富山にスノーボード旅行に行くのが意外とアリな件

雪バカコラム

どうも!田中でございます!バレンタインデー!皆様はチョコもらいましたか?おっさんにもなると、バレンタインと節分が同格扱いになりますね。中高生のころはわくわくイベントだったんですけれどもね。今回はバレンタインデーに富山に滑りに行った話の前編です。え?富山?なんで?と思ったでしょ?田中としても、昨年までは行こうとも思っていなかったエリアでございます。

意外にもスノーボードの旅行先として富山がアタリだったので、今回はプロローグとして富山をスノーボード旅行で行くきっかけとなった理由と、良かった点について書きたいと思います。

きっかけは大阪・名古屋の友達と滑りに行くことから

昨年に大阪・名古屋に転勤したそれぞれのボード仲間達。一緒に旅に出ようという事になりまして、いいねいいねどこに行こうかとなりましたがあまりいい場所が浮かびません。野沢?白馬?妙高?どこもアリなのですがお互いに一人で出発して現地集合となると思ったよりコストがかかるんですよね。いっそ飛行機で北海道で集合にしようかと思いましたが、週末の北海道は訪日観光客バブルの影響もあり宿が非常に強気の値段設定。あと北海道はやっぱり2泊以上は必要です。サラリーマンスノボーダー同士で有給を合わせるのも難しいのです。

そんな理由もあって、富山と言う選択肢が生まれました。理由はすごくシンプルで、地図上では3都市の真ん中で距離的によさそうだったから。しかし、調べてみると意外にも富山にスノーボード旅行に行くってアリじゃない?と思えてきたので富山行を決定しました。これが意外にもアタリでございました。サラリーマンスノボーダーが1泊2日で楽しめる場所としてはとても良い所でしたよ。

飛行機の中

スノーボード旅行で富山に行くという選択肢が意外とアリだった。

今回の旅先である富山。富山駅を中心に見ると車で1時間のエリアにスキー場が点在しております。また高速での渋滞は皆無。つまり、富山にさえ入ってしまえば付近のスキー場へはラクに行けるんですよね。そうなれば、あとは富山にどうやって行けばいいかになるのですが、東京からは新幹線と飛行機を利用できるし、名古屋から車で3時間、大阪からも特急サンダーバード金沢経由で3時間10分です。

3都市から富山市へのアクセスもボチボチ良いのがポイント。特に今回の各都市からの現地集合パターンではこれはかなりの強みとなりました。早起きをがんばれば1泊2日でも2日間フルに富山で過ごせることになります。これはデカい。また、首都圏スノボーダーの富山へのアクセスに関しては飛行機、北陸新幹線が選べるわけですが田中としては飛行機が超おすすめです。ちなみに、今回はお隣の新潟県側にあるシャルマン火打スキー場と、富山と言ったら立山だろという事で立山山麓スキー場を選びました。

東京→富山へは飛行機と言う選択肢がオススメです。

2015年3月に東京からは北陸新幹線が通り、ANAが就航している富山空港を利用する人が激減しているそうです。そのため、就航便を減らしたくない富山県側は飛行機利用を促しているそうです。そのために以前よりも航空券が割安で販売されています。富山行を45日前ぐらいに決めた田中ですが、週末利用でも割引運賃を使い片道約¥12000で取れました。マイル換算ならば5000マイル。さらにここでおいしいのが宿泊付きのパックと言う存在。ANAだと旅作という好きな便と宿を組み合わせてプランを作れるのでこれを使うといいッでしょう。

現在飛行機での観光客誘致をがんばっている富山では航空券代に週末の宿泊付きで¥23000ぐらいというプランがゴロゴロでています。そこにレンタカーを組み合わせる形がベストですね。 仮に2人で首都圏から行ったとして計算してみると交通費・宿泊費にレンタカーとリフト券で一人¥38,000ぐらいの旅といった感じでしょうか。3人~4人で首都圏発ができれば富山での交通費が安く済むのでさらにお得かと思います。2016年2月現在、ANAでは羽田→富山の土曜日の始発便は06:45発で07:45に富山着、日曜日の富山→羽田の終便は20:10発21:15着でございます。これを使えば2日間マルっと富山滞在を過ごすことができます。

首都圏からマイカーでの宿泊ボード旅行と単純に比較すれば割高なのですが、飛行機に乗ってレンタカーで移動してフルに2日滑って夜も富山を満喫するというプランでこの価格というのはかなり割安なんじゃないかなと思います。新幹線使用のスノーボード旅行なんかと比較すると十分に比較検討の余地があると思いますよ。むしろ移動時間が少ない分、旅の密度ではこちらが上なんじゃないかと思います。今回は田中は友人2人と現地合流なのでパックは使わない割高な渡航方法だったですが、片道にマイルを使い交通費を浮かせ、リフト券や昼食や富山グルメなどコミコミで¥36,000の旅となりました。

富山がおすすめなもう一つの点。富山の「きときとグルメ」が楽しめるよ!

「きときと」と言うのは富山の言葉で「新鮮だよ!」と言う意味だそうです。富山には日本海に面した港があり、通常のボードトリップでは味わえないグルメがあるのです。白エビ、寒ブリ、香箱カニなどの超ウマい海鮮のほか、氷見うどんや富山ブラック(ラーメン)、マスの押し寿司などもあります。というわけで、普段のソバ・山菜・キノコなどとは違ったグルメも楽しめる富山!スノーボード以外にも楽しみがあるのが魅力です。もちろん、温泉だってございますよ!富山市には桜木町という小さな歓楽街もありますので、きときとな夜も楽しみたい方はこちらにもどうぞ!

そんな感じで、普段のトリップにエッセンスを加えることができる富山旅行。滑走技術ではなく、スノーボードに食と温泉を求めている雪バカ日誌としてはメガヒットトリップだったと思っています。よそのエリアと比較すると雪質などで劣る部分もあるかとは思いますが、1泊2日で凝縮されたボードトリップが楽しめて、遠征にもかかわらず費用も比較的安いという点では旅先の候補としては優秀なんじゃないでしょうかね。

白エビのお寿司
名物、白エビのお寿司。おいしいよ!

まとめ。首都圏からの富山へのスノボード旅行が意外にもアリな件。

という訳で、上記の部分をまとめてみると普段のボード旅とは違った旅行を存分に楽しめるにもかかわらず、出発時間や拘束時間は普段のボード旅行とほぼ一緒でOK。少しお金はかかるけどその分密度が濃い旅行ができるよ!という訳です。また、免許はあるけれどマイカーはないって人でも楽しめるというのもかなり大きなメリットかと思います。

今回は週末に富山に行った話のプロローグを書いてみました。昨今の雑誌では白馬・ニセコが大プッシュされていますが、今回の雪バカ日誌は富山をプッシュします!こんなに富山をプッシュしておりますがステマではありませんよ!次回はそんな富山トリップのお話でございますー。

No,174

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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