こんにちは。田中でございます。
なんだか秋感がない10月の下旬ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は菅平のお山である根子岳に登山に行ったお話です。毎度登山に行くと思うことですが、冬に行く山の雪がない姿というのもまた新鮮ですなぁ。裏の顔を知れるというか、表の顔を知れるというか、違う山の一面を見れるので余計に親近感がわくようになります。
今年もBCの下見がてら登山にいくよー
こちらの根子岳のバックカントリールートはヤマケイの本に乗っていたので興味を持ちました。と言っても、根子岳のBCはキャットという雪上車で登るツアーのルートを使うようなので、結構なイージーコースであるとのことです。そんな根子岳にとりあえず登ってみて、実際に冬に自分の力でやれそうなのかを判断するために登ってみることにします。下見といいつつ登山自体も楽しんでやっております。菅平高原まで車を走らせ、コンパスやバーナーをもって登山に行ってまいりました!
根子岳(ねこだけ)について
根子岳は長野県上田市と須坂市の境目にあるお山です。裾野には菅平高原スキー場の奥ダボスゲレンデがございます。標高は2207mです。読み仮名はネコダケですニャー。最寄りICは上信越道の上田菅平IC。そこから40分程度ですね。根子岳のお隣にそびえる四阿山(あずまやさん)は日本100名山に入るほど有名なお山なので同時に登山されることも多いそうです。田中はあくまでBCでこれるかなーと言う下見と山頂でのカップラーメンを食べに来たので四阿山はパスでございます。
また、根子岳へ行く登山ルートは複数ございます。夏場のメインの登山ルートは菅平牧場から登るルートなのですが、ヤマケイの本によると、バックカントリーでは奥ダボススキー場の奥に進む感じになるようなので、その進路に近いダボスの丘料金口を使う、峰の原高原ルートと呼ばれるルートを選択しました。このルートの出発場所は峰の原高原青年の家になります。
菅平。ぶっちゃけ、わかりずらいんだよ。
冬の菅平もそうなんですが、菅平高原というのはエリアの総称であって、スキー場個々のの名前ではないんですよね。非常にわかりずらいです。冬のスキー場もエリア分けされてて運営会社も違うために、理解しずらいのです。冬のバックカントリーでは奥ダボススノーパークのリフトトップからアクセスするのですが、今回は峰の原高原からアクセスする事にします。ね、これ読んでる皆さんもわかりずらいでしょ?ダボスゲレンデやら奥ダボスやら菅平やら。他にも太郎エリアやパインビークエリアなんてのもあります!
これ、田中の書き方が悪いんじゃないです。菅平高原としての統一感が全くないのです。ちなみに、ここまで悪口書いちゃったからさらに言いますけど、菅平高原はそんなバラバラの運営会社への分配が絡んでいるようで、冬場のスキー場のエリア共通リフト代が規模の割に高いっす。さらに言うけど、公式webが見ずらい&遅いし!登山口はどこかもわかりずらかったよ!
と、悪口を言ったところでレッツ登山!
今回は菅平高原スキー場の入り口から入って、3時間ほど登った根子岳山頂を目指すことにします。冬のBCで奥ダボスのリフトトップから山頂までは1時間半ぐらいだそうです。それに似た夏の峰の原高原ルートの登山を行いいます。リフトを使わないので2時間半ぐらいの行程です。北東方向に1本道で緩い尾根を登っていくことになります。ただ、その9割は岩場というか、登山道に岩が流れてきたかのようにゴロゴロと大きめの岩が転がっているので足下が悪かったです。そんな道を2時間30分登るので結構疲れます。
菅平での登山というとお隣の四阿山に上る人が大半で、根子岳だけを往復するこのルートはマイナーの様子です。そんな理由があるのか、人がかなり少なくマイペースに登れるのがうれしかったです。登山もやっぱり楽しかったです!感想は、空気がうまい。景色がいい。カップラーメンがうまい。といった感じです。この楽しさをもう少し言葉で伝えられるようになりたい。
峰の原高原ルートの登山について
峰の原高原ルートは峰の原高原青年の家という施設から登山ルートに入り、峰の原高原料金所を目指します。この施設はお隣の須坂市の持ち物なので、あまり表示は出ていません。この料金所で登山料金¥200を支払い、スキー場のゲレンデとゴルフコースの間の道を進み、30分程度で奥ダボススキー場のリフトトップに到着します。その後、避難小屋を経由しします。順調に進めば避難小屋からは1時間程度で根子岳山頂に到着できます。
のルートの行程は尾根のやや下を沿って、尾根に並行していく感じです。ルートの80%はゴロゴロした岩場を進みます。あまり変化がなく登山道としては面白味はないですが、人が少ないのでのんびり進めます。根子岳山頂では、多くのグループとかったので遭遇したので皆様、他ルートで登られることが多いようです。これまで登山してきた湯の丸山や安達太良山と似た形なので、ルートに乗ってしまえば簡単に進むことができました。このルートは往路約二時間半、復路約二時間というルートなので、朝8時ごろに登り始めてちょうどいい感じに帰着できました。
というわけで、今回は根子岳に登ってきたお話でした。
根子岳のバックカントリーはキャットツアーのコースを使うもののようなので、天候によってはいけそうな感じもしましたが冬場はまた様相が違いそうなので、なんとも言えない感じでした。ですが、登山は楽しかったです!秋なのに結構汗をかきましたので、帰りに寄った温泉がとても気持ちよかったです。あとね、やっぱり山頂で食べるカップヌードルは最高です。今回は昆布のおにぎりを準備していったので、残ったスープと一緒におにぎりも食べちゃいました!これもうまかったです!
というわけで、シーズンも近づいてきた感があります!皆様よい秋の日ごろをお楽しみください。実は同じスノーボードを題材にしてリンクしていただいているブログ「DQNボーダー養成講座」のエス氏さんと一緒に行くお約束をしていたのですが、スケジュールがあわなく断念したお山でした。DQNボーダー養成講座ではこの根子岳を四阿山との縦走ルートで登った記事があります。ご興味があればどうぞです。
DQNボーダー養成講座「オフトレ 登山編 四阿山【菅平牧場登山口】 百名山31/100」
田中でございました!おあとがよろしいようでー。
関連エントリ:
更新履歴:
2017/1/11 文章を修正し関連エントリを挿入しました。
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お疲れ様でした〜。
峰の原からだと、根子岳までの往復でもけっこう時間かかるんですね。
菅平は確かにわかりにくいですね!
>エス氏様
コメントありがとうございます。そうですね、峰の原高原ルート結構時間がかかりしました!
菅平のわかりずらい理由が、エリアごとに運営会社が違っていて、それぞれが来客のことを考えずやっているという人為的な部分なので、なんとも言えない感じです。
お互い、野沢と菅平に逆の印象を持っていますね!