どうも雪バカ田中です。4月も懲りずにやってきました!北海道日帰りスノーボーディング!今回の行き先は北海道の夕張市にあるマウントレースイです。
しかも、行ったのはですね。4月3日。SNSでは[4月にもかかわらずドパウ」という平日組の怒涛の煽りツィートが連発されたこの日。ここ夕張でも前日に雪が降りまして、田中もグッドコンディションを滑ることができましたよ。でもね、まぁ36歳のおっさんがブログで「4月に北海道でグッドコンディション引いたでドヤ!」しても面白くないので今回はスキー場を旅したお話を中心にブログ更新です。
北海道夕張市マウントレースイについて
北海道夕張市にあるスキー場です。旧JR夕張駅前のホテルマウントレースイという施設から川を渡ってすぐのところにあります。JR夕張駅に隣接したというリゾートでしたが、2019年の3月31日に新夕張→夕張を結ぶJR石勝線夕張市線が廃線となりました。現在は16.7km手前のJR新夕張駅からバスでのアクセスになります。リフト券は1日券¥5,000、半日(4時間)券¥4,000。駐車場無料。(2019年4月現在)
主なアクセス
・新千歳空港から約55km。約1時間。宿泊者向けには千歳空港から無料シャトルも出ています。
・札幌からは約60km。新さっぽろ駅、札幌駅から有料バスが出ています。(バス所要時間1時間40分)
千歳空港から1時間でアクセスできるという事で、レンタカーを使うとかなりサックリとアクセスできます。この日はAM7:45に新千歳空港に到着し、レンタカー屋を経由してレースイに到着したのはAM9:10。すごい。
夕張リゾートという会社の運営です。こちらの会社は北海道の加森観光の資本から中国系資本に代わりまして、なんだかゴニョゴニョっとした感じです。アジア資本へのリゾート転売にローカル線の廃止と、ある意味で日本の少子高齢化時代の流れの先端を行くホットスポットでございます。ご興味のある方はwikiや地元報道の過去アーカイブなんかを読んでみると面白いですよ。
ここに行ってみたいと思った理由は、千歳空港から近くて日帰りできそうなスキー場はないかなとgoogle mapで探していたところ距離的に近かったことからでした。スキー場の公式webを見てみると、まぁよさそうだし。
ゴンドラ1本 クワッド2本 ペア2本。
スキー場としては中規模クラスです。トップシーズン期はゴンドラを使って山頂から回せるというのが特徴。首都圏スノーボーダーに例えるならばイメージとしては湯沢エリアにある神立ですね。神立のハウスから山頂までゴンドラが出ている感じをイメージしていただけるとよろしいかと思います。
田中は4月上旬の春すべり期にお邪魔しまして1日券¥4,000。ゴンドラは動いていませんでしたが大半のコースを滑る事ができました。遊び方としてはメインのゴンドラを回すというのが正攻法なんでしょうが、この日は動いていなかったたためにリフトを使ってのんびりゲレンデクルージングを楽しみました。緩斜面・急斜面ありで、パークもありました。ちなみにパークはリフトを2本乗り継がなければアクセスできないという非常に入りにくい位置にあるために誰も入っていませんでした。
感想としては、コースマップのイメージと裏腹に滑走距離は短め。キレイな圧雪で滑りやすくいいコースもあるのですが、全体的にスペックより小さいなと感じましたね。地面からアクセスするスキー場で標高も低く、開放感が感じらない景色のせいなのかなぁ。アクセスの良さやその辺もいろいろ含めての「北海道の神立」というのが、田中の感想です。
お昼は夕張屋台村でランチ&旧JR夕張駅観光
お昼ご飯はスキー場から3分程歩いた旧夕張駅前にある「夕張屋台村」という施設に行ってみました。こちらは夕張の地元の食事屋さんが軒を連ねているフードコート的なスポットです。屋内はレトロな雰囲気で楽しく、お値段も良心的でした。
そしてフラフラと立ち寄ってみた旧夕張駅は観光案内センターということでお土産物屋になっていました。こちらは暫定的なオープンという事で、その後はどうなる事やらねとというお話を伺いました。
夕張はかつて炭鉱の町として栄え1990年にその役目を終えました。その後はスキー場を含めた観光に力を入れたが投資は失敗。それが原因となり市は2007年に財政破綻という歴史を持っています。
そんな歴史を感じることができる夕張駅とその周辺の風景。そして、そこで商売をしている人々が営む夕張屋台村。旅路では夕張メロンのビニールハウスが並ぶ景色が見れたりと、観光としてはなかなか面白い旅となりました。日曜日の昼にやってる「ザ・ノンフィクション」みたいな空気感が好きな人には超オススメ!
スキー場を巡って旅していると、日本の様々な場所に誰も求めていないようなきれいで豪華な日帰り温泉や道の駅ができている風景を目にします。「ここホントに大丈夫なんかな?」なんて思ってしまう事が多々あるんですよね。そんな不安のその先の景色を見ているような気がしました。
滑走だけを考えると、本州からの旅先としてはちょっと難しい面も。
この日はSIAフェスティバルというスキーのイベントがあって、スキーヤーが95%を占めるという超アウェー空気でした。さらにゴンドラも動いていない状況だったので、自分の滑った感想としては正直イマイチでした。本州から滑り目的でここを狙っていくという面白さがあまりない(観光とリップとしてはアリなんだけど)というのが田中の感想です。
ここ行くならば、ナイス文化のサッポロテイネが似た距離感にありますし、千歳空港からのアクセスとなればもう少し頑張って足を延ばせばトマムが狙えます。面がきれいでとてもいいスキー場なんですが、スノーボードにグッドコースなのかといえば別に普通なんすよ。じゃぁ降ればいいスポットなのかと言われても、北海道は降ったらドコもいいスキー場になるじゃねーかみたいな話になってくるんですよね。
近隣の方にはすごくいいスキー場なんでしょうが、滑走メインで本州から遊びに行くのにオススメかといえば微妙かなといった感じです。
★
今回は、夕張のレースイに日帰りで旅立ったのでした。
というわけで、4月上旬に千歳空港からレンタカーを拾って日帰り旅をしてきました。航空券代を抜いて、かかった費用はレンタカー代¥8,000、高速(片道)¥950、リフト券¥4,000、羽田空港駐車代¥1,500で合計¥14,450でした。
観光を兼ねてのスノーボーディングトリップの1日としては楽しかったですよ。そんな春のワンデイトリップのお話でございました。シーズンエンドまであとちょっと。雪バカ田中はもうちょっと滑りまーす。
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NO,
北海道といっても当たり外れがあるんですね・・・
地図を見ると壁や林が多そうで楽しそうなのですが。
それにしてもせっかく行ったのに、スキーヤーが95%って凄いですね!
心が折れそうですw
>amukatamukat様
コメントありがとうございます!
スキー場はいい感じでもありますが、いかんせん神立なんですよー。
田中が行ったときはSIAという団体がイベントをやってました。SIAとは日本プロスキー教師協会。ガチガチな空気でした。お察しください。
北海道行脚おつかれさまです。
「地面からアクセスできるスキー場」「北海道の神立」など、言葉選びが絶妙ですね!
無駄に大きな屋内休憩施設、かぐらに欲しいです。。
>都内在住40男様
コメントありがとうございます!
こうやっていわれてみると、地面からアクセスできるスキー場って謎の言葉ですね 笑
自分は、都内在住40男さんの心がイン◯テンツというというのが好きです