたかいコメントをいただきましてありがとうございます。さて、遅くなりましたが今回は21-22シーズンの初滑りに行ったお話です。2月の1週目の平日に有給休暇を取って、シーズン開幕の初滑りトリップを仕掛けてきましたよ!
行先はズバリ!大分県のくじゅう森林公園スキー場!行ってみたかったんですよねー。ここ。
九州に行くよ!
かねてから行ってみたいと思っていた、大分県のくじゅう森林公園スキー場です。2021年末現在、九州には3カ所スキー場がありまして、日本最南端のスキー場である宮崎県五ヶ瀬ハイランドスキー場、今回の大分県くじゅう森林公園スキー場、そして佐賀県の天山スキー場。残念ながら天山スキー場は2022年1月をもって廃業となりましたために、現在は九州にあるスキー場は2カ所になってしまいました。3年ぐらい前に五ヶ瀬ハイランドは行ったので、今回はくじゅう森林公園スキー場に行ってみました。
田中自身、大分県に行くのは初めてです。やっぱり初めていく都道府県ってなんかドキドキしますよね。貯めていたマイルを使って日帰りで大分を楽しむスノーボードトリップをやってきました!
早朝に大分に向けてしゅっぱーつ!
大分行きの一番早いのは6:20羽田発というソラシドエアでした。朝4時ごろに起きて自宅を出発。車で羽田空港を目指します。この時間の羽田空港はガーラガラ。大分行きに限らずこの時間のフライトはまだ公共交通が動いてないので、結構安かったりします。スノーボードを預け入れはカウンターで行うのですがお姉さんに「大分行きなのにスノーボード預けるんですか」みたいな顔されました。乗客は自分以外に5組ぐらいかな。みんな温泉旅行客って感じでした。
初めての大分にとうちゃーく!
旅の計画においては、九重連山って山に目的地があるぐらいしか調べてなかったので、機内で調べればいいかと思っていたんだけれど、ソラシドの飛行機にはwifiがない!というわけで、あまり予備知識がないまま初めての大分に到着です。
予約しておいたのはスタッドレスタイヤ付きのコンパクトカー。レンタカー屋のお姉さんは察しがよく「え、もしかして九重に滑り行くんですか?」ということ。滑り来てくれる人いるんだーと、なぜか喜んでくれました。これ北海道の稚内なんかの時もそうだったんですが、「え、あのスキー場って東京から来るほど価値があるんだ」ってびっくりされるんですよね。田中からすると大アリです。
レンタカーは鹿児島ナンバーのフィット。なんだろう鹿児島ナンバーのスタッドレスって。ちょっとした違和感すよね。オフィスで飲む缶ビールみたいな。
大分空港から目的地までは約90km。空港到着が8:00頃だったんで、くじゅう森林公園には10:00ごろ到着です。空港の近くは海に囲まれている場所だけど、すぐに高速に乗ると、そここはアップダウンのおおい山道。道中には由布岳という山みえまして、北海道とも本州とも違う山の雰囲気で「おぉオレ、九州にいるったい(九州のほうの言葉のつもり)」なんて思いましたねー。
大分空港90分ほど走って、くじゅう森林公園に到着。大分空港からは高速道路で九重ICにいき、そこから22kmほど峠道を走って到着です。くじゅうまでダイレクトに行くと、高速と峠道しか通りません。大分って、イメージしていたよりも山が多いんですね。
九重では4時間券で目いっぱい初滑りを楽しみました。
みなさん、九州って雪降るの?って思うでしょう。そして自分も疑問でした。けど、どうやら降るようです。道中の峠道の日陰には雪が残っていました。ただ、スキー場近辺にも雪は積もってはいません。2月のトップシーズンでこの状況なので、疑問に対しては「降るけど、そんなにつもりはしない」というのがリアルなところじゃないでしょうか。
逆にこの光景が九州のスキー場らしいというか。きれいな山容の中にポツンとある人工雪施設。道中はスキー場の感じ全くないけれどナビのゴール地点に突然現れるスキー場。
湯布院に行くか、別府に行くか苦渋の選択。
で、滑り終わったら温泉!大分県はおんせん県を自称するほど温泉天国。湯布院や別府など有名温泉地がありますよね。どっちに行こうかな~。う~ん迷うな~。
実は、大分に来る前に温泉ソムリエの資格をもっている大分出身の友人(所属しているフットサルチームのキャプテン)に湯布院と別府のおすすめ温泉を教えてもらっていました。見たところ両方いい感じ。これは悩むな~。
ならば両方行っちゃえ!とハシゴを狙ったのでしたが、湯布院で狙っていた日帰り温泉は残念ながら日帰りの受付時間を過ぎていており、湯布院到着時点ですでに大分での滞在可能時間を3時間切っていたので、湯布院での入浴はあきらめて別府に移動。別府のひょうたん温泉という日帰り入浴施設で大分を味わうことにしてみたのでした。
この時点までで、九重~湯布院~別府と大分を走っているのですが、大分県は思っていたより山々しくてここまですべて峠道。結構疲れましたね。
大分のハマチ!うまいね。
旅といえば、グルメ。今回の旅はタイトなスケジュールなので、グルメまでは手が出なかったんですが、意外にもおいしいと思ったのがハマチ!
上の写真は別府のひょうたん温泉で食べた、ハマチ丼と大分名物のとり天です。特にハマチうまかったですー。なんか、ハマチってブリみたいで脂がのっててジューシーで超うまい!回転寿司ではハマチなんて頼まないけど、意外にもハマチって超アリじゃん!次から、はま寿司でハマチはスタメン入りだな!これはブリの上位互換じゃね!なんて思って感動しましたね。
で、帰りの飛行機の待ち時間でwikiでハマチについて調べてみたら、衝撃の事実発覚。「ハマチは出世魚。九州北部ではブリの40cm未満の状態を指す。」だそうです。なんだよ、ブリだったのかよ。いや、でも本当にうまかったんですって。大分のハマチ。
あ、ヤベ!スノボの話してないじゃん
すみません。旅行の話ばっかりしてて、スキー場とスノーボードのお話あんまりしてないですよね。
いや、実は旅の日の自分のテンションもそんな感じで、行ってみたい場所で自分の好きなことをやるっていう、旅自体をかなり楽しんでいました。スノーボードはもちろん楽しく、10月からほとんど運動していなかった体での初滑りはなかなか難しく、とても疲れたけれどやっぱり楽しかったです。
そして、やっぱり旅っていいなーなんてしみじみ思いましたね。いつものメンツでいつもの場所でやるボードは鉄板なんだけど、自分はこっちのタイプの旅も好き。新型コロナウィルスの影響はやっぱり影響甚大で、いろいろ将来への不安もあるんですけれど、だからこそそれを忘れて好きなことに熱中する瞬間って大事だよな、なんて思ったのでした。
あ、次回はくじゅうで滑ったお話ちゃんとしますね。雪バカ田中でした。
関連エントリ:
大分スノーボードトリップ!
字面だけだと頭が混乱しますね(笑)
復帰一発目にこのトリップぶち込むのは
さすが雪バカ!
胸の熱くなる記事アザース!
>まいく様
コメントありがとうございます。そうですねー。今シーズンはもう体を取り戻すのは難しいと思うので、旅の楽しみ重視でいきたいと思いますー!っていうか、体を戻せるのかなと不安ですね。