ほら足もとをみてごらん!北海道キロロスノーワールドへ弾丸トリップ!

スノーボードのスキー場

どうも!雪バカ田中です。今シーズンは北海道に滑りに行きまくるという奇行を繰り返しています。今回はその第7回目のお話。行き先はキロロでございます。そしてもちろん安定の日帰りです。楽しかったよ!

北海道 キロロスノーワールドについて

北海道余市郡にあるスキー場です。地図上では札幌国際スキー場の裏側にあるイメージですね。なんだか、外国のサイトのような独特の雰囲気を持つ公式webで国内のスキースノーボード客よりもインバウンドに力を入れているご様子です。

キロロスノーワールドへは千歳空港、札幌市内、小樽市内、JR小樽築港駅からバスが出ています。所要時間は千歳空港から120~150分、札幌から100分、小樽から50分。

札幌発着のリフト券+バスパックは、格安(¥7100)なので札幌ステイの人には検討価値大だと思います。田中は千歳空港から往復リゾートライナーを手配し、ベースとなるキロロマウンテンセンターというところで降りて日帰りしてきました。

6時間券¥5100、1日券¥5,900。さらにICリフト券なので¥500の補償金がかかります。ここは手ぶらでチケットカウンターに行ってはいけないスキー場ですね。webでの事前購入で10%オフになるほか、JAFカードを見せると1日券が¥4,600になります。(情報は2019年3月現在です。)

本州からのスノーボードの旅行先という視点で考えるとキロロは距離感と価格感という点ではルスツとキャラが似ています。二つのスキー場を比べると、規模感が大きいルスツの方が「ザ・北海道スキーリゾート」という感が強く、スキー場ステイの旅をするならばルスツの方がオススメかな。

対して、キロロは小樽から近くて電車を絡められるという点でアクセスが良く、シーズンが長いというのが強みだったりするので、北海道トリップ2週目以降の人にはオススメ。ルスツは4月1週目までの営業なのに対してキロロはGWまでやっています。4月に北海道トリップを仕掛ける人にも選択肢になってくると思います。

キロロは2エリア。ツリーランエリア多いよ!

ゲレンデはハート形の形をしていて、マウンテンセンターから2方面に山頂がございます。リフトで行く「長峰」と、ゴンドラでいく「朝里」という2つのエリアに分かれています。個人的に滑っていて面白かったのは、地図上左側に向かったクワッドリフトでアクセスする長峰エリア。ここをコンパクトにリフト回しするのがよかったなぁ。

感想を一言で言えばツリーランがおもしろいスキー場という事になりますかね。北海道リゾートらしくスキー場エリア内ではリフト下以外の多くの場所がツリー開放になっています。両エリアともに頂上付近には大きめにツリーランエリアが設定されていて、ナチュラル地形をばんばん滑れるのがおもしろかったです。田中がお邪魔した時には混雑もなかったので非常に楽しいスノーボードができました。

ただ、なだらか目なバーンが多いのも事実で、広大なフィールドをガッツリ滑りこむというイメージを持っていくと期待を裏切るかも。額面通りにゴンドラや高速リフトを使ってロングライドをするというよりは、雪の感じを見ていいスポットを探しながら滑り、好きな場所があったらそこを重点的に回すというのがキロロスノーリゾートの遊び方かなとも思います。

そして、スキー場のエリア外には広大なお山が広がっていて、BCギアを持って滑っている人たちも多く見られました。センターハウス2Fにはマウンテンクラブというデスクがあって、BCギアのレンタルや登山計画書の提出受付があるそうです。長期滞在の人たちが本当にうらやましいですね。

キロロちゃんは、たんばらちゃんの上位互換説。

スキー場を滑った感想は、上記の通りの「ツリーラン多くて楽しかった」という、北海道のビッグリゾート系のスキー場の大半に当てはまる感想になってしまうので、もう少し掘り下げてお伝えしたいと思います。

キロロのグッドポイントは、「デカいスキー場でありつつもベースが1ヵ所で非常に動きやすい」という点。そのベースとなるマウンテンセンターにはチケット売り場、コインロッカー、インフォ、スクール、カフェ、レストランがいい感じに配置されています。そして、そのベースを出るとすぐにゴンドラ駅。なので到着から滑り出しまでがめちゃくちゃスムーズです。

バスでアクセスの場合は到着したら、まずはリフト券を買いましょう。他のお客さんは着替えて準備をしたらリフト券購入をするので、みんなとタイミングをずらすことでチケットカウンターの混雑を避けられます。こんな感じでキビキビやれば、到着からゴンドラ乗車までキビキビ準備すれば20分で行けます。かなりスムーズな滞在ができるんです。マニアックな目線ですが、これはこの規模のスキー場としては珍しいところ。そしてすごくいいトコロ。

そして、キロロは初心者・初級者にもめちゃくちゃ優しい。首都圏ボーダーに向けてお話すると、群馬県たんばらスキーパークがイメージに近いですな。それをデカくした北海道の外資系オシャレリゾート版。センターハウスにいい感じのレンタル屋もありますし、コースはなだらかな部分も多いので、スノーボードはそんなに滑れないけれどーみたいな人が行っても、かなり楽しめるスキー場です。「初心者の子も含めての北海道わいわいスノーボード旅」なんていうシチュエーションの幹事さんには、雪バカとして太鼓判を押したいです。

滑れる人が行ってもキビキビ動いてドカンと滑れるし、ツリーランいっぱい遊べるし。そして北海道らしく雪もバッチリ。ということで、初心者向けのスキー場というわけではないんですが、初心者さんのスノーボードにもキロロちゃんチョイスはオススメです。

雪バカは日帰りで約6時間滞在。

田中はいつもの始発便にのり、9:30に千歳空港を出発するリゾートライナー(高速バス)に乗って、11:35にキロロ到着。17:30キロロ発千歳帰りというリゾートライナーに乗りました。キロロでは約6時間の滞在でしたが、前述の通りキビキビ動けるので、楽しく充実した滞在ができましたよ!

余談ですが、朝に千歳空港からリゾートライナーを使う時はどこへ行くにも9:30が出発時刻です。なので、千歳空港3Fの北海道ラーメン道場で唯一8:30オープンの開高というラーメン屋に行けば朝ラーをキメることができます。北海道味噌ラーメンのファーストトラックを楽しみたい人は、飛行機を降りたら3Fを目指しましょう!

そして、航空券を抜いた旅行費用はバス往復¥8,000、リフト券¥4600、コインロッカー¥300、羽田空港駐車場代¥1,500で、合計¥14,400でした。まぁルスツに行った時と同じぐらいの金額ですわね。

☆★

というわけで、今回はキロロを滑ってきたお話でございました!それでは引き続き、よいスノーボードシーズンをお送りください。3月はちょっとお話したいことが多いので、更新ペースをあげてお送りしています!それではまた次回!

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雪バカ田中

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何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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コメント

    • にんぐる
    • 2019.03.17

    北海道行き過ぎでしょ笑
    ゲレンデの奇行氏!

      • yukibakatanaka
      • 2019.03.18

      >にんぐる様
      コメントありがとうございます。
      行き過ぎてます。人生でこんなにいくことはもうないでしょうねー

    • がはく
    • 2019.03.18

    キロロもコース外を解放したんですね。
    ツリーバカ日記にできそうですな。
    しばらく行ってないので行きたくなりましたわ。

    友人の娘さん(5才天使)デビューはここだそうで、
    すっかり雪山好きになったとか。
    斜面も雪質も雰囲気も優しい感じですよね。
    でも、お財布には厳しいのよキロロたん。

    今週は苗場で板試しますわ。
    slashあるかしらん。

      • yukibakatanaka
      • 2019.03.21

      >がはく様
      コメントありがとうございます。
      ご友人の娘さんキロロでデビューなんて!ザウスでデビューした私とは対極的ですね、

      確かにお財布には厳しい一面はありますね。ゲレ食は¥1200オーバー当たり前。

      春までやっているので、春のキロロちゃんも楽しそうですね

雪バカ田中

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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