ヒコーキスノボのススメ。たまには飛行機でスノーボード旅に出てみませんか?

雪バカコラム

こんにちは!田中でございます。だいぶ日が暮れるのも早くなってきました。秋の訪れまでもうちょっとですね。正直あんまりノリきれていない田中です。まぁシーズンインまではまだまだ時間がありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回はスノーボード旅行で飛行機を使うという事についてのお話です。

ヒコーキスノボをしよう!

今回はヒコーキスノボのススメでございます。ヒコーキに乗ってスノボに行くのはいかが?というお話です。日本にはいっぱいスキー場があるんです!ヒコーキに乗ってスノーボード旅行をしてみるというのも面白いですよ!ミナミちゃんでおなじみの宮崎県の五ヶ瀬ハイランドスキー場(熊本空港から車で1時間チョイ)だってもちろん射程距離ですよ!北海道・旭川空港から旭岳なんてのも十分にねらえます!

その他にも、青森空港で八甲田、庄内空港(山形)で月山、鳥取空港から大山、富山空港から立山、など日本中にはいろいろなお山があってそこにはたいていスキー場があります。規模にこだわらなければ日本中にはさまざまところにスキー場があります。ボードを持って空港に行くと、なんだかスノーボーダー感が増幅されて気分が上がるんですよね。また、普段は行かない県に行ってみるという事が単純に楽しかったりします。

本来ならば、せっかく飛行機で飛ぶので3連休なんかで行きたいものですが、残念ながら冬場の3連休って本当に少ないんですよねぇ。そんなニッポンのサラリーマン事情もありますが、週末の1泊2日を使う旅でもヒコーキスノボは楽しいですよ!ちなみに飛行機でのスノーボードというと、札幌の千歳空港を使ってニセコ・トマム・キロロに行くことを想像するかと思いますが、ソコは今回のお話から除外させてください。混んでるし高いから。そこに行くなら2泊はしたいしね。

ヒコーキスノボ!相場は1泊2日で¥35,000から¥50,000ぐらい。

飛行機でスノーボード!?さぞお高いんでしょ?となりますが、確かにマイカーでスノボに行くよりかはだいぶ高くつきます。しかし、飛行機で非日常を味わいながらなかなか足を運ぶことがない遠方に行くというのは楽しいものです。田中としては払う価値があることだと思っております。そんな飛行機スノボ旅の予算について、ご案内いたします。

基本的には飛行機+現地での足+宿+リフト券代+食費と言うのが費用になります。それぞれをバラバラに正規料金でとるとお金がべらぼうにかかるので、飛行機会社の国内ツアーパックを利用するのがシンプルで安いかと思います。週末の宿泊パックは地方都市滞在型で¥25,000程度からありますのでそれにレンタカーをセットするというのが現実的です。そのパック料金の他にリフト券代がかかることをお忘れなくです。

首都圏在住の田中のマイカーで行く長野や新潟へのスノボードトリップは1泊2日で大体¥20,000ぐらいかなと考えているのですがこれと比べるとヒコーキスノボは割高になります。しかし、新幹線でのボード旅行の場合と比較するとそこまで割高ではないかなと言った感じですかね。また、航空会社のマイレージがある人は貯まったマイルを使って航空券代を浮かせたり、マイレージを航空会社の電子通貨に移行させてパック料金を払うなんて方法もありますのでそれを使えば格安で旅に出れるのがうれしいですね。

バンコクエアウェイズ

渋滞がないので、密度の濃い旅が楽しめます!

飛行機でスノーボードに行くメリットは、遠征による気分の高揚もありますが、時間が有意義に使えるところです。早朝出発の終便帰着を使えば1泊2日でも十分に楽しむことができます。また、普段のボード旅行には味わえないグルメや温泉等も楽しめますので旅の密度は高い物になると思います。

遠征先のスキー場は湯沢や白馬などのメジャースキー場と比べると滑走距離や規模の豪華さはありませんが、マッタリしているところが多くローカル感が楽しめます。それ故にパウダーに当たれば、最高の旅となるでしょう。それに基本的には道中にヘビーな渋滞にハマることはありませんし、現地での移動は1時間以内であることが多いので時間が有意義に使えます。運転の疲労が少なく、濃いトリップが楽しめるのがヒコーキスノボの最大のメリットです。

スノーボードが大好きすぎて雪国に住んでしまう人々とは対照的に、田中のように都市圏でサラリーマンをやりながらスノーボードをチマチマ楽しんでいる人もいるかと思います。飛行機を使って週末に色々な遠方に旅立つという、この旅のスタイルは後者にしかできないスタイルだよなと勝手に思っています。

飛行機スノボ旅の計画。最大ネックは最寄空港までの足。

飛行機でスノ―ボードに行くときの最大のネックは空港までの足でございます。上手く始発に乗って電車でアクセスできるとうれしいのですがそれでも、板を持っての電車移動は大変です。マイカーのある人は車で行くのがおすすめです。ここからは羽田空港を利用する場合の話になりますが、羽田空港の駐車場は出発ロビーに近く荷物も車で運べるので大変便利です。それに深夜早朝の時間帯ならば高速道路を使うとものすごく早く羽田に行けます。1泊¥3,000で高いですが利用する価値大です!

マイカーを使わなければ、乗合で定額タクシーを使うのもアリです。23区内からならば¥9,000前後で使えますが空港までの電車賃や宅急便で板を送った場合の費用も考えると、悪くはない選択肢です。ちなみに、板の移動ですがANA・JALであれば基本的に問題ありません。ソールカバーでも航空会社は受け取ってくれます。それでも破損が怖いという人はボードケースに入れたり、プチプチで撒いたりして衝撃対策をしましょう。

地方空港からはレンタカーが基本。空港からシャトルバスや乗り合いタクシーで行ける場所もあるよ!

さて、その先の地方空港からの足ですが、基本的にはレンタカーが便利です。たいていの空港にはレンタカーカウンターがありますのでそちらで借りて、スキー場に行きましょう。ただ、レンタカーって意外と高いんですよねぇ。SUVクラスを借りると48時間で¥25,000ぐらいします。複数人で行って頭割りできればいいのですがそうではない場合には公共交通でいく事になります。ここで意外にあるのがスキー場へのシャトルバスや乗り合いタクシーと言う存在。地方空港は観光客誘致にがんばっているケースがあり、観光地や温泉地にスキー場がある場合は空港発着のシャトルバスがあることが多いです。

さらに、このバスは航空便の発着に合わせて運行されているので、乗り継ぎが上手いことできるようになっています。検討の価値アリです。レンタカー、シャトルバスもない場合…。タクシーしかないっす。

バゲッジクレーム

「ニッポンのゲレンデ」眠っていませんか?

ブルーガイド社が発行する「ニッポンのゲレンデ」という年に1回発行されるムックがあります。日本中のスキー場が載っているガイドブック的な存在です。冬に必ず書店で並んでいるアイツ。ちょこっと見ただけで、あとは車につみっぱになっている事が多いアイツです。皆さん持ってます?田中も数年に1度は買うアイツなんですが、田中は自分がよく行く関越エリアしか見ていないんですよね。

ですが、このヒコーキスノボではアイツが大活躍します。あーカニ食べたいから鳥取行きたいなー、鳥取のスキー場は?とか、福井なんて一生にそんなに行くことないから福井行くか―、福井のスキー場ってあんの?えー!四国にもスキー場あんの?ヒコーキスノボできるかな?なんて気になった時に簡単にスキー場がさがすことができます。ニッポンのゲレンデはヒコーキスノボのためにあると言っても過言ではありません!そして何より、えー!このスキー場行きたい!行くにはこの空港から…。なんて妄想を膨らませるのがヒジョーに楽しかったりします。

なぜ、雪バカ日誌は飛行機スノボをお勧めするのか?

いやいや、飛行機に乗らなくてもスノボなんて別にどこでもやれるじゃんと、思われる方がいらっしゃると思います。それもその通り!お金もかかるしね!実際、田中もシーズンに1、2回ぐらいでいいかなぐらいに思います。でも、やってみる価値はあると思いますねー。ヒコーキでのスノーボードトリップには独特の魅力があります。

その理由は、冬場の週末の地方空港のはガラガラなことが多く、関越道の渋滞とは対照的に快適で密度が濃いトリップができるからです。快適で密度が高い旅ができる理由に地方空港の惨状にあります。訪日外国人に人気の千歳空港を除けば、冬場の雪国の地方空港なんてたいていはガラガラです。

それもそのはず。地域経済はいまだ不景気のまま。さらに競合する移動手段の新幹線が便利になったこともあり、人気航路以外の航空機利用は大きく減少しております。冬場の週末の雪国の空港ってほとんどニーズがないんですよね。

そんな理由もあり、冬場週末の地方空港の利用はかなり少ないのが現状です。人がいないのでかなり快適ですし、その先のスキー場も東京からのお客がいないためにガラガラであることが多いのです。費用は掛かりますがコストパフォーマンスと言う部分ではかなり高い旅になります!

という訳で、旅好きな人にとっては妄想が膨らむネタでございました。遠方のスキー場、温泉、グルメを堪能するなんて贅沢が、飛行機を使うと身近なものになります。お金はかかりますが、計画段階から楽しめる楽しい旅になると思いますよ!今年のシーズンの計画に1度は組み込んでみてはいかがでしょうか?

それでは皆様!ドアーズフォーデパーチャー!田中でございました。

関連エントリ:

更新履歴:
2017/3/17 改行を修正し、関連エントリを挿入いたしました。

No,218

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

雪バカ田中

雪バカ田中

何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

TOP