どもども!雪バカ日誌です。5月中旬でございます。自動車税の季節です。そして窓にはプランターをセットしてゴーヤのグリーンカーテンの準備をいたしました。
さて、今回の雪バカ日誌は2018-19シーズンのラストスノーボードトリップに行ってきましたお話です。GW序盤のころに群馬県の至仏山のバックカントリー(BC)ツアー参加を目的に、前泊を絡めてのマイカーでの雪旅でございます。
至仏山(しぶつさん)について
群馬県の他、栃木、新潟、福島にかかる広大な湿原である尾瀬が沼。その尾瀬の群馬県側にあるのが至仏山です。最寄りの沼田インターから見ると尾瀬戸倉スキー場の奥に立地するこのお山。
登山シーズンは環境保護のために既定の登山道以外の歩行が禁止されています。4月下旬にその入り口である鳩待峠というところまでのアクセス路が開通し、さらにGWまではバックカントリー目的での入山が可能になっています。そのため、首都圏から日帰り行けるの春のバックカントリーとして非常に人気なスポットです。(詳しくは尾瀬環境財団のwebをどうぞ)田中も事前にガイドツアー会社に申し込みまして、レッツトリップ!
BCツアーもちろんツアー参加費がかかるのですが、その他に尾瀬の乗り合いタクシー代もかかるしという事で、サラリーマンのおこずかいでやるにはなかなかの費用がかかってきます。駐車場までの交通費以外でザックリ1.5万ぐらいかな。シーズン終盤でお金も使い果たして絶賛ビンボー中の田中ですので、今回は前日にインして、至仏山の近所の群馬県水上町のスキー場で滑り、そのまま水上町のゲストハウスに泊まって1泊2日の旅にするという計画。こうすることで1日当たりのコストを下げる作戦です。
1日目は谷川岳天神平スキー場で春スノボ。
てなわけで、BCツアーの前日に群馬県の水上にきまして春のスノーボーディング!春の週末は朝7:00からスキー場が開くという事で朝イチからライドンしました!運がいいことに、この日は前日に降雪アリのグッドコンディション!風も吹いたみたいで、軽い雪が吹き溜まっていて非圧雪になっているスポットもありまして、春時期とは思えない雪質でスノーボードができました。
いつも雪バカ日誌にコメントを下さる読者様も天神平に行くという事で、読者様と合流し春のスノーボードを楽しむことができました。7時から滑り始めて13時半まで長時間のスノーボーディング!総勢5名で春の天神平を満喫しましたよ。一緒に滑ってくれた人、ありが十!いろいろな刺激をいただきましたよ!
スノーボードも楽しかったのですがこの日は天気もバッチリ。風も弱く雲も少なくて、景色がめちゃくちゃ良くて気持ちよかったです。滑った後は、諏訪の湯で汗を流してから、ローカルスーパーのサンモール水上で食料調達という雪バカ日誌を具現化したルートをたどり、ビールをぐびぐびと6缶飲んで8時に就寝。やっぱり泊りっていいすねー!
2日目は至仏山BCツアーに参加です!
そして、2日目はお目当ての至仏山BCツアー!過去に何度かお邪魔しています。朝5時に宿を出て、至仏山の入り口である鳩待峠到着してガイドさんと合流しBCツアーのキックオフ。この日の鳩待峠は雪山登山客の方もいっぱいいて賑わっていました。
BCツアーのザックリとした行程は、至仏山を4時間~4時間半かけて登り、スノーボードで滑って下山するという内容です(帰りもチョットだけハイクあり)。全行程約7時間半はかかる内容なので、貧弱リーマン雪バカ田中の体力的にはなかなかのハードな内容ですが、こうやって長い時間がんばれるのも春ならではですね。
4年前に最初にこの至仏山BCツアーに参加した時は、この4時間のハイクがとってもきつく、つらかった記憶しかなかったのですが、今回は行程がわかっている分、心に余裕がありましてハイク中も景色を見る余裕が出てきました。そうすると、前回見落としていたいろんな発見があるのが山の不思議。
特にこの日は2日前の降雪のおかげで雪がまだフレッシュで白く、木々の緑色とのコントラストがバッチリ。冬と初夏の間にいる感覚がなんとも気持ちよかったですね。ただその分、滑るには難しいストップスノーだったんですけどね(笑) シーズンラストランは妖怪板掴みにやられ転びまくりとなったのでした。
シーズン〆のスノーボードトリップ。なかなかの充実感。
そんなこんなで楽しい至仏山BCを今年も経験することができました。下山後はヘトヘトだし、雪に反射した日光で耳まで日焼けしてツラいしで「今回で至仏山はもういいや」と思うのですが、毎年シーズン終わりが近づくとやっぱり至仏山行きたいなーなんて思うのが不思議。
帰り道の関越は、GW序盤ということもあって渋滞で大フィーバーしてました。15時半に沼田を出て途中で赤城のふれあいの家という日帰り温泉に入浴しただけなのに、帰宅したのは夜10時。疲れたけれど2日間ガッチリ遊んで充実感はヒジョーに高かった旅行でした。
前日は天神平で滑り、ゲストハウスで半自炊(スーパーでうどん買ってゆでて食べた)して宿泊したので、交通費以外の費用は2日間で2万円。田中は2人で旅したので東京から交通費込みで合計¥25,000の1泊2日旅でした。マンネリ化しやすい春スノボ旅にちょっと工夫をした今回の春のスノーボードトリップ。自分らしいシーズンの〆ができたなぁなんて思っています。
というわけで、2018-19の雪バカ日誌のスノーボード旅記事はこれで最後となります。読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!それではみなさま良いオフシーズンをお過ごしください。金ナシ田中がお送りいたしました!
関連エントリ:
No,406
お疲れさまでした。今シーズンも毎回楽しく読ませてもらってました。
シーズンインの頃は雪少ないなんて聞いてましたが結局は長持ちしましたね。
僕も会社員なんで週末しか行けなかったんですが、当たりの週末が多かった気がします。
ゴールデンウィークの鳥海山でシーズンアウトしたんですが、もう早く雪降んないかなーなんて思ってます。
いつも楽しい文章ありがとうございます。これからも気ままに頑張ってくださーい。
どこかでセッションしたいすねー
>TOMO様
コメントありがとうござす!
こちらこそ、読んでくださってありがとうございます。鳥海山!くぅ~うらやまし!いいないいな!
おっしゃる通り、いい週末が多かったですね。
どこかでやりましょう。セッチョン!こちら、大してうまくないのですが笑って許してくださいね。