超雑談。スノーボードの仲間との巡り会いや別れのアレコレ。

雪バカコラム

どうも!田中でございます。今回はちょっぴりナイーブなお話です。スノーボード。友達と行くとやっぱり楽しいです。ですが田中も32歳。周りの友人たちの環境にもいろいろ変化ができてきました。

そんな変化を元に、一人のおっさんスノーボーダーが思う事をつらつらと書いています。このお話ははブログを始めた時に書いていて、オチもつかなく面白くないと思ってお蔵入りさせていた話をオフに焼き直してみました。今回は、オチも情報もないたわいもない雑な話。まさしく字のごとく雑談でございます。 お付き合いいただければ幸いです。

至仏山の駐車場

人生のイベントを経て、スノーボードから離れていく人々。

スノーボーダーである我々も、一人の人間でございます。仕事をして結婚をして子供ができる時がいつかは来ます。その他にも転勤や親の介護なども含めて、一人の人間としてスノーボードに行くことが難しくなるターニングポイントがあります。それらを優先して生きてゆかなければいけない人々はスノーボードから離れて行ってしまうわけです。

田中の周りにもそういう人生のイベントを契機にスノーボードから離れていった方も多くいらっしゃいます。別に田中はそれが悪いことだなんて思っていなくて、むしろ当然の事だと思っています。スノーボードは遊びでございます。遊んでなんかいられない状況になったら遊ばないのは人として当然。当たり前の事。

大人になり、夫婦になり、親になり、色々と背負うものが出てくる。また転勤で雪山に遠い場所での居住を余儀なくされる。そんな避けては通れない人生の岐路でスノーボードとは離れていく事を選ばないといけない時が私たちにもいつかはやってくるかもしれません。雪バカの田中も、「いつまで滑れるのかなぁ」と不安になってしまう事もあります。

よくスノーボード雑誌なんか見ていると、大事なのは仲間で仲間とプッシュしあえるような環境が大事とか言われていますが、ぶっちゃけ、田中のような30代の都内在住サラリーマンに言わせてみれば、そんな仲間はヒジョーに希少です。仲間とプッシュしあえるどころか、スノーボードから離れていく友人たちを見送りながら、一緒に行く人がいなくなる孤独を紛らわすように自分をプッシュするのが精いっぱいというのが本音なんです。

そういう環境でスノーボードと続けていくことの難しさ。

周りの友人たちがスノーボードから離れていき、一緒に行く人がだんだん少なくなってゆきます。それでも、田中は恵まれていて一緒にいってくれる友人がまだいっぱいいる方だと思っています。これは本当にありがたいことです。でも、今いる仲間もいつかは人生のイベントを経てスノーボードを離れるかもしれないと思っております。

こんなことを言いたくはないですが、田中もいつかは自分自身もそうなってゆくだろうと思っていた時期もありました。実際に行く仲間がいなくなったから自分もスキー場に行く回数が減ってきたという方も多いのではないでしょうかね。そして、スノーボードは好きなんだけど仲間がいないから自分もやめるという非常に残念な人も少なからずいると思っています。

前述したような環境的な要因もあり、また体力的な意味合いでも、年齢を重ねていくと昨シーズンと同じようにスノーボード旅を続けていくことが少しづつ難しくなっていきます。これは誰もが避けては通れない道なので、若いスノーボーダーの皆様に知っておいてほしいことであります。この点は、プロでもアマでもスノーボーダーなら、みんなに共通する部分だと思っております。

これからも楽しくスノーボード旅を続けていくためのポイント。

ここからは、「ふざけるな!こんな楽しい遊びやめてたまるか!オレは生涯現役だー!」と考えている現在の田中のような方々にたいしてのアドバイスです。ルーキーともベテランともいえない32歳という中途半端な年齢で、上達思考でもない田中がこんなことをブログでお話しするのも大変恥ずかしいです。田中は個人的にこれからもスノーボードを続けていくために大事にしていることがありますのでご紹介します。

①とにかく前向きに。変化を恐れない。

人生の岐路に立ち、一緒にスノーボードに行けなくなってしまった友人。そんな友人の近況報告を聞き、これからはボードに行きずらいかもなんていう話されると「今年は誰とスノーボードに行けばいいんだよチキショー!」 と若干さびしい気分になってしまいます。

そんな時にもふてくされず、行けるときはスキー場に行きましょう。だって、単純に悔しいじゃないですか。一人でスキー場に行ったり、ネットで相乗り仲間を探してみるなりと、とにかく前進あるのみです。どんな心境でも、これからもスノーボードを続けていくならばとにかく前向きにスキー場に行きましょう。

スキー場で普通に滑っているだけでは新しい仲間との出会いがあることは残念ながらごくまれなのですが、それでも前向きな気持ちでスキー場にいく事が大切だと思っています。なぜなら、本来の私たちの目的はスノーボード仲間を作ることではなく、スノーボードを楽しむことなのですから。

今までの環境から変化があっても恐れずに、スノーボードを続けましょう。自分の周りの環境に変化があっても、スキー場にスノーボードを楽しみに行くという自分の本来の目的を変化させていはいけません。

②仲間との別れがあったあとには、新しい仲間との出会いが必ずあります。

田中の経験上、そういう旧来の仲間たちとの別れがあったあとには、なぜだかふとした時に新しい仲間ができるものなのです。そして、新しい仲間は旧来の仲間と比べると行動力があって熱狂的な人が多いのです。そんな仲間ができて、より一層スノーボードが楽しくなってコイツら最高!となったところで、また突然お別れをしなければいけなくなる。

しかし、そのお別れの後にしばらくたって、もっと熱狂的な仲間ができる。というサイクルが数年ごとやってくるのです。いままでに田中はこれを何度も経験しております。 不思議なサイクルがあるのですね。もし現在、一緒に行く仲間がいなくなって自分もスノーボードに行きずらくなってきても、①で申し上げた通り変化を恐れずにスノーボードを続けていくと、必ずどこかのポイントで新しい仲間との出会いがやってきます。

友人主催のスノーボード旅行で新しい仲間ができたり、イベントやスクールなどで仲間ができたりといろいろな場面で出会いがあるのです。スノーボードを続けていくと新しい仲間との出会うチャンスは必ず出てきますので、今一緒に行っている仲間とスノーボードに行けなくってしまっても、ふてくされずにスノーボードを続けてそのチャンスを待つべきなのです。別れと出会いのサイクルはまわり続けています。

③毎回のスノーボード旅に変化をつけることで、新しい出会いが生まれる。

行けば楽しいスノボードトリップ。とは言いつつ、毎回に同じパターンでスノーボード旅行をしていると飽きも来るし、スキー場に行くことが自体が目的となってきてしまいます。先ほども申し上げた通り本来の目的はスノーボードを楽しむことでございますからね。

そこで旅に変化をつける必要がでてきます。いつもとは違うメンバーで旅に出たり、新しい宿や温泉を開拓したり、新しいスキー場に行ってみたり。滑走以外の部分の変化でも大事です。そして、滑走という部分でも新しいトリックを練習したり、スクールに入ってみたり、新しいカテゴリのスノーボードを始めてみたりと新しいことにトライしてみることが非常に大切なのです。

旅に変化をつけて何かしらの冒険を楽しみましょう。そして、変化を付けた行動の先に意外な出会いが待っていることもあります。

「見た目は凡人だけど話してたらとソコソコいいヤツ。出身地も住まいも遠いし仕事もなしてるんだかわからん。スノーボードが好きなこと以外は接点なし。っていうか、冬以外連絡も取らない。けど雪山じゃ一緒にはしゃげるナイス友達。」そんな友達ができるようになります。

腐らずにスノーボードを続けて、少しでも旅に変化をつけていくこと。これが、そんな仲間を作るチャンスを生むコツだと思います。恐れずに向かった変化の先に新しい出会いがあるのもまた事実なのです。

さてさて、今回はちょっと精神論と言いますかおセンチなお話でございました。

オチもへったくれもないボヤキになってしまいましたね。ごめんなさい。言いたいことは、年を食うと周りがスノーボードやめてっちゃうけど、ふてくされずに続けていくとそこでまた新しい出会いがあるよという事に集約される気がします。

暑さのピークも過ぎてゆき、国産プロダクションの今年の予告編も次々と発表されてきました。あと、2か月でイエティと狭山がオープンとなりますね。まだまだシーズンインとはなりませんが、みなさまに幸せなシーズンが来ますように。田中でございました!

更新履歴:
2015/11/17 文章を少し修正いたしました。
2016/1/21  文章を修正しました。
2017/8/23 文章と改行を修正しました。

No,125

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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