どうも、雪バカ田中です。今年は暖冬です。どこに行けば雪があるのやらとネットをポチポチやっていると、本州でもたくさん雪があるところを発見しました!そこは岩手県の夏油高原スキー場!夏の油と書いてゲトー!インパクトある名前ですよね。うしゃー!行ってやるぜということで、1月の中旬に久々の新幹線旅を決意。
雪を求めて岩手県に旅立ってきました。今回はそんなお話です。ちなみに、この日は新幹線+駅近のビジホというパックで約¥28,000の旅でした。田中はここにレンタを付けました。
夏油高原スキー場について
岩手県北上市(きたかみし)にあるスキー場です。北上は宮城県仙台市と岩手の中心地である盛岡市の間にある場所です。近所には温泉と空港で有名な岩手県花巻(はなまき)がございます。
夏油高原スキー場へは東北新幹線北上駅から26km。車で約40分。すごいことに駅から無料送迎バスも出ています。東京から北上へのアクセスは各駅のやまびこで約170分。朝と夜は急行のはやぶさが走っていて、それを使えば約150分で到着です。
夏油高原は日本有数の豪雪地帯。ここは「ガッツリ降る」ということ。雪がわしゃわしゃと降る場所でございます。公式webではパウダー遭遇率世界最高クラスなんて書かれています。田中が行った日は麓町の北上市街地はスッキリ晴れていたのに、夏油高原で山に上がるとけっこうガッツリ目に降っていました。車で40分走っただけでこうも天気が違うのかとビックリしましたよ。
暖冬で各スキー場の積雪が芳しくない中、ここ夏油は1月中旬時点ですでに200cmオーバー(山頂地点)。夏のアブラという名前とは真逆ですな。
夏油の標高はリフトトップで1070m。そんなに高い場所ではないのに、なんで、ここにはたくさん雪が降るかといえば地理上の特性があるようです。山の東側が開けた地形になっていてシベリアからの寒気が遮るものがなく夏油にあたるというからなんだそうです。つまり、厚い雪雲の通り道のあるスキー場ということが言えます。
(詳しくは、外車のJEEPのwebマガジンの「UNMAP YOUR LIFE 〜岩手県、夏油高原スキー場編〜 自分を解放する、こだわりの時間」という記事でどうぞ。この記事は地図入りで夏油の地理が詳しく解説されてますので夏油のことを知りたい人におすすめです。ちなみに、この記事と雪バカ日誌は何の関係もありません。)
夏油高原はゴンドラ2本の規模の大きなスキー場(第2ゴンドラは休日のみ運行)です。センターハウスを中心に2本のゴンドラが通っていましてど、のコースを滑ってもセンターハウスに戻ってこれるようになっています。リフト券は¥4,900。田中はJSBA会員割引をつかって¥500引きで購入しました。(2020年1月現在)
シェルターっぽい見た目のセンターハウスはとても大きくて、フードコート・休憩所のほかに温泉や宿泊施設まで完備されています。広々していてかなり快適。センターハウスもそうなんですが、ゴンドラ降り場も強固な感じの作りになってて、ここは本当に豪雪地帯なんだなぁというのを感じることができます。
コースの構成は急斜面・中斜面がメイン。尾根伝いにコースができています。ワイルド味が強いコースが多いです。まぁ特性上、中級車・上級者が好むスキー場だと思います。どのコースも滑走距離が長め。メインのゴンドラ回しでいくつものコースを滑れるのは面白いすね。
コースの設定や、センターハウスの快適さなど、ユーザーフレンドリーな感じがすごく強いスキー場です。いろいろと動線がいいスキー場なので大きな規模にもかかわらず短い滞在時間でもしっかり遊べるのもポイントです。
また、夏油の特徴の一つにツリーランエリアがいっぱいあるというのがあります。田中が行ったたときには一部開放でしたが、頑張って入ってみました。尾根地形に拓かれたコースの間の沢地形がエリアになっているのですが、これがけっこうワイルド。ピッチが狭い部分もあったりするので、ノリでワイワイやるのは厳しいと思います。
えー、お祭り会場はこちらです。
夏油高原は豪雪。ですので、お祭り遭遇が高いのであります。田中もお祭りに参加することができました。一生懸命働きながら、アンテナ張ってた甲斐がありましたよ!ただね、その分降るということなので、しっかりとした装備で遊びに来るのがマストですね。
ですので、祭り用にハッピ(防風・防寒性の高いウェア)、ハチマキ(曇りにくく視認性が高いゴーグル)は必要だとして、それにプラスしてヘルメットも持参したほうがよいでしょう。ツリーランエリアに入るにはヘルメットの着用が義務付けられています。
あとね、ぶっちゃけて夏油は競争率高め。田中が行った日も東北エリアの各県ナンバーが集まっておりました。まぁ、お祭り好きな人が集まる理由もわかりますね。
☆☆☆
東京から思ったよりもローコストで行ける夏油。
夏油自体は人気のあるスキー場ですが、周辺にはほかに大きなスキー場がなく、麓町の北上市街も観光都市ではないために旅行先としては非常にたんぱくです。首都圏からの新幹線ツアーの人気としてはそこまでないというのが現状。ですので、トップシーズンの週末でも3万円を切る新幹線ツアーがゴロゴロ転がっています。
アンダー3万というと越後湯沢でスキー宿に泊まるのと比べても価格感は変わりません。移動時間は片道75分ぐらいプラスだけどね。越後湯沢周辺と比べると、北上周辺ステイは地味な滞在とはなってしまいますが、その分予約のしやすさとコスパがいいので結構なアリな選択肢と思います。
しかも北上駅から夏油高原は無料の送迎バスがあるために、結果としてパック旅行費さえ払えば滞在費が安く済むのも魅力。夏油の特性上、トップシーズンに初心者が行くのにはあまりお勧めできませんが、滑れるボーダーにとっては結構ありな選択肢だと思います。自分も1週間前に手配したのですが、トップシーズンである1月中旬でも余裕で予約できました。
皆様、いつも読んでくれてありゲトー!
というわけで、今回はいきなりの岩手県に雪を求めて旅をしたお話をしました。久々にお祭り騒ぎができて楽しかったです。遭遇率世界最高クラスは伊達じゃないですね(東北だけに)。ちなみに、二日目はレンタカーを使いまして、ローカルスキー場のひめかゆスキー場に行ってみました。その話は次回といたします!
それでは引き続き、良いシーズンのお過ごしくださいませ!以上、雪を求めてバカみたいに移動している雪バカ田中がお送りいたしました。
NO,450
ゲトーさん!
いいですねぇー。
私も奇声あげてお祭りしたいですねぇ!
いつかやりたい新幹線トリップ。
その中で迷うアッピorゲトゥー…。
何はともあれ今週、各地で降るみたいなんで
わっしょいわっしょい期待です。
>マイク様
コメントありがとうございます!
ユーはたまには相棒を新幹線トリップに招待するべきだと思います!
今週末久しぶりな予感すねぇ
夏油高原へ行かれたのですね。
自分も気にはなっていて宿取るなら盛岡に泊まりたいなと思いつつ
そうなるとゲレンデまで遠くなり毎度悩み、結局行かずです><
今週は寒気が舞い降りるようで週末楽しめそうですね。
自分は首を痛めてしまい安静。2月内の連休はダメそうです。
3月の連休は直前まで夜仕事が入っているので体力的にも厳しいかなと。。。
今シーズンはパウダーに会えてないですし、なんだかシーズン終了モードになってきてしまいました><
>いずみさま
コメントありがとうございます。滑りメインならば北上ステイの方がコスパはいいすね!
ありゃま、ケガですか!お大事になさって下さいませー。
休前日にガッツリ仕事入ると萎えますよね。そういう時はスキー場近くに住んでる人が羨ましいなと思います。