2020.11.27

一人で三国街道から帰る価値がある！群馬県みなかみ町「ゆじゅく金田屋」

どうも、雪バカ田中です。11月も終わりになりました。20日に初すべりに行く計画だったのが、その時は雪がなくオープン延期になったために、泣く泣くキャンセルしたことをいまだにひきづっています。あとブログ的には、新型コロナウィルスの感染者が増えているっていうことで、スノーボード旅行に行ったことをブログにするのには躊躇するというあの3月ごろの悪夢が再びよみがえってきており、本当に参っています。

一方、先日は埼玉県の狭山スキー場に行ってきたのですが、そこでは感染対策をしながらスノーボードを楽しんでいる人々の姿も見られました。ネットやテレビの報道と、リアル世界の空気感はかなり違うよなという印象を持ちました。

「予定が立たねーよ」とか「早割買ったのに補助金出るんかーい」など、ぐちぐちとネガティブなことを2000文字書いてもいいのですが、なんの得にもならないので今回の雪バカ日誌は温泉のお話をしたいと思います。かぐら・苗場のスキー場から、月夜野経由で帰るときに使える小さな温泉宿の日帰り入浴のお話です。

この温泉に行ったのは昨シーズンの春ごろだったのですが、すごくよかったですよ。小さ目なので、2人旅とかヒトリストの時がオススメです。

湯宿温泉　ゆじゅく金田屋について

湯宿温泉　ゆじゅく　金田屋

湯沢と月夜野を結ぶ三国街道。国道17号沿いにある小さな温泉宿、ゆじゅく金田屋。こちらの宿の浴場をおかりする形となります。

日帰り入浴可能な時間は　金・土・日の10:00～17:00
入浴料は大人￥600。

アクセスは関越道月夜野ＩＣから15分。スノーボーダー目線でいえば、苗場・かぐらと月夜野ＩＣの中間です。かぐらの田代ロープウェイ駅から車で40分ですが、ここから月夜野ＩＣまでは15分なので、かぐらや苗場からの帰り道に月夜野に出る人に使い勝手がいいという立地です。かぐら・苗場から湯沢ＩＣを使うか、月夜野ＩＣを使うかというのは、個人間で意見が分かれますよね。ただ、月夜野ルートのほうが厳しめの峠道でしてトップシーズンはあまりお勧めしないかなというところではあります。

小さくても雰囲気満点。非常に癒されるナイス温泉。

ゆじゅく金田屋の浴場。お湯の感じやお風呂場の雰囲気がめちゃくちゃよくて、厳かで素晴らしい時間を過ごすことができます。浴槽は大人３人が入るぐらいの小さ目な温泉なのですが、お風呂場として総合力が非常に高いです。もし、田中が大富豪ならば、豪邸を立てるときに「ゆじゅく金田屋みたいな風呂を作ってくれ」とオーダーします。それぐらいいい。

自分が入った時は、ちょうど外窓から日が差し込んでいて、その日が湯気にあたって幻想的な空気が漂っていましたでした。歴史を感じるお風呂場なんだけれども、清潔感があってすばらしい。このお風呂の感じからすると、ここの宿は飯もうまくていい宿なんじゃないかと想像しちゃいます。こっそりスマホのメモ帳に作っている、田中の死ぬまでに泊まりたい宿リストに追加しておきました。

こじんまりした浴場なので、お風呂好きの大人の人が使うのにハマります。あとカップルにオススメしたいすね。逆に、3人以上のグループ旅では使いにくいです。

一人旅にドンピシャでハマる温泉です。

こちらの温泉。雰囲気もお湯の鮮度もばっちりで、個人的にはヒジョーにオススメです。ただ、申し上げた通り小さめの浴槽で静かな雰囲気が魅力なので、利用するならば一人旅・もしくはカップルでの旅の時がベスト。

そう。ちょうど一人で苗場・かぐらに行くときなんかは高速代ケチって月夜野から帰る人多いと思うのですが、そういう時にハマります。一人旅の空気を盛り上げてくれる存在なので、是非ともヒトリストにオススメしたいです。また、こちらのお宿は一人旅応援の宿ということで、おひとり様大歓迎ということです。スキー場から近いわけではないので一人スノーボーダーにオススメとは言いにくいのですが、こういう宿ならば昨今のコロナウィルスの狂騒を一時忘れて素の日常に戻ることができるので、非常にいいのではと、泊まってももいないのに勝手にオススメしておきます。

というわけで、今回は苗場・かぐらのアフターでつかえるいい感じの温泉のお話でした。今シーズンはいろいろゴチャゴチャしていて、スキー場に行くにも自分から計画を立てて個で動くことが多くなりそうだなとは思っています。そういう時は、そういう時にしか行けない温泉ってのもあるんですよね。そういう旅をする人に私はなりたい。

以上、雪バカ田中がお送りいたしましたー！今シーズンは「スキー場に行くのになんでこんなにもハードルがあるかねぇ」なんて思うシーズンになりそうですが、そこはなんとかどうにかやっていきましょうー。