旅日記

長野県 霧ヶ峰プチバックカントリーの旅に出てきました!

どうも!雪バカ田中です!今年の冬はオリンピックという話題もあり、全体的にいい感じですね!オリンピックでのベンファーガソンの滑りがいまだにあとを引いていて、録画したベンファーガソンの滑りをスローで見ている田中です。今、田中の中ではベンブームが来ています。

さて、今回の雪バカ日誌は田中が一人でで2月中旬にプチバックカントリーに出てきたお話です。行き先は2017年夏に山歩きをした長野県の霧ヶ峰というお山です!スキー場リフトからおりて出発からの行程は3時間、2本のランというプチなBCですが、個人的にはとても充実感のある旅となりましたよ!

霧ヶ峰&車山高原スキー場について

霧ヶ峰とは、長野県茅野市にある車山高原スキー場の裏手がメインとなる山域です。いくつかのお山で構成されているのですが、その中でも一番標高が高いのが車山(1,925m)。車山山頂には車山スキー場からリフトを使えば簡単にアクセスできます。

車山の山頂には、球体の人工物である気象観測レーダーが立っていて、ちょっとした頂上の目印になっています。そして、車山から下り中腹にあるのが「車山肩」というポイントが今回の行動の目印地点。バス停やヒュッテがございます。観測レーダーから車山肩へは、夏道で登り40分、下り30分という距離です。冬のスノーシューだとその1.5倍ぐらいはかかるかなという感じ。

(この写真は行動後半に霧が晴れてきたときに撮ったものですが、全容図としてわかりやすいと思います。右側の建物が車山肩の辺りです。山の上に観測レーダーが見えます。そこが頂上です。この裏側に車山高原スキー場があります。)

今回は車山高原スキー場を使って、車山頂上へリフトでアクセスし、裏手の霧ヶ峰に入り、車山肩周辺まで滑り降り、帰りはスノーシューで上がるというルートをとりました。その逆に、車山肩にも駐車場があるのでそちらをベースに山頂往復なんてルートもあります。斜面を探しながらハイクできるので、車山肩から上がる方が正解だったような気がしますね。

ちなみに、首都圏から車山高原スキー場へは、中央道諏訪南ICから25km。東京の高井戸から3時間ぐらいでした。いつの間にか「車山高原“SKYPARK”スキー場」と名乗っています。ミドルネームいれちゃった。車山高原スキー場ではスノーシューのレンタルもやっていて、霧ヶ峰のスノーシューツアーなんかもありました。

朝イチで車山高原スキー場に到着!

早朝に出発して、中央道 諏訪南ICを降りて朝イチに到着。スキー場はすっかり晴れているんですが、山頂までのリフトは1時間遅れで運行開始という事なので、それまではスキー場を流しました。

5本ぐらい滑って、山頂行きのリフトの運行に合わせて山頂へ行きましたが、山頂はけっこうな濃霧に覆われていて強風で荒れ模様。これじゃさすがにムリ!この日は、午後から晴れの予報になっていて、チラチラと雲の切れ目も出ていたのでしばらく様子見という事でスキー場内で滑りながら待機をすることにしました。

1時間が経ったAM10:00ごろにもう一度山頂に上がってみると、先ほどよりは霧の感じはマイルド。しかし、麓までは見渡せない状況で難しい感じです。この時点でビビっていましたが、まぁせっかく準備して来たんだからスノーシューで散歩でもして、行けそうな面があったら滑ってみようかという事でスタートしました。

というわけで、スノーシュートレッキングで山頂から下って車山肩を目指して進軍開始ぃ!

思ってたのとちが~う!霧ヶ峰!

実際に来てみた冬の霧ヶ峰。雪も少なく、風も強い場所のようで、山頂付近は雪が飛ばされて岩がゴツゴツでている状況でした。2月中旬でこれかよ!正直言って自分が思っていた感じと全然違う!というのが本音です。これじゃあ楽しく滑れそうにありません。

そこからスノーシューで歩くこと20分ぐらい。山頂から少し下ったところで、チョコっと滑れそうな面を発見!しかも、そんなタイミングで車山肩からスノーボードをつけて登ってきたご夫婦と遭遇。ご夫婦も初めて霧ヶ峰に来たということ。ご夫婦でBCなんて素敵ですなぁ。

そして、標高を少し下げたので霧も薄くなってきたのでなんとか滑れそう。お互いに「厳しそうだけど行っちゃいます?」なんてプッシュしながら、ドロ~ップ!(っていうほど急斜面じゃないけれど)上の写真が1本目に滑った面でした。これ写真移りが悪いんじゃなくて、視界もこんな感じでしたよ。

バフバフのパウダーというわけではありませんでしたが、それなりに楽しい!目指していた車山肩付近まで滑ることができました。ラッキーなことに1本目を滑っていた途中に雪がたまったおいしそうな面を見つけてしまったので、そちらをめがけて再ハイクを開始。2本目はツリーまわり中心にしっかりとメンツルちゃんのパウダーを滑ることができました。

ツリーを抜けるとちょうど登山道に合流。この時で11:30ぐらいでしたかね。この登山道のあたりで、ご夫婦と奇跡的に再遭遇。お互いに良い週末を~なんて、山らしい挨拶をしてここでお別れです。もう一本行けそうだけれど、霧も濃く、風も強かったのでここで気持ちを切り替えて、出発地点の山頂へ戻ることにしました。

いやー、風が強いって本当につらいですねー。この日はずっと強風。思ったよりも体力が削られてしまいました。しかも、風がよけられて落ち着いて休憩できる場所が見つからず、気持ちも落ち着けないんですよ。しかも、滑るためじゃなく帰るためだけのハイクってのが精神的にもつらい。

道中、リアル道迷いを経験してしまいました。

2本ほど滑って、スキー場に帰るためにハイクをしていて登山道の分岐点に到着した時のことです。ちょうど深い霧に包まれて周りが全く見えなくなってしまいました。確認をせずに自分の感覚だけで進路を決めて前進。これが見事に道を間違えたのでした。

間違えたルートを20分程進んだところで、想定していない下り坂に到達。これは道を間違えているんじゃないかと思うようになり、強風の中、地形図とコンパスをだして進路確認をしてみると真逆の方向へ歩いていたことが判明。いや~、濃霧って本当に怖いですね!方向感覚はこんなにも簡単に狂うというという事を身をもって経験したのでした。

夏に来たときは視界もよく、常に車山山頂の観測レーダー台が見えて目印になっていたので、迷うような場所じゃないと慢心していました。夏に歩くのとスノーシューで歩くのとは、進む速さも違うので距離感にブレが出ているのに気づかなかったのも誤算でした。想定していなかったこともあり、ちょっとした恐怖体験でした。

そんなトラブルはありましたが、何とか無事にスキー場に帰ってくることが来たのは出発から3時間後。朝イチのリフトに乗ってから5時間の間、強風にさらされながら行動し続けていたのでかなりヘロヘロでした。

出発地点の車山頂上に戻ってきたころには、風は残るものの霧がすっかり晴れていました。最後に気持ちのいい景色を見る事ができうれしかったですがが、さんざん霧と戦ってきただけに憎たらしい気分でしたね。

このままスキー場を滑って駐車場へ下山。この日の車山高原スキー場は、強風にやられまくってカリカリのスケートリンク状態。精魂も尽き果てヘロヘロだったので、この後はスキー場では遊ばずに帰路につきました。

そんなプチバックカントリーの旅でございました。

というわけで、今回は、一人で霧ヶ峰のバックカントリーをしてきた話でした!2017年のオフにこのブログで霧ヶ峰に山歩きに行った記事を読んでくれた方もいらっしゃるかと思いますが、なんとか夏のオフに行った場所に冬にもすべりに来ることができましたよー!

視界と雪の量が厳しくて、楽しみよりもドキドキの方が多い旅となりました。これで、湯の丸山、根子岳と続き、ツアー以外でのバックカントリーをやって3回目。湯の丸では行動食の重要性を学び、根子岳ではラッセルのキツさを学び、霧ヶ峰では道迷いの怖さを学びました。今までの失敗も生かして、これからもやれることの幅を広げて行きたいですね。

というわけで、今回は旅日記でした!みなさま、引き続き良いシーズンをお過ごしくださいませ!

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コメント

    • がはく
    • 2018年 2月 20日

    実はこの記事を期待してましたよ!

    ツリーの写真がいい感じですね〜
    とはいえ、夏の霧ヶ峰の光景とは異なり、厳しさがひしひし。

    先週は私も暴風雪にて視界なき怖さを満喫しました。
    いやーARAIパイセン、マジ容赦なかったすよ。

      • yukibakatanaka
      • 2018年 2月 21日

      >がはく様
      コメントありがとございます!
      エコーバレーの方はさらに霧がかかってましたよ!ARAIパイセン、強気の価格設定過ぎて行ってみたらガラガラ〜。なんて話が出ておりますがいかがでしょうか?

        • がはく
        • 2018年 2月 21日

        ARAIはすごく良いです。かぐらBCエリアのような広大な自然地形のパウダーでした。
        前日比+63Cmの積雪の日に訪れたので、尖った(板の)奴らばかり。みんなヒャホーしてましたよ。
        確かにリゾート内は全てがハイパーインフレで、ガラガラ感はありましたね。
        滑る以外の近隣のグルメは、とん汁やラーメン、富山の回転寿司など、新井の街には多々あり飽きません。
        また行きたくなるTripでしたよ。

          • yukibakatanaka
          • 2018年 2月 27日

          >がはく様
          アライ情報ありがとうございます!来シーズン行ってみようかなー。
          当たり日に行かれたようで、とっても羨ましいです!近隣グルメもあるなんて雪バカ日誌向きですね〜。

    • yuki
    • 2018年 2月 26日

    初めまして。
    私もスノーボードがたまらなく大好きで、上手い下手関係なく楽しめるのが一番という考え方にすごく共感です。
    実際、私はすごく下手なのですが笑
    めちゃめちゃ楽しんでいます!
    恥ずかしいですがスノーボードをやる友達や知り合いがあまりいなく、動画などを見て勉強して、1人で雪山に行き実践するを繰り返しています。
    田中さんのブログを見ていて情報など勉強になるし、とても参考になります。
    これからもブログ楽しみにしてます(^^)
    仕事にスノーボード頑張ってください☺︎

      • yukibakatanaka
      • 2018年 2月 27日

      >yuki様
      コメントありがとうございます。初めましてです。暖かいコメントありがとうございます。一人で雪山に行くなんて、恥ずかしいことでもなんでもないと思いますよー。
      まぁ、上手いヘタとスノーボード旅行を楽しむというのは別ベクトルだと思っています。共感いただけてありがたいです。

    • amukatamukat
    • 2018年 2月 27日

    さすがですね!
    一人で、しかも視界が悪い中を滑るなんてストイックで脱帽ですw
    晴れたら楽しそうなんですが、天気が悪いと辛いですね・・・

    僕もいつか霧ケ峰に行ってみたいと思っていたので参考にします。
    とりあえず、晴れ以外では行かないようにしますねw

      • yukibakatanaka
      • 2018年 2月 28日

      >amukatamukat様
      コメントありがとうございます!霧ヶ峰。その名の通り、霧でした。
      私も、たぶんご夫婦と遭遇しなければ、スノーシュー散歩で終わってた気がしますよー。

    • りな
    • 2018年 2月 27日

    ちょw田中さんっ!
    写真いいじゃないですかー!!!
    確かに地形的に風強そうですね。でも吹き溜まりを見つけるとはさすがっす♪
    ちなみにクワッドの手前でライブカメラに写って一人記念撮影!なんてやるのが私のルーチンw

      • yukibakatanaka
      • 2018年 2月 28日

      >りな様
      コメントありがとうございます!え?いいですか?もはや、何がいいか悪いかもわからない状況です・・・。

      実は、吹き溜まり見つけて、ここは!?なんて思って滑り出した瞬間、雪庇を踏み抜きました。怖かったですよー・

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