どうも!暖冬のシーズン皆様いかがお過ごしでしょうか。魔の15-16シーズンクラスの暖冬です。まぁそれでもスキー場に遊びに行っています。さて、2020年の1月3連休は志賀高原の奥志賀スキー場に行ってきましたので、そんなお話をブログにしたいと思います。
気づけば4連続の北信に遊びに行っています。そしてそのうち3回が志賀高原です。志賀高原はアクセスがあんまりよくないところなんですが、本州でもトップクラスに標高が高いエリア。ここにはしっかり雪があります。そしてその質も良好。
奥志賀高原スキー場について。
奥志賀高原スキー場(略して奥志賀)の公式webはコチラ。18個のスキー場からなる巨大フィールド志賀高原。ただ、志賀高原を1つのスキー場ととらえると、いろいろわかりにくい部分もあるので志賀高原ブランドがついたフランチャイズのようなものと考えるのがよいと思います。そんな志賀高原のスキー場の中でも最奥にあるのがこの奥志賀高原です。
志賀高原の一番手前にあるサンバレーから10km、15分程度進んだところにあります。道中は難所もありますので、FF+スタッドレスでのアクセスには不安があります。FFの場合はチェーンを持っていくほうがよいでしょう。
奥志賀はゴンドラ1基、リフト5基。滑走距離が長く、志賀高原シリーズのなかでも大きな規模といえるスキー場です。奥志賀は2エリア構成。ゴンドラを回すダウンヒルコースがメインのエリアと、第2高速ペアを回す第1・第2コース。この2つのエリアのベースにそれぞれ駐車場があります。
リフト券は奥志賀だけで大人1日¥4,400、志賀高原の他も行ける全山共通は¥5,500(2019-20シーズン現在。)お隣の焼額山にも、山頂経由でアクセス可能で、そこを滑るには全山共通が必要です。
ガーシーの本気がここにあった。
ぶっちゃけ、雪バカ日誌は志賀高原に対してそんなにポジティブなイメージを持っていませんでした。「ちっちゃなスキー場が集まってるだけだし、ボーダー目線からすると滑ってて面白い地形も少ない。それに飛ばすスキーヤーおおいし。雪質はいいけど志賀高原はスノーボーダーが遊ぶには正直ビミョー。アクセスも悪いしね。」これが田中の本音でした。(ごめんなさい)
しかーし!奥志賀に初めて来てその考えは180度変わりました。志賀高原様いままでごめんなさい。あと、志賀高原好きの人にもごめんなさい。ここ奥志賀志賀高原はスノーボーダーにとってもかなりいいスキー場。奥志賀はボードで滑ってて楽しいバーンが多い。距離も長く滑れる。ちょっと前までハイカパークがあったり(今もフリーラインというパークがあります)して文化的にもボード寄り。駐車場もわかりやすいし。
この日は1月の3連休という、まぁまぁスキー場が混む日だったのですが、それでも奥志賀の混雑はマイルド。隣の焼額は大混雑していましたので、奥志賀は混雑が少ないスキー場とも言えます。その点も加点ポイントですね。
1日奥志賀で滑るだけでも十分に遊べますけれど、お隣にもゴンドラ2本と大きなスキー場である志賀高原焼額山(ヤケビ)があるので、そこを含めて志賀高原共通リフト券にもするというのも大アリです。しかも奥志賀・ヤケビの組み合わせはコース配置がよくて横移動も滑りながらできるので気になりません。ヤケビに行くオプションがあるのも、奥志賀の魅力です。
この2スキー場をトータルで考えると、ゴンドラ3本のロングコースを持つスキー場となります。長くて良バーンが多い。なおかつ滑りながら横移動もしやすいというのは、ルスツ感を感じます。今まで志賀高原の全山共通券って高いだけで存在価値がないと思っていたのですが、奥志賀・ヤケビで使うならば全然アリだわー。
☆☆☆
いいソールの板でガンガン回したい。
奥志賀。雪質がよくて、ボードで滑ってて楽しいバーンが多い。そして人が少ない。アクセスが厳しいことを除けば、スノーボーダー全員にオススメしたいスキー場です。特におすすめしたいのは、高級ソールの板を持っている方。人が少ないのでバーンの荒れもマイルド。雪質的にも高級ソールの板でシュバーッと滑るのにと気持ちの良い場所だと思います。
また、奥志賀のいいなと思ったところがゴンドラ乗り場の下の階にある無料休憩スペース。そこにはお湯とカップラーメン(¥250)の自販機があります。ここがね、絶妙に居心地がいいんですわ。空港のラウンジみたい。ちなみにお湯はスタッフさんがこまめに補充してくださっています。
規模が大きいわりにリフト・ゴンドラでガンガン回せる。初心者コースが独立してるので迂回コースに人がたまりにくく、壁遊びしやすい。コース間の移動がスムーズで、急斜面・暖斜面のバランスがいい。斜面の向きが違うバーンがあるので飽きにくい。スノーボーダーにとっての小さなグッドポイントが詰まっているようなスキー場です。スキー場行くために4駆の車を買うほどハマっている中級以上のボーダーは一度は行ってみる価値ある場所だと思います。遠いけどね。
とても楽しい1月のスノーボードでした!
というわけで、この1月の3連休に行った奥志賀高原スキー場のお話でした。この日の前日は標高の低い場所で雨が降ったということもあってコンディションはかなり心配でした。でも、ここ奥志賀はしっかりとした雪でなおかつグッドコンディション。東京から一人で日帰りという体にも財布にも過酷な旅でしたが、大満足のスノーボーディングができたのでした。暖冬シーズンの今年、行先の候補としては大アリだと思います。
この日は一人で滑っていたら声を掛けられまして。そのお相手はなんとひゃくりんさん(と相方さん)。ひゃくりんさんは100日記というスノーボードブログをやっている方です。田中もよく読んでいるブログです。一緒に滑れてとても楽しかったです。この件についてはもう少しブログにしたいこともあるので、折を見て今度の小ネタ集でも触れてみたいと思います。ちなみに100日記2020年1月15日の記事では田中が少しだけ登場しています。上手いとか面白いとか書かれてますが、それは彼の妄言です。
それでは、ナイスなシーズンをお過ごしください。以上、雪バカ田中がお送りいたしました。
No,
こんばんは。
一緒に滑っていただきありがとうございます。
話をしている中で、奥志賀高原が初めてというのが意外でした。
ビミョーだと思っていた奥志賀高原に行こうと思ったのは、
何か理由があったんですか?
>ひゃくりん様
コメントありがとうございます。楽しかったです!
ビミョーだと思っていたのは志賀高原全体であって、奥志賀には特になんの思いもなかったです。奥志賀を選んだ理由としては、諸々あります。
1、2019年の台風19号の復興応援でできるだけ北信を旅してブログにしたかったこと。
2、クリスマス、年末と志賀高原に行っていたのでここだけはコンディションがいいと体感でわかっていたこと。
3、この日の天気予報は低地では午後に雨が降る予報でした。出来るだけ標高が高いところで、雨も考えてゴンドラ回しのできるところを探していた。
そんな感じですかねー。
やはり今シーズンは標高上げないと
コンディションが良くないですよね。
参考になりました。
>ひゃくりん様
そうですよねー、ほんと標高がモノをいう今シーズンです。お互い楽しみましょ!
暖冬の折、アクセス路が少し楽なのは良いですが、
お疲れでした。
焼額山も含めゴンドラ回しがイイですよね。
あと確かオサレなカフェ的があったりして、
団体客多い志賀でも、雰囲気違うので好きです。
しかし今年は標高上げてかないとホント厳しぃすね…
毎週末の行き先に悩みます
>がはく様
コメントありがとうございます。奥志賀はほんといいなとおもいました。
ほんと、標高が大事ですよね。なので、首都圏から行きやすいかぐら・丸沼は大人気のご様子。悩ましい日々が続きますなぁ。