春のニセコ旅「あと一本」の大後悔。

スノーボードの旅日記

どうも雪バカ田中です。ついにシーズンファイナルでございますね。まだ滑るよって人も、もうシーズンおしまいだよっていう人もお疲れ様です。

さて、今回は春に北海道のニセコの旅したお話の最終回。スノーハックのスノービアさん(勝手にスノービアのアニキを略してビアニキとしてお送りしています。)と旅をしまして、まぁ超楽しかったわけです。そんなニセコ旅。充実したのですがとても疲れました。ちょっとした後悔もありますので、今回はそんな後悔をテーマにお話をしたいと思います。

深夜にニセコ着。翌朝にはBCツアーなのに。

金曜日の夜に千歳空港で合流して、春のニセコ旅はスタートしました。春の北海道は道に唯はないのですいすいと走れます。で、金曜の深夜にニセコ到着。

そこでまずは到着の乾杯。スノーボード旅で飲むサッポロクラシック(北海道全域で買える地ビール的な存在の缶ビール)はとてもうまい。なんだろうねー、あのビールは。北海道で楽しい思いしてる時に飲むことが多いからかめちゃくちゃうまく感じるんですよねー。

さらには同年代同じくスノーボードが超好きって人と久々の再開。同じテーマで日々ブログを更新している人同士としては当然積もる話もあるわけですよ。そうなるとビールがすすみますよねー。もう日付が変わっているのにペースアップ。

翌日は8:20にガイド会社に行かなきゃいけないし、タフなことをするので早く寝なきゃいけないのに、その背徳感がさらにビールのうまさを増してくるんですよね。で、当初の就寝予定時間になっても終わらず。「ゴメン、あと一本買ってきていいい?」

まぁ翌日の朝起きたら、飲み会の次の日のような体のだるさ。そして、おびただしい量のサッポロクラシックの空き缶。これ見て後悔ですよね。なぜ、あのとき「あと一本」と言っちゃんだー!

BCツアーでヘロヘロ。けれど、目の前にはおいしいゲレンデが。

土曜日は朝からBCツアー、ガイドさんにニトヌプリという山を案内いただきました。でかーい斜面をすべって大興奮。ビアニキは初めてのBCを無事に終えてテンションマックス。朝早くから行動していたので、お昼過ぎにツアーは終了。解散場所はニセコアンヌプリスキー場だったのですが、目の前にはおいしそうな斜面が。4月の2週目なのに豊富な雪。なおかつ、人も少なーい!週末の昼過ぎでも人があんまり滑ってないからそれなりに面がきれい!自分がよくいくこの時期の関東信越エリアじゃありえない光景が広がっていました。

すでにかなり疲れていたけれど、これを滑らないのはもったいない!ということで、リフト券を買って滑走開始。もう充分遊んだ体へ"追いスノボ"。気分は幸せだけど、もはや修行状態。

結局ゴンドラを3本ノンストップで回して、14:30ごろかなー。もう、この時点で太ももパンパン。ギブアップ状態で体ふらふら~。だけれど、遊びたい。「あと1本にしておこっか。」まぁ、滑っちゃうよね~。

さらに夜はジンギスカンを大満喫。

土曜日はBCツアーにアンヌプリのゲレンデ滑走とヘロヘロになるまで遊んで、部屋でシャワーを浴びて夕食へ。行先はビアニキのご紹介のLOFT倶楽部というジンギスカン屋。ここがまた超絶にうまい!肉がうまくてビールがすすむ!またLOFT倶楽部のジョッキが程よく小さくて、ジンギスカンの火があるテーブルでもいい感じに冷たいままジョッキの下まで楽しく飲めるのよ。「すんませーん。生二つください!」を何回言ったんでしょうか。オレたち。

BCツアーでのあの面がよかったとか初めてのBCはまじ最高だったとか、春のニセコやばいでしょ!でしょ?明日もまだ遊べるのいいよね!という話で、疲れているのにテンションがまたあがる!そして、酒がすすむ!とんでもなく進む!

もう前日からタフに行動していたし、ビールもしこたま飲んだので20:00前にはべろんべろん状態。さすがにもうやばいということでホテルに帰宅しました。部屋に戻る前に、ホテル近くのコンビニで朝ごはんを調達しにいったんだけど、そこで調子に乗ってやっちゃったのが缶ビールをクールダウンに「あと一本」。

翌日はビアニキとは別行動で田中一人でBCツアーに参加してきたんだけれど、もう酒で体は重いし、疲れは半端じゃないし、バックカントリーツアー中も集中力がとぎれとぎれで、もう全力で楽しむことはできませんでした。ツアーの他のお客さんについていくので精一杯。

二日目も楽しかったんだけれど、どこかで後悔がありましたよねー。「あの時ほどほどにしておけば。」という言葉が染みる旅でした。

雪がいっぱい残ってる、人が少ない、酒がうまい。最高の春ニセコ旅でした。

ホント自分は若くないんだなーと実感するぐらい疲れました。けど、大充実でしたね。春のニセコ旅行は、レンタカーでいろいろ動き回れる分ついつい予定を詰めちゃいますね。金曜日の夜にレンタカーを借りて48時間。フルに滞在した大充実の旅でした。

ビアニキとはお互いに違う航空会社を予約していたので、新千歳空港でバイバイの予定でした。レンタカーの返却前ごろにはこの大充実した旅を一緒に楽しんでくれたビアニキとのお別れが名残惜しくて言っちゃいました。

「最後、あと一本だけ空港でビール飲みません?」

まぁ、疲れは頑張った証拠ということで。

自分は40手前の中年なんですが、同世代でも疲れるのを以上に怖がる人っているんですよね。自分は疲れるってことにそんなネガティブなイメージを持っていないタイプだと思います。特に肉体疲労ね。疲れてるのは頑張ったってことだからね。

で、最後にもう一つ後悔した話。ニセコから日曜日の夜に返ってきたんですが、実はこの旅の翌々日の火曜日に有給が取れたんで、そこも滑りに行こうと思って。こんなに疲れると思っていなかった田中はノリで群馬県の片品近辺のガイド会社のBCガイドツアーを予約しちゃっていたんすよね。まさに雪バカ!

というわかで、この旅の余韻と疲れが抜けないままニセコ旅からの帰京2日後に新潟県のかぐらスキー場でバックアントリーツアー行ってきました。なんで俺は、こんな疲れる旅の2日後にまたバックカントリーで遊ぶ予約をしてしまったのか・・。後悔ですよね。

NO,

雪バカ田中

雪バカ田中

何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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コメント

    • やす
    • 2022.05.11

    酒飲みボーダーあるあるですねー。
    しかも連れも飲めると思わずやってしまうあと1本。
    買出し分が無くなったのに、宿の自販機の酒を買う。
    飲む。飲む。飲む。翌朝後悔する。。
    場合によっては滑りをキャンセル。。
    学習できないくらいアルコールの力は偉大です(笑)

    • >やす様
      コメントありがとうございます。

      学習しないは、ほんとそう!酒の怖いところは、最高な旅をしてる最中は余計に酒のウマミが増すんですよね。

      宿の自販機のビールは田中も買っちゃいます。スーパードライ率が高いですよね。あの「いつ、補充されたんだコレ」って言う感じが旅情をかきたてますよね

雪バカ田中

雪バカ田中

何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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