電車が見えるローカルスキー場!新得山スキー場で滑ったよ!

スノーボードのスキー場

どうも、こんにちは。雪バカ田中です。今回は雪バカ弾丸トリップ~ダム決壊の帯広旅~の完結編。新得山スキー場のお話です。

3月の上旬の平日、東京から日帰りでサホロに滑りに行ったのですが、サホロに向かう途中にローカルスキー場を見つけてしまいました。日帰りなのでサホロだけでもよいかなぁ~なんて思いつつ、やっぱりローカルスキー場も滑ってみたいなんて悩んでいましたが、結局はサホロを14:30ごろに切り上げて、こちらの新得山スキー場でも滑りました。

新得という街にあるローカルスキー場で、景色がよかったり、コース内に神社があったり、とてもユニークなスキー場でした。

新得山スキー場について。

JR北海道の新得駅から歩いて行けるスキー場です。新得という駅は根室本線や石勝線という電車が停まるターミナル駅です。石勝線は新千歳空港近くの南千歳駅~ここ新得を結んでいますね。石勝線。2年前は千歳空港からトマムに電車で行くときに乗ったなぁ~。確かに新得行きでした。

う~ん、これだとあまり伝わらないですよね、東京の人にとっての「つくば」みたいな感じの場所ですかね。たまに話題になるけど、どこだかはっきりイメージはつかないみたいな。(つくばの人ごめん。)

そんな新得の街の中心部にあり、国道沿いを車で走ると見えるのがここ新得山スキー場です。新得の街の小さな山にかかるスキー場といった感じ。そんなに標高は高くありません。

どうやら、鉄道と馴染みがあるスキー場のようで、スキー場の近くには線路が通っていて、長いーい貨物列車が時折通過したり、入り口の近くには蒸気機関車が飾ってあります。北海道の列車ってそそるんですよねー。なんであんなにそそるんだろう。

北海道の新得といえば、蕎麦が有名ですよね。ほかにも調べてみると宮崎県の五ヶ瀬と姉妹都市とか。雪バカ的にはなにか運命を感じます。

小さなスキー場なのでリフト券価格は超控えめ。大人1日¥2,000。ちなみに自分は夕暮れパックという¥600のリフト券を買いまして閉店まで滑りました。公式WEBはないのですが新得町のWEBサイトにこのスキー場のPDF版のパンフが上がっていました。

新得山スキー場は地元に愛されるスキー場といった感じで、きれいめの公民館っぽいつくりのセンターハウスと、スキー場中央にあるペアリフト1本の構成です。ペアリフトには中間駅が設置されていて、初心者の人はその中間駅で降りるとなだらかなワイドバーンだけが滑れるよといった感じ。

コースは左、真ん中、右。ザッツオール!

コースは大きく分けて、3本。中央にはオノデラバーンという名前がついています。誰かの苗字なのかな、オノデラって。スキー場のコースに自分の名がつくのはうれしいですよねー。どっかのスキー場がコース名のネーミングライツやってくれるなら、3年10万円ぐらいならやってみたい。雪バカ野郎コースとかいいですよねー。

ちなみに、このオノデラバーンはえぐいほどの片斜なうえに圧雪はかかっておらず、ところどころ石が出ているというかなりのハードバーンでした。オノデラさんよ。。。

(上の写真の奥から右に流れるのがジャイアント、奥からリフト沿いに流れてくるのがオノデラです。)

マップ右のジャイアントコースはスキー場の右端をなぞるような中距離、でやや急斜面。満足感が高いです。滑れる人はここを滑るって感じです。

標高が低く、場所もそこまで降雪量があるエリアでもないので、北海道のローカルスキー場にありがちな「なぜか夕方にもパウダーが残っている」という謎現象がある感じではないですが、ローカルスキー場らしく人と雪遊びの距離が非常に近い感じというのは味わえますねー。

見どころはスカイラインコース!

マップ左のスカイラインコースは、迂回コース的に滑るコース。この新得山スキー場の一番面白いところといえるでしょう。珍しいことにスキー場から見て山の裏面にまでコースが流れていてそこをまったり滑る林間コースです。(多分、夏は車道)

コースからは新得の街がエロい角度で一望できます。北海道の小さな町って上から見ると、シミュレーションゲームの世界みたいで、面白いですね。シムシティ序盤みたいな。ここにしかない景色ということで、すごく旅っぽさがあじわえます。

あとは、コースの途中に神社もあります。おもしろいわー。ドラえもんにでてくる"学校の裏山"ってこんな感じなんだろうな~。なんて感じますね。

こういうローカルスキー場に来ると、雪国の人と雪遊びの距離の近さが体験できますね。レジャー等より、暇つぶし。アクティビティというより運動。みたいな。

そんなかわいいローカルスキー場でした。

ローカルスキー場なんで、そんなに滑りごたえはないですし、ここ新得は北海道中ではそこまでがっつりと積もる場所ではない(それでも本州の東北の太平洋側よりは全然あるよ)ので、道北エリアのローカルスキー場のような、日中行ってもパウダー残ってる穴場という感じではないです。

ただ、脇に電車が走る景色や、山の上から見える平野の景色、周りの人の感じなどが、すごくいい感じでとても楽しかったですねー。

というわけで、日帰りでサホロを旅したお話もこれでおしまいです。これで今シーズン滑走日数3日目ですぜ。自分でいうのもなんですが、1日の旅でここまでブログに書くのってなかなかすごいと思います。雪バカ田中がお送りしました。

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雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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雪バカ田中

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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