どうも雪バカ田中です。やばいっすよね、あと1か月でシーズン始まるかなんて思うとちょっとビビります。
さて、今回は名言についてお送りしたいと思います。といっても、偉大なプロスノーボーダーの名言ではなく、私の身近な一般スノーボーダーの名言。いろんな人とスノーボードについて話していると、たまに心に残るフレーズがあるんですよね。何というか言葉以上にスノーボード愛が伝わってくる言葉。言葉以上に意味がある言葉。
というわけで、スノーボードライフを過ごしていて出会った小さな名言についてブログにしたいと思います。
「オレね、毎年必ず年末に仲間と妙高行くんすよ。その旅で上信越道のあたりを通ると、今年も始まるなーって思うんすよね」
一緒に滑ったことのある若き社会人スノーボーダーの名言。妙に共感できるこの言葉。確かにスノーボードシーズンにスイッチが入る瞬間ありますよね。年末にボードに行って「今年も始まるなー」っていうのがいいですよね。
年末に毎年仲間と行くっていうのも青春っぽくていい!それぞれ仕事納めをして出発するんでしょうかね。この言葉を聞いた時に、その風景とその気持ちが想像できちゃうという意味で言葉として素晴らしいと思います。
自分は11月ごろになると狭山スキー場に行くんですが、滑り終わった後に駐車場で着替えててコオロギが鳴いているのを聞いていつも思います。「今年も始まるなー」って。でも、19-20シーズンはお休みだからスイッチがありません。
「だからね、僕はね。ビジネスソックスで滑るんすよ。」
某家族持ちスノーボーダーさんの名言。無理やり時間を作って家族に内緒でスノーボードに行くということついて話した時に頂いた名言です。車に板を積んでおいて、家族に内緒でこっそりスキー場に行っても結局は洗濯物でバレると。とくに洗濯物の中でも、ソックスでバレるというところから頂いた、至極の名言。
ビジネスソックスで滑りに行き、板・ウェアは車に収納しておく。そして、帰ったらビジネスソックスを洗濯機に入れれば完全犯罪の完成。(インナー類は週末に私服と一緒に洗濯カゴに入れる。)
ビジネスソックスで滑ると落ち着かないでしょう。でも、そこまでしても滑りに行きたいという、スノーボード愛を感じる至極の名言ですね。時間やお金のやりくりを超え、ここに至るまでにいろいろな事件や創意工夫があったんだろうなと、深みを感じさせる不思議な言葉です。
「買わないで後悔するよりも、買って後悔!」
某ショップのスタッフさんの名言。板について接客を受けながらあーだーこーだ悩んで、買おうかなー。でも金ないしなー。なんてウジウジしていた田中への最後の押しの言葉でした。
ほしかった板を乗っている人をスキー場でみると妙に悔しいんすよね。その日一日、やっぱり買えばよかったかなーなんて考えちゃう。そうなるんならば、やっぱり買っちゃって金欠で後悔したほうがいいんすよね。まぁ買ったとしても、シーズン終わりに金がなくなってやっぱり新ギア買わなくてもよかったかなって後悔は来ますけれどもね。
大きな金額の買い物するときはこの名言を思いだしながらカードの暗証番号を押すことが多い田中です。
「世の中、多様性の時代っすから。」
某サラリーマンボーダーの名言。彼には元恋人とスノーボードに明け暮れた青春時代があったそうです。今でもボードに行く相手がいないと、その元カノにも声をかけるそう。そして今でもたまに一緒に行くとのこと。えぇ、マジで?なんて驚いたときに発せられた名言。
とはいいつつ、昔の恋人とまだスノーボードでつながっているというスノーボーダーは意外にも多くいると思います。かくいう雪バカもその昔、元カノと行ったこともあるんすよね(笑)まさにダイバシティ(多様性)。ちなみに、元旦那と行ったことがあるという猛者の話も聞いたことがあります。
何が何でも、ボードに行きたいという熱い思い。そして、交通費をセーブするために昔の恋人とも行くという人間らしさに溢れた行動。そこに垣間見えるスノーボーダーとしての心の隙間。そんな隙間をパテのように埋める言葉。それが「多様性」。
「オフトレなんて、板に乗る感覚を思えとくためのもんっすから」
これも田中の心に響く名言。しかも、オフトレ施設の人からのお言葉でした。オフシーズンにオフトレ施設に行くと、バチバチにウマい小学生がウヨウヨいるわけなんです。部活感覚でスノーボードしている彼らは年間に100や200日滑るわけで、ウマいのは当たり前。そりゃ、おっさんがオフに月イチ程度で行ったってかなうわけはないんです。でも、やっぱり悔しいんですよ。そんなことをオフトレ施設の人にボヤいたところ、この名言を頂きました。
それ以来、田中はオフトレ施設に行くたびに「こっちは板に乗る感覚忘れないために来てるだけだから」なんていう言い訳ができるようになりまして、妙に前向きになったのを覚えています。そうだよね、そんなおっさんのオフトレがあったっていいじゃないか。
そんな身近な名言集でした。
というわけで、「身近なスノーボーダーの名言」をお送りいたしました。やはり言葉には力がありますよねー。
最後に、ちょっとマジメな話を。自分の中での最強の名言をご紹介します。それは、国母カズがアディダスに移籍した時のウェルカムムービーの中で言っていた「スノーボードだけをやって消えてゆきたい」という言葉。(一言一句覚えているわけじゃないので、違ったらごめんなさい)これは、本当に自分の中で心に残っていて、ほんとにこの人カッケーなと思いました。
このブログを書いていたら久々にこれが聞きたくて、そのウェルカムムービーをyoutubeで検索したんですが、消えちゃったみたいですごーく残念。「やっぱ、本当に大事なものはネット上にあるものじゃないんだなー。」なーんて、名言っぽく言ってみた、雪バカ田中がお送りいたしました。
関連エントリ:
更新履歴:
2019/10/27 文章を修正し、関連エントリを挿入いたしました。
2021/2/8 文章を修正しました。
NO,
お疲れ様です。
いいですよね、名言集。
私の中では春の神立で仲間が放った
「めっちゃ楽しいね!!(ガンギマリスマイル)」
が名言オブ名言です。
天気はいいけど、雪は汚く板は走らないし、春の癖にやたらと混んでるし…。テンション上がらなかったんですけどその一言でハッとしました。
どんなトリックをメイクしようが、どんなパウダー当てようが、結局はどんなコンディションでも楽しめる奴が最強なのでは?と思える一言でしたね〜。
※例のジャムは近くのショップになかったので神田へ行ってきますー(笑)
>まいく様
コメントありがとうございます!
楽しむこと、大事っすよねー。自分も気負ってスキー場に行き、思ってた通りにいかないとイライラしちゃうことあるので、そこらへんは反省です。
純粋なジャム、神田じゃFジャンクとムラスポぐらいの扱いっぽいっす。インスタで取扱店出てましたよ!
いつも楽しく拝見しております。
イエティがまもなくOPENとあって
記憶に残ってるcmで流れてたglobeのDEPARTURESが脳内リピートされてる今日この頃です。
自分のは名言ってわけではないですが。。。
『牡蠣にあたってきた!』ですね。
まんま、仮病の口実です!シャチョウスミマセン(もう時効と思ってここで謝罪(汗)
平日休みの友人に誘われ、平日のガラガラなゲレンデで滑りたく苦肉の策でした
今の働き方改革がなく有給なんて取れない時代でしたから。。。
ま、オテント様はしっかり見ておりゲレンデは大雨という罰を受けたのが懐かしく思い出されます。
今ではしっかり!?どうどう!?と有給使って土日にひっつけて滑りに行ってます。
友人からは『牡蠣あたった!?』と毎度ちゃかされてます(笑)
狭山が中止とあって今シーズンの年末年始の泊まり前に一度足慣らしをどこでしようか。。。
今年は足慣らしなしかな!?と、ちょっと悩んでます。
長くなりましたが。。。今シーズンも楽しみにしております!!!
>いずみさま
コメントありがとうございます。どこまでも限りなく 降り積もる 雪とあなたへの想い。名パンチラインですよね。
ちょっと悪さして動いたときに、意外とうまくいかないってのは自分も経験あります!ほんとお天道様はみてらっしゃいますわ。
いいんです!堂々と有給使っちゃいましょう!
ご無沙汰しております。
いよいよ冬に近づいてますね~。今年こそ滑りに行きたいのですが、どうなることやら・・・
スノボの名言は「また来週~」ですかね。
翌週も滑る友達に言ってました。
仕事を考えずに、もう次の週末を期待してる感じが良かったですね。
>amukatamukat様
コメントありがとうございます。「また来週~」いい言葉ですね。来週も安定的にボードに行けるという若さを感じます。
今の環境ではなかなかスノーボードトリップに行けない。けれど、スノーボードが好きだから個人のブログまで見てボード情報と触れ合ってしまっている、amukatamukatさんに最強の名言を送ります。
「あきらめたら、そこで試合終了ですよ?」