移動・交通手段

新幹線スノボ旅行に新しい選択肢か!?「JRダイナミックレールパック」のお話。

どうも田中です!11月が近づいてきてちょっとシーズンのことを考え始めた田中です!

今回は新幹線スノーボーダーに向けたお話です。JR東日本で2016年冬から発売になっているJRダイナミックパックのお話です。実際に使ってみたので、その感想とスノーボード旅行に使えるかなという考察でございます。

JRダイナミックレールパックについて

公式web
ネットで申し込める新幹線の旅行パックに近い商品です。自分で自由に新幹線+宿を設定して予約し、事前に支払いをすればパック料金で旅ができるよ!という商品です。キャンセルに関する規定が厳しめなのと、乗る列車もあらかじめ指定しなければいけないという条件付きではありますが、新幹線と宿をバラで手配していくよりも、割安に旅ができるという仕組みです。

国内外問わず、飛行機を使った旅行ではかなりメジャーな存在になってきたダイナミックパックという旅行予約の形式ですが、2016年からJRの新幹線バージョンが発売になりました。細かい座席指定はできませんが、通路側や窓側などのリクエストは出せます。スノーボーダーにはうれしい「車輛の出入口付近」という座席の希望も出せるのもうれしいところです。

しかも申し込みは前日の18時までネットで申し込み可能というのも利便性が高いです。チケットもJRの各駅の指定席券売機で発券できるので一度使って慣れてしまえば、かなりお手軽に利用ができます。

びゅうのパック旅行商品と違う点

新幹線でのスノーボード旅といえばJRskiskiでお馴染みのびゅうの旅行商品がございます。そもそも、指定列車+宿+オプション(スノーボード旅行だとリフト券や送迎など)が包括的にセットになったのが従来のびゅうのパック旅行商品でした。

これに対して、自分の好きな列車、宿を決めてオーダーして旅行商品を作るというのがダイナミックパックとなります。従来のパックとの違いは、列車の選択肢が広く宿や使用する列車や予約時期や空席でより細かく割引率が変化する価格変動制であることです。2名からという商品が多いのですが、ダイナミックレールパックは1名からOKです。それから往復の利用駅も自由に変えられるのも特徴です。

うまく空席率が高い列車を予約すれば、同条件のびゅう商品より安く買えたりします。スノーボード旅行で使う場合、ちょっとめんどくさいのはリフト券の存在ですかね。スノーボード旅行で使うにはリフト券を含めた価格で比較が必要です。これを使えれば旅の選択肢が広がってくれます。(スキー場近くの宿を取ればリフト券付き宿泊プランというものがあるそうですよ!)

このダイナミックレールパックを使えばより自由度の高い旅を組み立てることができます。例えば、長野や郡山、盛岡、米沢などの市街地にステイして1泊2日で違うスキー場をめぐる旅。往復で違う駅も選べるので複数人で行ってレンタカーを借りてロードトリップするような旅も組むことができます。2日目は滑らずに観光したりしてもいいですよね。あとはJRskiskiで設定されていないマイナースキー場への旅にもいいですね。

東京発1泊2日旅行でも新幹線が伸びている山形・盛岡・秋田ぐらいまではの射程圏に入れることができます。(青森・函館はたぶん飛行機の方がいいです)1泊2日で5万円もあれば、かなりいろいろなところへ面白い旅ができるんじゃないでしょうかね、実際。

1泊2日5万の旅は高いよ!というかもしれませんが、実際に新幹線で越後湯沢に行って宿泊するパックでも¥35,000以上はしますし、車の維持費を考えたら、ぜんぜんお釣りがくると思います。(田中の場合、年間60万は払ってますからね)

ヒトリスト旅にも使えるかな。

新幹線ヒトリストだと、JRskiskiの場合は、日帰りGALA、越後湯沢駅近辺、頑張って福島ぐらいしか選択肢がなかったが実際のところです。なかなか一人の宿泊は難しいんですよね。それなりの値段がする新幹線の旅は友人を誘いづらかったります。それに対して、新幹線+宿泊が一人でとれるダイナミックレールパックはどうなのでしょうか。

結論を先に申し上げると、残念ながらヒトリストという観点からすると現状はビミョーです。その理由は、ダイナミックレールパックに出てくる宿で、一人宿泊が手ごろな値段の宿といえば、駅近くのビジネスホテル(以下ビジホ)しかないのです。このあたりがヒジョーに悩ましいですね。

実際に長野駅を利用した週末の旅行プランを組んでみると、一人旅で使える宿は長野駅近くの東急レイホテル他数件でした。東急レイ長野を選んで値段は¥19,400でしたので、バラ買うより¥4,000ぐらい安いかなといった感じです。

しかし、スノーボード旅行で駅前のビジホに宿泊した場合は現地までの足やリフト券、荷物運びや着替えのことについて作戦を練る必要があります。トータルで考えればなかなかビミョーになってくるので、手間や料金を考えると、まだまだバスツアーの方が優勢なのが実際といったところという感じです。
(上記は2017年10月時点の状況です。)

ダイナミックレールパックを実際に出張で使ってみました!

スノーボード旅行ではないのですが、実際に出張で使ってみましたよ。まず、気になる価格についてです。東京から盛岡往復1泊2日。約¥8000の宿をとった場合の価格感を下に並べてみました。(平日利用。14日前予約。)

・ 新幹線、宿、バラ買いパターン ¥37,000
・ びゅうの出張パック(一人利用) ¥32,500
・ JRダイナミックレールパック ¥29,500

ザックリ計算ですがこんな感じです。平日利用という条件での金額ですが、宿分が浮くような金額の差が出ました。東京から盛岡へ往復1泊2日宿付きで3万円というのはけっこう魅力的。

スノーボードで使うとなるとここからスキー場までの送迎バスを利用して、リフト券を別で買うような旅程にはなると思うのですが、新幹線スノーボード旅の選択肢としては大アリなんじゃないかと思います。去年、びゅうで行った安比高原への旅がリフト券1日+往復送迎付きパックで¥42,000でしたので、比較してもぼちぼちといった感じです。

長野と違って、盛岡なんかはJR系列のホテルメトロポリタン盛岡駅が一人宿泊でも安く出ていたので、狙い目かなと思います。1日目はバスで安比。盛岡に戻って飲んでから〆に冷麺を食べ、2日目はバスで雫石や網張温泉に行って、そっから荷物送って手ぶらで帰るなんて感じの旅はJRskiskiにないナイスな旅になるのではないかと思います。さらにプラスで宿泊費を出して、金曜夜入りもアリかなと行ったところ。

ダイナミックレールパックの弱点。

弱点もありましたのでご報告します。まず、まだまだ宿の選択肢が少ない。県庁所在地駅のビジホや有名温泉旅館などはボチボチあるのですが、スキー場近くの宿などはかなり限られています。宿の選択肢が少ない場所では、高い宿しか出てこない場合もあるので、金券ショップで新幹線の回数券を購入してネットで安い宿を探す方が、合計金額が安かったなんて場合もありえます。

実際に、自分もこれを使って長野県の飯山駅を軸に野沢・斑尾の送迎バスを使った一人旅をしようと思って検索したら、このエリアで一人宿泊予約可能な宿がありませんでした。飯山駅前では一人で泊まれるビジホも出てきませんでした。

そして、ネットの予約ページのUIが未熟なため非常につかいにくいのも弱点ですね。ネット予約の仕方は宿を決めて、往復の電車を選んでと、クリックして進んでゆき最後に旅行代金の総額が出てくるという仕組みなのですが、これがとっても使いにくいのです。

スノーボード旅行で使う時には、びゅう商品と値段を比べたいところですがそれがとってもやりずらいと思います。この点、飛行機を使ったダイナミックパックはサクサク使えるので残念なところです。現状は利用する列車によって価格も前後するため、ここら辺の価格の比較ができないのがちょっとした難点ですね。

というわけで、今回は新幹線旅行のお話でございました。

トータルで考えると、週末にスノーボード旅行で使うという部分ではまだまだJRskiskiの方がお得感は強いので、全てのスノーボーダーに向いているというわけではないのが実情です。しかし、うまく作戦を考えることで旅の選択肢にはなってくれるので知っておいて損はないと思います。

こういう、旅のプランニングってやってて楽しくなっちゃいますよね。妄想旅行大好きな雪バカ田中でした。

関連エントリ:

更新履歴:
2017/10/31 ダイナミックレールパックでもリフト券付きプランが可能ということ知りましたので文章を修正しました。

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コメント

    • YF
    • 2017年 10月 25日

    新幹線日帰りヒトリストの私には、大変興味深い記事でした。どうしても、越後湯沢周辺か、バスツアーでもそれほど遠くない沼田周辺ばっかり行くことになってしまっていて、マンネリ化してました。
    この冬は一泊で行けるところまで足を伸ばしてみようかな、と思うきっかけになりました。ありがとうございます!

      • yukibakatanaka
      • 2017年 10月 27日

      >YF様
      コメントありがとうございます!
      新幹線ヒトリストは、どうしても活動エリアが限定的になっちゃいますよねー。ご参考になったならば幸いです。
      ヒトリスト同志、どこかでご一緒できたらいいですね!

    • 都内在住30代後半男
    • 2017年 10月 31日

    ハイシーズンのヒトリストは上越新幹線日帰りです。アクセス時に体力を削られることなく滑りに集中できますし、予定時刻に確実に帰宅できますからね!毎晩、子供を風呂に入れて寝かしつけるというミッションがあるので、家族からも新幹線の利用を強く推奨されてます。

    しかし、新幹線のデメリットの1つは道具の持ち運びの煩わしさですので、持ち運ぶ体力が無い人向けに、「往復新幹線+リフト券+往復スキー宅急便」のパックがあると良いと思うんですけどね。

      • yukibakatanaka
      • 2017年 10月 31日

      >都内在住30代後半男様
      コメントありがとうございます。新幹線旅のメリットは何と言っても渋滞がないっていうのは大きいですよね!
      確かに荷物問題あります!ミッションクリアのための努力には感服いたします!
      確かにー!宅急便クーポン付きとか、かなりありがたいですよね!宅急便代の値上げが地味に家計に響きそうな30代中盤男、田中でした。

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