温泉がすごいやつ!野沢温泉の「旅館さかや」に泊まってきたよ!

スノーボードのお宿

どうもどうも!田中でございます。先週末の関越の渋滞は久々にえぐかったですねー!前回までは白馬のお話でしたが、白馬の話の途中に安比の話がブチ込んじゃったりしてしちゃいましてすみませんでした。今回は野沢のお話になります!今回は野沢の名門旅館に泊まったお話です。ちなみに、また次回は全然別のエリアのお話になる予定です。

野沢温泉の人気温泉旅館!

野沢温泉 旅館 さかや
〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9329
電話: 0269-85-3118
http://www.ryokan-sakaya.co.jp/
雑誌のCASA Brutusの温泉特集でみうらじゅんさんがおすすめしてたのを知りました。雑誌の自遊人なんかにも載って、とにかくめちゃくちゃ評判がいいのであこがれていました。いろいろな雑誌の温泉特集でも登場頻度が高いお宿さんです。

シーズンに入る前にここの空室をチェックしていましたが、週末はいっぱいなんですよねー。ダメもとで正月に再度空室を調べたら3月の週末に1室だけ空室が出ていました。2名で1泊2食付きで¥38,800を早速予約しました。大体一人1泊2万の宿泊です。平凡サラリーマン雪バカ田中からしたら大盤振る舞いをしてしまいました。下の写真はお部屋から見える大浴場の建物です。風情があって素晴らしいですね!なぜか、脚立がずっと放置されていました。

野沢温泉の一等地にある名門温泉旅館です。

このさかやさんからの野沢温泉スキー場へのアクセスは、メインである長坂ゴンドラ駅舎には12分程度、日影ゴンドラへアクセスできる歩く歩道である遊ロードへは5分程度です。立地も野沢温泉の一等地、大湯の隣という場所なので野沢のアフタースキーの楽しみである温泉街散歩も効率的に楽しめます。

お部屋はやや広めのベッドルームです。ちょっといいベッドなのでぐっすり眠れました。シンプルな和装のお部屋です。部屋には小さなユニットバスがついていますが、お風呂が素晴らしすぎるので、部屋のシャワーは使わないと思います。部屋のドライヤーは古いビジネスホテルについている、ホースの送風機みたいなやつでとても貧弱なので、部屋のドライヤーが必須という人は持参がいいと思います。

うれしいWifi完備。それから、野沢温泉スキー場の宿泊者割引でチケットが買えます。まぁ、数百円程度安くなるだけですけどもね。旅館のロビーのテーブルには今年上映された「疾風ロンド」の原作者東野圭吾さんのサイン入り原作本が飾られていました。

温泉がスーパースバラシイ!!こりゃすげー!

この旅館の魅力といえば、とにかく温泉!ここの温泉はすごくよかったですよー!宮作りの浴場に、鮮度が高いお湯がたっぷり注ぎ込まれているアルカリ性硫黄泉。源泉かけ流しの加水加温なし。源泉の温度は高いので空気に触れさせてお湯の温度調節をしているそうです。

めちゃくちゃくつろげます。雰囲気たっぷりのゴージャスな温泉は本当に開放的な気分にさせてくれます。硫黄の温泉なのに、浴槽がヌルヌルしていないのは、かなりの頻度で浴場を掃除しているからなのではないでしょうか。風呂に対するプライドが半端じゃないことがうかがえます。

こういう、源泉ドバドバ系の温泉はお湯の上部に熱いお湯がたまっていて、かき混ぜないと入れないのが常なのですがこちらはすでにちょうどよい温度になっています。お客さんが入る前に湯もみしているんでしょうかね。
残念ながら温泉は日帰り入浴はやっていないそうです。日帰りやっていたら野沢に来たら毎回入りたい!と思えるお風呂でした。

その分、宿泊客しかいないのでかなりゆったりとした入浴タイムが楽しめます。この感動的な浴場を旅の思い出に写真を撮りたかったのですが、ほかのお客さんもいらっしゃったので写真は取れなかったのが残念です。ぜひぜひ、さかやのwebサイトで浴場の雰囲気を見ていただきたいです。下の写真は内湯の方です。大浴場は本当にすばらしいですよー!

1泊2日で約2万から。でも、意外と安く感じます。

チェックアウト後は荷物を控室におかせていただけます、入浴もして帰ってくださいとのことでした。車も預かっていただけます。さすがは野沢。その辺の快適さに関してはスキーリゾートならではですね。1泊2食でこのお値段なんですが、素晴らしい温泉と快適な旅館での滞在になるので、ほとんどお金は使いませんでした。帰りの温泉代や駐車場代もかかりません。

滞在中に使ったのは食事の際にお酒を頼んだのと、温泉街散策で缶ビールと温泉卵を買ったぐらいです。ほとんどお金を使わなくと快適にステイできるので、このお値段は意外と安いんじゃないかと思います。お安い旅館に泊まって温泉街で飲んで食ってと、ポロポロと支出をしなくていいのであれ、意外とお金使わないなという感覚になります。オールインクルードな感覚で滞在できるのはリゾート感覚で気が楽です。雪バカンスです。

食事はちょっと残念!サービス部分にちょっと難ありです。

こういう旅館のお楽しみといえば、お食事!朝晩ともにおいしくいただきました。個室での食事なのですが、サービス部分に難がありました。ちょっと期待はずれかなというのが本音です。季節感はなく、揚げ物は冷めていて、おひつに盛られたご飯は少な目。ビールは気が抜けていました。料理は間違いなくおいしいです。ただ、食事の際のサービス部分はちょっと残念でした。

近くの部屋の食器を片付ける音がガシャンガシャンうるさく響き渡り、料理の紹介もなく大衆居酒屋のようにサーブされる料理にはあまり感動はなかったのが本音です。せっかくのお料理のお品書きも二つ折りにされて、お膳の下に隠れていました。食事に関しては高級温泉旅館というより高級スキー宿という感覚で構えていたほうが良いかなと思います。ほかの部分に大満足していたために目立ってしまったなという印象です。

下の写真、なんだかホースが目立ちませんか?まぁそんな感じです。

野沢にあまり滑りに来ない人にはぜひおすすめです!

そんな食事の残念な部分はあるので、この旅館をオフシーズンの温泉旅行に来るとちょっと粗が目立つかもなという印象です。滑った後に温泉に入れたり、車と荷物を預かってくれるサービスも無料なので、スノーボード旅行と組み合わせると、このさかやさんの魅力がフルに生きてくるかと思います。

野沢温泉には温泉街で食事をしたり、コンドミニアムで自炊して長期滞在したりといろいろな滞在方法があるのですが、初めて野沢に行くよ!とか、あんまり行かないなという人にはこちらのお宿を使うのをかなりオススメかと思います。立地が良く野沢の楽しみを効率的に味わえますので、ここの宿に入っちゃえば何一つ不自由ない野沢でのスノーボードが約束されると思います。

ちょっと値が張る上に部屋の確保が難しいので団体での旅行には向いていませんが、女性だけのスノーボード旅行とかカップル・ご夫婦なんかには田中は自信をもって「旅館さかや」をお勧めいたします!

というわけで、今回は野沢温泉の人気のお宿「旅館さかや」さんに滞在したお話でした!

いやー、野沢って年に1度は来ますがやっぱりいいところですよねー。今回のさかやさんは、同じスノーボードブログの「DQNボーダー養成講座」さんでも記事になっていましたね。別の方の感想も見ていただいて、来シーズン野沢に行く予定ができそうな人にはチェックしていただく価値のあるお宿だと思いますよ。

DQNボーダー養成講座「16/17シーズン21日目 北竜温泉ファミリースキー場【しっぽり温泉旅館の旅】

それでは、皆様よい温泉ライフをお楽しみください。田中でございました。

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No,263

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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雪バカ田中

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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