湯沢のビックゲレンデ!かぐらスキー場を攻略せよ!

スノーボードのスキー場

どうも田中でございます。2015年もあとわずかですね。本年最後のエントリとなります。

シーズン5日目はかぐらスキー場に行きました。かぐらスキー場は春までやっているスキー場で、首都圏からはアクセスもイイという事で人気のスキー場です。首都圏のスノーボーダーがスノーボードに熱中しだしたころに必ず訪れるスキー場という登竜門的なスキー場かなと思います。

かぐらスキー場について

湯沢ICを出たら国道17号線を左に曲がって8kmほど進んだところにあるスキー場です。この道中は結構タフな道なのですがキチンと除雪されているのがありがたいですね。かぐらの一番の特徴は類を見ないロングラン営業です。11月下旬から5月の下旬までの営業期間です。首都圏からの日帰りでもアクセスしやすい場所の春スノーボードの代名詞的存在でもあります。そんな理由から、3月下旬以降も滑りたいスノーボーダーは必ずお邪魔したことがあるであろうスキー場です。

かぐらスキー場は駐車場からロープウェイに乗ってアクセスするスキー場で、湯沢インターから見て手前のみつまたステーションと奥にある田代ステーションの2つのステーションがあります。田代ステーションの方がのんびりしたい雰囲気です。

http://www.princehotels.co.jp/ski/kagura/
みつまたステーション
〒949-6211 新潟県南魚沼郡湯沢町三俣742
TEL:025-788-9221
田代ステーション
〒949-6212 新潟県南魚沼郡湯沢町三国1066
TEL:025-789-3111

リフト券。高いので真っ向勝負したら負けです。

リフト券は1日¥4700。ビッグなゲレンデなのでちょっと割高ですねぇ。しかも土日は駐車料¥500とられます。ビッグなゲレンデですが、横にビッグなので1本の滑走距離はあまり長くないので、値段相応ではないかなと思える設定です。なので。

ここは真っ向勝負で1日券を買ってはいけないスキー場です。そこで、活用できるのが公式webのクーポン。¥1000食事券がついて¥5300(2015-16年シーズン)実質¥400引き。

早割を押さえておくのもいいですね。プリンス系列ならシーズン1回は行くだろうし、かぐらは春まで行けるのでプリンス系列早割リフト券買っておいていいかもしれません。とにかく、高いので手ぶらでリフト券売り場に行ってはいけませんよ。

オススメのゲレ食は和田小屋。

かぐらスキーはゲレ食が高くて味はソコソコと言うプリンス系列を具現化したゲレ食が並んでおり総じてあまりお勧めできません。どうしてプリンス系列ってこうなんだと、いつも嘆きたくなります。その中で、一軒だけ例外なのが和田小屋さん。コース上部のゴンドラを上がってちょこっと歩いたところにあります。

ここのモツ煮定食はおいしいです。湯沢名物の一口笹団子がついているのがうれしいですね。混んでいますが、いいトコロなので田中は大抵こちらで昼食をとります。ちょっと山小屋っぽい雰囲気なのがイイですね。2015シーズンにリニューアルしましてピカピカです。お泊りもできますよ。1泊2食で¥7500。

狙い目はちょい吹雪のパウダーです!

春ボードやパークのイメージもありますが、実はかぐらの一番の醍醐味はパウダーだったりします。かぐらは雪の量も質も恵まれているのですが、特に狙い目なのはかぐらゴンドラ降り口からさらに上のエリアです。

かぐらのトップシーズンは吹雪くことが多いのですが、実はその吹雪が狙い目でして、かぐららしい雪質を存分に味わえます。ビックリするほどのサラサラの天国パウダーのリセット祭です。たぶん、かぐらの魅力って実はこれが一番だと思います。当たれば気持ちいいパウダーが楽しめます!そして、ちょっと吹雪いてるぐらいの方が雪がよく、さらに人も減るのでそこがねらい目と言えます。ですので、防寒をして高機能のゴーグルは持っていきたいところですね。

かぐら名物 「5ロマ」

かぐらゴンドラ上部エリアからさらに上がりBCへの入り口にアクセスするのが第5ロマンスリフト。通称「5ロマ。」この5ロマを使う林間コースは楽しいです。しかし、競争率がめっちゃ高いので狙う人は早起きをがんばりましょう。早起きをがんばっても、ゲレンデ内の和田小屋に宿泊した人々が先に滑ってたりしますけどね。田中はあまりパウダーでガミガミしたくないので、一度5ロマに乗ってみて様子を見たら、あとはその下の第1ロマンスリフト回しをすることが多いです。

BCの入り口という事もあり5ロマ上部ではパトさんが目を光らせています。その付近で変な動きをすると結構厳しく怒られます。その昔、春先にシャツ姿にビールを入れたバックパックを背負って滑っていて、5ロマに来たらBCに入る人と勘違いされて「山を舐めるな、そんな恰好で山に入るな!入らない?いや、どうせ入るんだろ!ウソをつくな!」と怒られたのはイイ思い出です。本当に入るつもりなかったのにぃ。

田代滑る?みつまたで滑る?

2つのステーションからアクセスできるスキー場ですが横に大きく、スノーボードで移動するにはなだらかな斜面も多いので、あまり横移動は賢明とは言えませんね。イメージとしては頂上でつながっている2つのスキー場ととらえた方がわかりやすいかと思います。47と五竜とか、斑尾高原とタングラムみたいな感じと考えるのがイイのではないでしょうか。

比較的人が少なくのんびりしている田代か、下山コースがあってパークが充実しているみつまたか。好みがわかれそうです。春までやっているスキー場ですが、田代の方がちょこっと早くクローズします。例年は田代はGWまでです。どちらがいいというのは個人的な好みになるので何とも言えないです。

まずは両方行ってみて、好みの雰囲気や斜面がある方を決めて次はそちらからアクセスするというのがイイと思います。人気があるのはみつまたの方なのですが、田中はその雰囲気があんまり得意ではないので自分で選ぶときは田代を使う気がします。ただ、和田小屋にアクセスがイイのはみつまたの方なのでみつまたも捨てがたいんだよなぁ。と言った感じです。

まぁ、いずれにしろ横移動が多くてあまりスノーボードの滑走に向いている魅力的なコースが少ないので、全コース制覇とか意気込んでいると本当に滑走時間が取れなくなってくるので、割り切って滑りましょう。マップを見ながら気に入った斜面があったらソコを滑り続けるという方が滑走の充実度が上がると思います。田中としては田代第1高速リフトまわしがおすすめですね。田代の名物はリフトを降りてからすぐの正面左側のコース外部分からのせりあがりを飛べるギャップ地形ポイント。通称「名物」。

田代のゴンドラ
人気スキー場だけあって、帰りのロープウェイも混みます!

スキー場としてかぐらを考えてみる。

営業時間が長くビックゲレンデで魅力的な部分もありますが、目当てのコースまでの移動時間が長くリフト券も高いスキー場です。さらに地理的にトップシーズンは悪天候が多いので、春ボードの穏やかなイメージでトップシーズンに来るとだいたいは裏切られます。アクセスはいいんだけどロープウェイを経由していい斜面に行くまでの時間を考えると、よそのスキー場ですべるの方が快適だったりしますね。

人気は高いけれども、田中としてはあまりオススメできないというスキー場だったりします。田中はスノーボードに熱中しだしたころによく来ていたスキー場で思い入れは強いですし、同じくそういう人も多いんじゃないかなと思います。また、かぐらはバックカントリーの人にも愛される場所です。それから最近はサイドカントリースクールなんてのを作ったりして力を入れているようです。
田中スキー場ミシュラン ★(星0.5 3点満点)

余談。商魂たくましきかな、みつまたロープウェイ。

湯沢を中心とした魚沼エリア。雪が多く降るエリアなので、天気が荒れすぎるとエリアのほとんどのスキー場がクローズしてしまう事があります。そんな時にでもエリアで最後の最後まで開けているのが、かぐらのみつまたロープウェイ。タフなのかどうかはわかりませんが、他のスキー場のあっけなく強風のため本日クローズと宣言するのにこちらさんは最後まで「かぐらスキー場は元気に営業中」を掲げてくれたります。大抵は1コース滑れるだけなんですけども。

よっぽどリフト券の払い戻しをしたくないのか、それともよそのお客を取り込みたいのか、本当に魚沼エリアの最後の砦となる場合がおおいのです。ですので、魚沼エリアの天気が荒れて困ったらまず最初にかぐらのオープン状況を調べるとイイと思います。そしてかぐらがしまったら、よっぽどの大荒れ事態と考えてください。

それでは皆様。よいお年を!田中でございました。

関連エントリ:

更新履歴:
2017/1/24 記事を修正しました。
2017/4/11 関連エントリ、写真を挿入し記事を修正しました。
2018/1/15 5ロマの写真を挿入し、記事を修正しました。

No,154

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

雪バカ田中

雪バカ田中

何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

TOP