こんにちは。田中と申します。金なしヒマなしの34歳。雪バカを自称しております。職業はサラリーマンです。
今回は雪バカらしく、北海道に日帰りで滑りに行った旅日記を書かせていただきます。サラリーマンボーダー、日帰りで北海道に滑りに行ってきました。日帰りトリップなのですが、お伝えしたいことは山ほどあるので今回は前後編に分けたいと思います。今回は旅日記、次回は滑りに行った旭岳スキーコースの事を記事にいたします。
本日は、雪バカ日誌旭川出張編でございます。
実は、北海道で滑ったことがない田中。基本的に有給休暇はとれない仕事をしております、そしてお金もないのです。
しかしね、お隣のブログのDQNボーダー養成講座のエス氏さんなんか、北海道行ってるじゃないっすか。田中の仲間のスノーボーダーなんかも結構北海道に行ってるんですよ。
そして、みんな言うのが「北海道は雪がちがうね!」というフレーズ。チキショー!田中だっていつかは行ってみたい!そんなジェラシーを持っていた田中。そして、ついにこの時がやってきました!田中、北海道スノーボードのロストバージンです!
ビンボーならば頭使うしかないっしょ!
雪バカ田中はビンボー。そして休みも取りずらい。でも、北海道に行きたい。ひらめいたのです。マイルを使えばいいと。そうすれば航空券代はかからないですもんね。そして、日帰りで行けばいろいろな費用が削減できます。宿泊費もかからないし、羽田の駐車場代も1日分でいいのです。でも、北海道で日帰りってかなりハードルが高いのが実情なんですよね。
北海道に入ってからもたいていのスキー場へは新千歳空港からバスで2時間以上乗らないとスキー場行けません。
そうしたら滞在時間なんてほんのわずかです。それに千歳便は高いし都合のいい時間帯の便はなかなか予約が取れないのです。日帰りはかなり厳しそうです。
なんと!北海道には旭川空港というのがあるのを発見しました。
ぼけっと地図を眺めていたら、北海道には旭川のも空港があるのを発見しました。この空港の近くにスキー場ないかなーと、調べてみると何か所かあるじゃないっすか!しかも、憧れの場所であるパウダースノーの聖地、旭岳にもバスが出ています!旭川空港からは、ほかにも富良野やトマムにもバスが出ていました。
飛行機やバスの時刻表を見てみると、日帰りでも滑走時間を5時間以上取れることが判明。これは行けるな!旭川なら空席も多そうだし余裕だろうと思って航空会社のサイトを見たら、予想がドンピシャにはまり空席が多い!ふふふ、お金持ちの皆さんは安直にニセコのパックツアーいっちゃうでしょう?
ビンボーはビンボーなりに楽しめる術を見つけることができるのです。正直言って、旭川空港を使えば日帰りで北海道を滑れるんじゃねーかと発見した時は、自分がノーベル賞の候補になっちゃうんじゃないかと思いましたよ。わりと本気で。
始発はANA、帰りJAL。
旭川空港のタイムスケジュールを見てみると、始発便はANA06:40羽田発という便。終便はJAL20:10旭川発という便があります。両方とも、マイルでタダ乗りしました。自分が予約したときはANAで7500マイル、JALで8500マイルでした。田中は晴天率があがる3月に行ったのでこのマイル数がかかりましたが、2月に行けばローシーズンということでさらに少ないマイルで移動できます。
普段からチマチマやって貯めたマイルを爆発させてやりましたよ。このマイルはほとんど飛行機に乗って貯めたものではなく、クレジットカードとマイルパートナーみたいなのをセコセコ利用してためたやつです。ちなみに、今回は往復で別会社の便を取ったのは手持ちのマイルがそれぞれの往復分なかったからです。
旭川空港からはバスで旭岳に向かいました。
旭川空港からは「いで湯号」というバスを使って向かうのですが、東京からで一番早く乗れる便でも10:45空港発、11:36旭岳到着というやつなんです。想定している滑走時間は正味で5時間程度。
始発のANA便に乗ってきたのでバスまで2時間ぐらいありました。というわけでこの空き時間を使って、空港のトイレを使ってウェアに着替えて滑走準備です。旭岳での滞在時間を有意義に使えるよう、バスに乗る前に最大限の工夫をしました。
着替えるのも面倒なのでウェアで飛行機に乗ろうかと思ったけど、さすがにそれはキレイなCAさんのいる飛行機に乗る時にバカ丸出しなんでね、インナー+ミッドレイヤーを着て移動しました。空港についたらトイレで着替えて、バックパックに行動に必要な荷物をいれたら、スノーボードケース等をコインロッカーにぶち込み、板をもってバスに乗りました。
いで湯号は普通の路線バスです。この路線バスは旭川駅から出ていて普通に市民の足となっています。地元のおばあちゃんたちが乗っている路線バスにウェアで板を持ってバスに乗りこむ雪バカ。バスの車内には外国人観光客がちらほらいました。
エンジョイ!アサヒダーケ!
空港から50分ほどバスに揺られてお目当て旭岳に到着です。旭岳について、一番最初に目についたのが全身オレンジに身にまとった某プロスノーボーダーさんでした。マジかよ!オーラがすごかったです。生で見れて大感激しました。そして、自分が憧れの大地・北海道にいる実感が爆発しましたよ。
ここから1日券を買って、16:40のロープウェイの終便まで滑り込みました。ありえないぐらいの良質のパウダーが大量にありまして、本当にびっくりしましたよ!ここはヤバイ!さすが世界のアサヒダケ!3月の2週目にもかかわらず、ものすごいことになっていました。途中でローカルさんに話しかけられたのですが、東京から日帰りで来たことを告げたら「ヤバイねー!でもね、あんたアタリだよ!今シーズンのベストかもよ」なんて言われました。持っている男。田中でございます。
滑り終わったら、帰りの準備をしながら18:00の空港行きのバスに乗車です。旭岳ロープウェイのスタッフさんたちは17:30ごろに帰宅するらしく、人気がなく暗い駅舎で待機するのはすごく寂しかったです。バスは旭川空港に19:00に到着しました。20:10の羽田便出発までの時間を使ってコインロッカーから荷物を撤収して帰路に就く準備をしました。この日は空港にお世話になりっぱなしでしたね。
今回のかかったお金でございます。
たまってたマイルを使いましたので、飛行機代はかからずです。マイルを使わないで買う場合も、結構早いタイミングで予約すれば当日往復¥18,000ぐらいで買えるようです。片道マイル利用とかもいい案ですよね。
今回かかった費用は旭岳までのバス往復¥2,000、ロープウェイ乗車券一日¥4,500、コインロッカー代¥200、羽田空港の駐車場代¥1,500でした。合計のお代金はお土産代と食費を入れないで¥8,200でした!これはさすがにドヤ顔していいですよね?憧れの旭岳の場所に滑りに行って、楽しんでこのお値段は大満足!
次のシーズンはこの旅のフォーマットを使って富良野で1泊なんてのも面白そうだと思っています。
自分の中で最高のヒトリスト旅行でした!
学生時代から一人で滑りに行ったりしていますし、今でもたまに旅立っています。今回の旭岳スキーコースはかなりタフな場所で、ナチュラルな地形を滑りなれている人でないと面白くない場所だと思います。そういう場所にも誰にも遠慮することなく一人ならば冒険できちゃうのがヒトリストのいいところです。
自分のスケジュールで行ってみたいところに行って、自分の冒険を組み立てる。そんなヒトリストスノーボードライフの中では間違いなくベストトリップになりました。日帰りなので、道中に着る服と滑るためのウェアやギアだけで気楽に旅立てたのもこの旅の面白いところです。
旭岳は人を選ぶ場所なのですが、富良野であれば誰が行っても楽しめそうですよ。
というわけで、今回は旭川空港を使った日帰りトリップを実行したお話でしたー!
雪バカ日誌、北海道旭川出張編。日帰りでしたが大充実の旅でございました。マイルさえたまってれば、旭川空港を使ってお金もかからず快適に遊べます。また日帰りのヒコーキ旅って別の意味でも贅沢でいいですよね。どなたでもマネできることなので、来シーズンにでもやってみてはいかがでしょうか。
群馬でBCの翌週は、新幹線で岩手。そのあとは車で長野。そしてヒコーキで北海道!マッチョなスノーボードを連発している田中でございました。
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更新履歴:
2017/3/22 文章を修正しました。
No,264
田中さん‼︎感動しました‼︎
日帰り旭岳なんて素敵すぎます。
行動力ありますね〜(*⁰▿⁰*)
一泊なら本当余裕ですね〜
温泉日記も楽しいですが、滑走日記はウキウキします(^^)
これからもよろしくお願いします‼︎
にんぐる様
コメントありがとうございます!いつも読んでいただいてるようで嬉しいです!
マイルがあればだれでもできちゃうことなので、是非ともトライしてみてください!
田中も来シーズンはおかわりでしちゃう予定です!
最高のトリップだったようで何よりです♪
日帰りで北海道はすごいですね〜ちとマネができないですわ(^^;)
トイレで着替えるとかレベル高すぎます!
エス氏様
コメントありがとうございます。
わりと快適に楽しく滑れましたよー!旭岳はとてもすごいところでした!!
こんにちは。horihです。
首都圏から旭川空港経由で北海道のスキー場を日帰り! すばらしいアイデアです!! 脱帽です。
そこまで考えられなかったですね。さすが田中さん! 尊敬します。
すばらしいアイデアをありがとうございます。来シーズンは参考にしたいと思います。やはり田中さんのブログはためになります。今後も参考にさせていただきます。m(__)m
horih様
コメントありがとうございます!オフの時に申し上げたマイルを貯める方法で、日帰り北海道ができるという事を実践致しました。
私も来シーズン、また行きたいと思ってます!