サラリーマンボーダー。上達のためにスノーボードスクールに行ってみたお話。

雪バカコラム

どうも!田中です!東京も日差しが強まり、夏の気配が近づいてきました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。今回はかなり昔の話になります。実は田中、2月の下旬に一度スノーボードスクールに入ってみたんですよ。今回のお話はスノーボードスクールに行ってみた感想のお話でございます。

スノーボーダー田中について。

今回はスノーボーダーがスクールに入った話というそれなりに抽象的なお話です。そこで、読んでいただく方に私の感想がたやすく想像頂けるよう、田中のスノーボードの経歴をお伝えしておきます。スノーボードを始めたのは17歳でした。ザウスで何度かと言った感じです。

それから大学生になり最初のギアを買いそろえ、年間10日ぐらい滑っておりました。それからはチョロチョロと雪山に行くぐらいですが、7年前に本格的に行くようになりそこから毎年20日前後滑っております。カウントしておりませんのであまりわかりませんがざっくりと人生での滑走日数は180日ぐらいでしょうか。そんなスノーボードライフの中でスクールに入ったのは大学生の時に1度だけです。

あとは見よう見まねでカービングやらグラトリやらって感じです。これまで我流でYoutubeや雑誌のHOWTOを頼りに滑っております。いちおうカービングターンと言われるものもできるはずですし、オーリーや180なんかはできるつもりです。できてるつもりなんですが、それできていないよと言われるのも凹むので誰かの教えを頂いたこともないです。そんな感じでゆる~くスノーボードとお付き合いしてます。

検定は5年ぐらい前に3級合格して2級を受けたのですが落ちた苦い記憶があり遠ざかっています。あれから100日以上は滑ってるから2級は受かるかなぁと思いつつも、落ちたらふてくされること間違いないので検定には足を運べません(笑)まぁ、そんな感じの今年34歳になるスノーボーダー田中です。

スクールに入ってみようと思ったキッカケ。

上達思考も特になく、シャバ雪ではできるトリックをして遊び、パウダーの日はパウダーランをして、雪が固いときはカービングというのが田中スキー場での過ごし方のパターンなのですが、最近は年を食ったせいもありライディングに頭打ち感が出てきました。さらに2015-16シーズンはコンディションが悪かったせいもあり今一つ情熱が出なかったんですよねぇ。

という訳で、なにか自分の滑りに新しいキッカケを作って上達させられないかなと考えるようになってきました。スノーボードに関して楽しけりゃいい思考が全開の田中ですが、やっぱりうまくなりたくないわけじゃないのです。そこで、いいろいろ考えたのですが、これ以上上達するためにはどうしても客観的な視点が欠けていると思ったのです。今まで、人にあーだこーだ言われるのが嫌で我流で滑ってきたのですが、上達するには客観的な視点を導入しなければ次にいけないと考えるようになり、スクールにはいってみようかなと思うようになったのです。といいつつもせっかくの休日を使ってスノーボード旅行。1日使ってガチガチに練習するのも抵抗があったし、金銭的にもそこに全力を注ぐわけにもいきません。今回行ったのはスキー場にある半日のヤツでできるだけ値段が安いのを探しました。

さーて!どこのスクールに入ろうかなぁ!

そんなこんなでスクールに入ろうと思っていたものの、何処にどうやって飛び込むのがイイのかは目途がつきません。そんな中、同じスノーボードブログの「DQNボーダー養成講座」さんで、長野県北志賀高原にあるよませスキー場ののスクールがよかったと書いてあったので、参考にさせていただきました。なるほど、WEBサイトを見てみるとカービング、グラトリなど応用編の講習90分¥5000とのこと。他のスキー場のスクールも検討しましたが、だいたい相場はそんなところのようです。

相場がわかったたところで、実際にスクールに入ることイメージしてみたのですが、どうせ教わるならばリフト待ちや他のスクール生が少ない場所を選んだ方ががコストパフォーマンスが高くかなると思い、最初に見たよませのスクールに決めました。お金を払っている時間もリフト待ちするのはもったいないし、レッスン中も参加者が少ない方が濃いコーチングを受けられるかなと思ったのです。だから空いていそうなよませスキー場はかなりいいかなと思いました。それから、集合時間もよかったのが選んだ理由です。9時集合とかだとスキー場に到着してからあわただしくなりそうですからね。よませのスクールは10時集合だったので余裕を持って構えられるし、準備運動がてら1ランぐらいできそうだというのも選んだ基準でした。申し込んだのはカービングレッスンでございました。

スクールの看板

スクール入ってみた感想!

入ってみた日はラッキーなことにコーチとのマンツーマン!なおかつ、狙い通りでリフト待ちはなし!コーチの教えをミッチリ90分受ける事となりました。コーチとの濃密な時間でしたよ!

レッスンではまず滑ってみてコーチに見てもらいました。そのあとに現在の滑り方の具体的な修正点の指導、そこからカービングの理論などを教えてもらったりしました。せっかくのマンツーだったのでこちらも遠慮なく質問させてもらいました。今後スキー場で滑るときにどんな事をしたら上達するのかと、普段の練習の仕方をなどなどをしつこいぐらいに聞いてやりました。

スノーボードを始めて16年がたつので、ターンなんかは当たり前にできるよと思っていた田中でしたが、指導を受けて見るとまだまだ自分の至らない点があったのを知らされます。また、お財布と一緒で記憶力の許容量が少ない田中は、指摘されたことをスマホで簡単にメモるようにしました。見返してみるとメモったコーチから指摘事項は10個以上ありましたわ。

スクールで教わった通りに滑ってみたら、転倒する回数が減った気がします。それからターンのキュインキュイン感が増して前よりもフリーランが楽しくなった気がします。これだけでもお金を払った価値があったなぁと思いましたよ。90分の¥5,000のモトは十分にとった気がします!よませスクールのコーチさん、ありがとうございました!

スクールで教えてもらったことを今後に生かすのだ!

スクールの効果はその日その場所だけではないんですね。スクール以後はスマホのメモに残しておいた指摘事項を改善するために滑ることができたのです。しかも、その指摘事項は自分の滑りを客観的に見られたうえでこうした方がイイと言う、自分オリジナルの修正点なのです雑誌のHOWTOなんかより絶対に効果があるはずです。田中も、スクールに入った以降の日は、友人と滑っているときもその指摘事項を意識しながら滑って降りました。やっぱり漠然と滑るよりかは、何かを練習した方が密度がライディングができるなーと改めて感じましたよ。

今回スクールに入って思ったスクールに入る一番のメリットは、その道のプロからの宿題をもらえることなんじゃないかなという事です。この場合は宿題というかお土産と言った方がいいかもしれませんね。いいお土産をもらうためには、やっぱりコーチとのコミュニケーションをきちんと取ることが必要かと思います。自分の滑りのどこが足りないのか、どうすれば上達するのかを率直聞き取り、自分の言葉にして保存しておく必要があります。そのためには、わからないもんはわからんとはっきり伝えることも大事だとも思いました。

正直言って、コーチの教えには我流スノーボーダーには理解できないわけのわからん専門用語が出てきました。それを知ったかぶりして聞き流してしまうとしまうといい土産はもらえないような気がしたので、コーチにはよくわからないんですけど、と何度も聞き返しました。「自分はどうしたらもっとうまく滑れるの?」そんな疑問をぶつけるためにお金を払っていたと考える方が自然な気がします。

でも、スクールに入るってハードルが高いんよねぇ

スクールに入った経験は大収穫でした!皆さんもぜひスクールを!なんて、申し上げたいのですが、それはなんだか気持ち悪い気がするので、あえてデメリットも述べておこうかと思います。スクールに入るハードルを3つほど挙げてみようかと思います。

まず第1に金銭的な問題。ただでさえ、交通費・リフト券などでお金がかかるスノーボード旅行。そこにレッスン代はキツイと言うのが本音。初心者用で初めての人が行くスクールなんかは無料だとか半日¥1,500程度で受けれたりするケースもあるのですが、ターンができる人がより上達を目指す場合のスクールはやはり90分¥5000以上はかかります。この点は田中も躊躇した部分です。

それから、環境的な問題。上達を目指す人達が集まるんだから、それなりにピリピリしてそうなんですよね。それに、同じレッスンの参加者の中で自分が一番ヘタだったらなんかやだぁなんて思ったりしてました。他の参加者から自分の滑りを見られるのもちょっと恥ずかしいしね。それから、田中としては自分が最年長だったらやだなぁなんてのも思いました。

最後に、感情な問題。せっかくのスノーボード旅行。せっかく休暇を使って楽しみに来たのに、なんか先生に教わるので時間が過ぎるのも何となく窮屈…。という謎のジレンマがあります。

そんなハードルを解決できそうなスクールが見つかるならば、入ってみるといいかもしれません。

先に並べてみたスクールに入るのにハードルがある問題。今回の田中はその辺はうまく解決できたかなと思っております。田中は運がよかったのか入講したのが偶然にも他の受講者がいなかった為にマンツーマンだったんですよね。なので、環境的な問題はすんなりとクリアできました。また感情的な問題については90分という1コマの時間がちょうどよかったし、リフト待ちがないスキー場でしたので、90分の密度が高くなりました。

あとは、金銭的な問題。これはコーチのお給料もあるのでレッスン料の値引きなんてのはなかなか難しく、額面通りにお支払いするしかないです。でもね、よくよく考えてみれば90分¥5000って郊外にある格安マッサージ店ぐらいの価格なんですよね。それだったら、マッサージよりもスノーボードレッスンの方がいいなと思いました。

もし、今回のお話でスクールに興味をもたれたならば、まずは自分が躊躇するような原因を挙げてみてそれがクリアできそうな条件にあうスクールを探してみるのがよいかと思います。たいていのスキー場にはスクールがありますし、スクールの料金表ぐらいはどこでも乗っています。最初はドキドキしますが意外と収穫が多いと思いますよ!

というわけで、今回はスクールに入ってみた感想をブログにしてみました。

スクールと言うか、スノーボードの技術向上に全般に言えるのですが、いろいろな情報があるので正直言って何をどうしたらいいのかわからんっていうのがあると思います、色々な方がいろいろな視点で語り合う分野でございますので、なかなか自分の現在地と特効薬がわからないんですよね。上達って言ってもターンなのかパークなのかでもまたいろいろ違ってくきますしね。いろいろとモヤモヤがある分野でございます。

そんな状況を打破するのは一つスクールに入るという事が上げられられると思います。その道のプロと一緒に体を動かすのが一番てっとり早いとのかなと思います。あ、そうそう田中が2月に行ったよませスクールですが、「DQNボーダー養成講座」さんではよませのスクールについてもう少し詳しく書かれています。よろしければどうぞです!
【DQNボーダー養成講座】15/16シーズン22-23日目 Mt.KOSHAよませ温泉スキー場 【スノーボードレッスン受講】

もし興味がわいたなら次のシーズンは一度ぐらいはスクールにいって学ぶ旅なんてのをしてはいかがでしょうか。田中でございました!

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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