あれから1年な旅。前武尊BCツアーに参加してきましたー!

スノーボードの旅日記

こんにちは田中です。8月も終盤です。もうコロナだなんだどうなんだかよくわからない閉塞感が漂っています。こういう時は好きなことの話をするっきゃねぇ!楽しかった20−21シーズンのスノーボードのお話の再開です。

前回まではスキー場のお話でしたが、今回からはBC編のスタート。今回は20−21シーズンのバックカントリー(BC)活動1発目として3月の中旬にツアーに参加したお話です。バックカントリーとはスキー場管理エリア以外を滑るために、雪山登山で滑走するジャンルのスノーボードです。雪バカ田中はBCもちょこちょこやっておりまして、チャンスがあればガイドツアーに参加したり、自分で入山届を出して雪山に入ったりしています。

昔はノートラックのパウダーを求めてBCエリアに入ることが多かったのですが、ここ最近は3月以降に入ることが多くなりましたね。十分にパウダーがあるトップシーズンはあえて入らずとも、ローカルゲレンデでパウダーエンジョイできるしというのがあります。で、その逆に3月下旬以降はスキー場もクローズし選択肢が狭まってくる。その頃に、BCをフィールドとして選ぶとシーズン長く楽しめるよねといった感じです。この時期、晴天率もあがるので雪山登山としてシンプルに楽しかったり。

今回は「あれから1年の旅」!!

さらに話はさかのぼりますが、2020年3月の中旬に神楽ヶ峰のワンデーバックカントリーツアーに行ってきました。その頃は、新型コロナウィルスの感染状況はまだ初期であり、スノーボード行く?行かない?なんつってた時期でした。2020年の3月は雪があったにもかかわらず多くのスキー場はクローズし始めるなんて状況でしたね。街ではマスクをすることがマナーになったりして。街でのそんな状況とは裏腹に、山では雪が大量に残っていてコンディションがナイスコンディションの日が多かったのでした。自分が出かけた2020年3月でのBCツアーへの参加旅は気候も雪も最高なバックカントリーを楽しむことができました。

あれから1年ちょうどがたった2021年の同日。またバックカントリーツアーへ参加をしました。1年前は「どうせ秋ぐらいにはコロナなんて治まるだろ」なんて思っていたけれど、全然そんなことはなく(なんならこれ書いてる1年4ヶ月後の今も全然おさまっていない)、なんだかなーなんて思っていました。そんな状況で、1年ぶりのバックカントリーへの旅。ということで1年前の日付に1年前のガイドさんでツアーに申し込みました。とくに、深い意味はなかったんだけれども、そういう何かの節目みたいのっておっさんになると大事にしちゃうんですよね。

オグナホタカスキー場からアクセスして前武尊へ

20-21シーズンは2月ごろまで雪も多くハイクをしなくてもパウダーをたくさん滑れるって状況でしたよね。けれど3月手前ぐらいから急に雨の日が多くなり気温もなりまして。そんな3月の中旬でした。ツアーの開催場所連絡は前日にきまして、場所は前武尊に決定。前武尊は群馬県片品村のオグナホタカスキー場のリフトトップからアクセスするスポット。田中はこの前武尊はかなり好きな場所でして、夏も登山をしに来ています。

東京目線で考えていくとBC初級者にとっては、新潟県の神楽が峰とこの前武尊っていうのが2大スポットな感があります。初心者向けのバックカントリーツアーに申し込むと、だいたいどっちかなんですよね。で、そうなると個人的に好きなのは前武尊で、その理由はリフトトップまでのアクセスがよくて、リフト券代が安く済むうえに滞在時間が長くできるので神楽が峰と比べると少し長く遊べるというのが理由です。景色は神楽が峰の方が好きなんだけれどね。

当日朝にガイドさんやほかの参加者さんと習合して軽くブリーフィング。今回のツアーは経験者オンリーのツアーで、他の参加者さんもTHE手練れといった経験者だったのでこの辺はサクサクでした。

コンディションわっるぅ~。

この日は数日前に大雨が降り、その後高気温。前日夜からは気温が下がったという状況です。当日は低気温の曇り。この文字の並びから想像できると思いますが、雪はカチカチ。こうなると雪が緩むのを待って、滑りによさそうな斜面を狙うというのがBCでの定石のようですが、この日は曇り空が続き気温も上がらず。残念ながら午後になってもそこまで雪は緩まずBCらしい気持ちのいい滑走とはなりませんでした。

BCツアーが終わった後に、前武尊から下りてきてオグナホタカのコースを滑ってきたのですが、コースの方が全然コンディションがよかった(笑)

ルートとしてはブリーフィングの後にオグナホタカのリフトトップに移動し、そこからハイク。そのあとに、よさそうなバーンを狙って滑り、そのあとまたハイク&滑走を3回ぐらい繰り返しました。硬いコンディションだったので滑走には気を使いながら、裏山での時間を過ごしていくという感じになりました。

とはいいつつ、今回の自分のテーマは一年ぶりのBCで、20-21シーズン1発目のバックカントリーでいろいろ思い出すことができたし、ガイドさんからアイゼンやピッケルの話が聞けまして、実際の雪山での使用のコツ見たいのも知ることできました。ハッピーな滑走のあるガイドツアーというよりも、講習といった内容でしたね。それでも、自分的には満足な一日となりました。

こんな日もあるよね!

というわけで、今回はそんな20-21シーズンのBC一発目のお話でした。コンディションが悪かったんで、滑りに関してはビミョーな感じだったんですけれど、1年ぶりに道具の使い方を思い出したり、本職のガイドさんのお話を落ち着いて聞いたりできた1日でした。オフシーズンの今、なぜこんなグズグズのBC話をブログにしたかというと、結局はこの1日があったから残りのシーズンのBCを全力で不安がなく楽しめたというのがあります。ここできっちりと本職の方から指導をいただいて、体や感覚を取り戻すことができたから、残りのBCがうまくいったんですよね。今思えば、これが布石だったなーなんて。

というわけで、今回の雪バカ日誌はこれでおしまいですー。次回も20-21シーズンのBCツアーに参加したお話です!

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雪バカ田中

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何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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雪バカ田中

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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