どうも!雪バカ田中です。粉雪の代わりに花粉が待っている3月でございます。なんだか、オリンピックの影響なのか最近の週末の関越混んでませんかー?うれしいような、めんどくさいよな複雑な感じです。
さてさて、今回は新潟県の魚沼エリア・湯沢中里スキー場に行って滑ってきたお話です。今回は初心者・初級者って言葉多く出てきますが、初心者=始めたばっかりの木の葉滑りのスノーボーダー、初級者=コースを転ばずに滑れるようになったスノーボーダーって感じで言葉を使っています。
湯沢中里スキー場について
公式web
アクセスは湯沢ICから5km。かぐらに行く途中のセブンの手前を左に曲がって、ちょろっと走ったところにあります。道中に峠道はないので、優しいアクセス。リフト券代は、大人¥4,200。8:00から13:00まで5時間滑れる午前券は¥3,300。駐車場は無料なので、日帰りヒトリストには高コスパになります。
湯沢中里スキー場は横に広くて、低標高のファミリーゲレンデ。横に広いスキー場はコース間の行き来はめんどくさいかなというイメージはありますが、コースがうまく設定されているので、スケーティングはあまり要りません。優しいわぁ。
駐車場と沿うように、電車の車両が配置されていて、これが無料の休憩所になっています。湯沢中里といったら電車よね。さらにセンターハウスはJR上越線の湯沢中里駅に直結されています。その他越後湯沢駅からの無料シャトルバスもあります。
スマイルリゾート系列という事で、舞子やムイカ、キューピットバレイと系列だそうです。(2018年3月現在)
ファミリーゲレンデとしてはかなりナイスな存在じゃないのでしょうか。
中里は低標高で斜面の向きから考えても、あまりコンディションには恵まれている環境ではないかと思います。なおかつ、週末朝イチで行ってもコース整備が不十分だったと感じられるところもありまして、ガッツリ派が1日遊ぶには物足りないんじゃないかなというのが本音です。とくに、カービングが好きな人にはまったくの不向ですね。
でもね、ここのスキー場はファミリーや初心者にはめっちゃいいスキー場だと思いますよ。やさしさが詰まってます。まずは、アイコン的な存在の電車を利用した無料休憩所。キッズたちにはめちゃくちゃ人気があります。だって、電車のなかで休憩できるんだもん
そして、子供向けのコースの充実度が半端ない。子供むけクロスコースとか、アスレチックコースとか、すごく
楽しそう。ファミリー向けの施設の充実度は他のスキー場にはないです。
同じくファミリーに人気の日帰りスキー場である群馬県沼田市のたんばらスキー場と比べたら、家族4人で計算すると無料休憩所をうまく使えば¥5,000以上は違ってくるんじゃないかと思います。この差はデカいですよね、パパさんママさん!
NAKAZATO「BANK YARD」と「SIDE COUNTRY」
そんなファミゲレの中里さん。スノーボードが大好きな35歳児のスノーボードキッズが遊んだ感想に話を戻します。湯沢中里にはナカザトバンクヤードというバンクコースと、サイドカントリーエリアがあります。(2017-18シーズン現在)自分もバンクヤードの紹介動画を見て、ここ滑ってみたいわーと思ったのが遊びに行くきっかけでした。
サイドカントリーエリアは、コースのショートカット的にある林間エリアが解放された感じです。ツリーエリアはいくつかありますが、滑走距離は短め。ツリーランをしにここをめがけていくほどではないというというのが本音ですね。
ツリーエリアに入ると斜度は急な部分が多くて、木のピッチも広くはないので、けっこう厳しめかと思います。コースを流していて行けそうな場所を見つけたら入ってみるという遊び方が良いかと思います。不整地で板のコントロールができない初心者さんには絶対面白くないと思います。
そして、ナカザトバンクヤード。こっちは面白かった!ひざ上丈ほどのお椀をひっくり返した地形をメインに、スラロームコースと大きいバンクが1個づつ。流して4~5ヒットぐらい遊べるイイ感じのレイアウト。白馬八方尾根スキー場のHAPPO BANKSほどは大きさも落差もないので初級者でも十分に楽しめます。優しいです。
初級者でも面白いけれど、スノーボードをよく滑る方にも楽しめるコースなんですよね。ちょっとした緩急と凹凸できたクロスコースのような場所ですが、セクション配置と整備が良いので流していて不思議とテンションが上がるコースです。
お椀を正面から入って飛ぶかー、サイドから入ってカービングするかーなんて考えて遊ぶのがすごく楽しい!振り返ってみると、ほとんどナカザトバンクヤードで遊んでいました。なぜかハマっちゃう魅力がありましたね。
ブログで言葉にするとすごく難しい表現なんですけど、あくまで中里のお客さんに向けた整備された地形コースなので「ここのバンクヤードは全スノーボーダーは一度は行くべき!超絶オススメ!」ってわけじゃないんですよ。でもね、入ると不思議と楽しく滑れておかわりしたくなっちゃう不思議な存在でした。
バンクヤードを抜けた後半はなだらかなバーンが続くので、グリグリ回すには難しいんですけれど、自分は中里の全コースの中で一番好きでした。
それから、中里には非圧雪コースが3本ほど設定されていますが、雪が降ってなければたんなるガタガタの急斜面です。田中の行った日は、間違えて入っちゃった初級者ボーダー以外は誰も滑ってませんでした。
以上。優しいスキー場「湯沢中里」で滑ったお話でした。
前述したように、ガッツリ滑り込むスキー場ではないのですが、なんせ優しいスキー場なので初心者のお友達を連れて行くにはいいところだと思います。ロングライドできるようなコースが少ないので、滑れるようになったからいっぱい滑りたいぜー!というようなにはオススメしませんが、ファミリーや、初心者といったり、おじさんが一人で行って滑るにはとっても優しいスキー場であります。
例えるならば、サイゼリヤ的存在のスキー場でしょうか。ワンコインの牛丼(ガッツリコース)はありませんが、
ファミリーで気楽に行ける安定感。そして、意外とワインとツマミも安くてうまいので、チョイ飲みにも適してるから、おじさんが一人で行くのにもアリかもみたいなね。
同じエリアで似たイメージを持つスキー場だと、湯沢パークが上がるかと思います。2択で考えるならば、あちらの方が高低差があって、カービング派の方には向いているかと思います。
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それではよい残雪シーズンをお過ごしください!若き日はミラノ風ドリア2個とか食べていた雪バカ田中でした!
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No,331
田中さんお久しぶりです、らくスノです。
偶然ですね、私も3月3と4日家族で湯沢中里行きました!
私はボード滑らなかったですが(笑)エンゼルグランディアに泊まりました。
家族で楽しむにはちょうど良いスキー場ですよね。
>らくスノ様
コメントありがとうございます!ブログ拝見しました!
田中は家族で楽しんではいませんが、子供が元気に雪遊びしてる光景が驚くほど多く見れました。