どうも、こんには雪バカ田中です。新年度でございます。あまりフレッシュ感のない当ブログです。さて今回も日帰り弾丸トリップのお話です。3月中旬に行った滑走4日目も日帰り弾丸トリップでした。
今シーズンはここまで滑走日数も3日と少ないわけですが、3日ほど滑ってそこそこ体も戻せてきたんですが、そこでやっぱり一つの欲望が出てきました。「パウダー滑りたい!」
ただ、時はすでに3月中旬。一般的なスキー場はそろそろ店じまいな頃合いです。この頃の東京はすでにぽかぽか陽気の日もあり、最高気温20℃越えという日もございます。そんな3月中旬の週末、3日前に日帰りならば滑りに行けることになり、いろいろ調べてみると北海道の旭岳には雪雲がかかり、金曜日夜から20cmの降雪予報!
旭岳の最寄り空港である旭川空港行きの飛行機の特典航空券の空席を見たら残席数1の表示。あらま、これは行くしかないじゃないかねということで、旅の日の3日前に往復の航空券をマイルでポチり、そのままレンタカーも予約。北海道の旭川への日帰り弾丸旅行を決めたのでした。
あ、旭岳ってどんなところかというとちょっと説明が長くなるので割愛しますが、北海道の旭川の近くにある大雪山の山岳スキー場です。この辺が気になる人は記事末に関連エントリを載せておきますので、そちらをお読みください。
旭岳でお祭り参戦!
といわけで、早朝の飛行機で旭川に向かって出発。旭川にはAM9:00前に到着です。レンタカーで旭岳に向かいました。ただ、自分が思っていたよりも雪雲が厚く、道中の旭岳付近の道路は、ガスガス&ズルズルで運転はかなり怖かったですねー。北の大地の洗礼を浴びましたね。
コンパクトカーの4WDを予約したのですが、まぁギリギリと言った感じ。春といえども北海度の山ナメていたななんて反省しました。で、サクッと着替えて10時過ぎから滑り出し。
この日の旭岳はいわゆるお祭り状態でした。パウダーガチ勢で大賑わいでしたね。昔はそんなガチ勢の出すオーラに気後れしちゃう部分があって、(八海山やかぐらでも)一緒にロープウェーに乗るのがあまり好きじゃなかったんですが、今は歳食ったせいもあって全然気にしなくなっちゃいました。
この日の旭岳は森林限界を超える上部はガスガス。滑り出しでは全く先が読めず、なんとかコースのポールを頼りに滑る方向を決めるって言った感じですが、森林限界から下は視界も良好。ツリー回りと沢の吹き溜まりがとてもいい感じ。3月の中旬とは思えないほどのパウダースノーを堪能することができました。
ガスガスで視界が悪かったのですが過去2回の旭岳で滑った経験で、見つけた地形を拾いながら止まらないようないい感じのコース取りをして本数を稼ぐことができました。さらにはお昼過ぎには風が吹くようになり、雪面にリセットがかかりまして、ガスも薄くなったために滑るにはいい感じ。
旭岳らしいパウダーを味わうことができました。ごめん、ほんとにガスガスだったので写真はないです。
去年は降雪後のピーカンに訪れていました。いわゆるザデイ。で、その前は今回と同じような雪雲がぶち当たったガスガスの降雪日。田中がお祭りと呼ぶ、雪がジャカジャカ降る視界の悪い日。自分はどっちの旭岳が好きかと言われれば、意外と後者です。
いい感じに滑りこんで昼食。旭岳の食堂は謎にうまいんですよね。水がうまいとご飯がうまいのかな。この日は蕎麦とゲソ天丼。うん。うまい!
雪バカ田中は一人のスノボ旅にだいぶ熟練しまして。旅での行動が気持ち悪いほどテキパキしています。そのせいで4時間ぐらいの滞在だったけど、一人だったこともあって結構なパウダーランを楽しめましたよ。
14:00ぐらいまで滑ってパウダーも満喫したので、次のスキー場にてお口直しです。空港近くにあるキャンモアスキービレッジで滑ります。
2次会はキャンモア
2次会は昨年と同じくキャンモアスキービレッジ。ここは旭川空港から10km15分という、雪バカにとっては神立地です。時間券を買って飛行機が飛ぶ2時間前まで滑りました。この辺もスキー場の感じなんかは割愛します。気になる人は過去記事をどうぞです。
標高が低いスキー場ですので、ザクザクの春雪でしたが充分に楽しめました。ここは地元に超愛されている系のスキー場で、旭岳とは全く違う雰囲気。ですが、多くの人でにぎわっていたのは旭岳と共通。去年は素敵な夕暮れの写真が取れましたが、今年は雲の切れ間から太陽がのぞく不思議な写真がとれましたー!
キャンモアで3時間ぐらい滑って、時は夕暮れ。キャンモアのスキー場で着替えて、スノーボードを飛行機にに預け入れる準備をしてレンタカー屋に返却。
今日はいっぱい滑ったな~楽しかったな~なんて楽しい感情が9割。残り1割は「こんな遠くまで日帰りできて何が楽しいんだオレ」っていう虚しさに似た感情です。
ムチャした感じではありますが、大充実でしたね。
といわけで、今回もこのブログ記事のような駆け足の旅でした。忙しかったけど大充実!オフシーズン中に貯めていたマイルの無駄遣い感はありますが、やっぱりスノーボード旅はいいですねー。オレはこのために仕事をがんばってるんだ!という気分にしてくれます。
自分の中では1日休日という制約のある時間の中で、ここで滑って、ここで飯食って、ここで風呂に入ると超幸せというスノーボード旅の鉄板ルーティンが何個も開発しています。この日帰り旭岳&キャンモアはその中の1つですね。
本当はもうちょっと、旭岳やキャンモアのことを語りたいんですけれど、過去にも書いていたと思うので、いろいろと割愛です。今シーズンから雪バカ日誌を読み始めた人にとっては、今回の記事を読んで「なんだこの知らない固有名詞が並ぶ旅日記は」ってなるでしょうけど、まぁこんな旅をするようになるまでにはいろいろなことがありまして。それは、いつか時間ができたらお話します。
雪バカ日誌の中の人の生きるリアル世界では、「旭岳に日帰りで行ってさー、超軽いパウダー滑ってきたわ。あと、ハシゴしてキャンモアで滑ってきたよ」なんて言って話が通じるスノーボーダーは一人もいません。けれど、それが通じるというのが素晴らしい、この雪バカ日誌の世界。
ぶっちゃけ仮想空間にいるような感覚でブログを書いています。ビバ!雪バカ日誌。それではよい春シーズンをお過ごしください。雪バカ田中でした。
No,
こんにちは!
いつも楽しいブログありがとうございます。
私も今年、田中さんのブログを参考に旭岳からのキャンモアのルーティンを決めて来ました!
旭岳のゲソ天がうますぎてビビりました!笑
>コバ様
コメントありがとうございます。旭川行かれましたあー。いいですよね。自分は気に入っていてなんやかんやで毎シーズン通っちゃっています。
あのゲレ食、なんであんなにうまいんですかね。ラーメンとかも普通にうまいんですよ
こんばんは。
たまたま旭岳のことを調べてて、こちらへお邪魔しました。
テンション高くて、楽しいですね。
思わず幾つか記事を読んでしまいました。
田中さんに比べるとテンションも頻度もかなり低いですけど、
同じような旅をしたりしてます。
全部見切れてないので既出だったら申し訳ないんですけど、
電車とか飛行機とか徒歩で移動される時って、荷物どうされてますか?
私は背中に背負えるオールインワンのボードバックを使ってるんですけど、
スノーシューとかギアが増えてくると入らなくなってきて。
コロコロ+ボードバックだと福男ダッシュもできないですし、、、
バッグとか中身の紹介とか、教えてもらえたら嬉しいです。
りな様
コメントありがとうございます!テンションはブログ書いてる時は高いですね。旅の思い出を語る時はやっぱりテンションあがります。
パッキングの件は当ブログで「準備のコツ」「持ち運び」で検索してもらうとそれらしい記事が出てくると思います。
旅には色んな交通手段がありますので、コレがいいというのはなく、自分は北海道でも、空港行くまでに車か公共交通かでパッキングのスタイルは変わります。
一概して言えるのは「何回か試行錯誤するしかない」と「不必要なものは極力持って行かない」でしょうかねー。