皆様!あけましておめでとうございます!2019年もスタートしましたね。本年もよろしくお願いいたします。新年から風邪をひきお正月トリップが中止になった雪バカ田中ございます。さて新年1発目の記事はスキー場ネタです。
2018年12月30日の日曜日。日本全国に寒波がやってきて、全国のスキー場にてパウダー祭が開催されたこの日。雪バカ田中も出撃しておりました!行き先は新潟県十日町市のきよさと中津スキー場。関越道の石打ICから30分。十二峠という山道を超えた先にあるローカルスキー場です。
営業日は土日祝日!なかさと清津スキー場について
公式webは存在しないようでして、十日町観光協会のwebぺージが公式のようです。関越道の石打ICを降りて、十二峠という峠道を30分走ったところにあるスキー場です。関越ユーザーには十日町・津南エリアへの入り口あると行った方がわかりやすいかな。もともと上越国際とつながる予定があったそうでレストハウスやリフト設備は上越国際風という謎の雰囲気を持つスキー場です。
こちらのスキー場は、まぁ想像の通りドがつくローカルゲレンデ。しかも、ローカルすぎて営業日は土日・祝日のみ。なおかつ、豪雪エリアにあるのに2018-19シーズンのオープン日は12月29日という、なかなかのローカルっぷり。駐車場料金は無料。リフト券は大人1日¥3,500。半日券(13:00まで)¥2,000。半日券が謎に安い設定でございます。
はい!お気づきの方もいらっしゃるかと思います。土日・祝日しか開かないという事は、週中に雪が降っても誰かに食べらることはなく週末にパウダーが残るスキー場なんです!ここは、週末休みのサラリーマンボーダーの味方なのですよ。しかも、ローカルで競争率低めのスキー場。ふふふ、あとは言わなくてもわかりますよね…。
リフト1本コース4本。ほとんどが緩めの斜面です。
田中がお邪魔したと気には清津ブナ林間(アドベンチャー)コースは整備中で滑走不可になっており、3コースでのオープンでした。で、結論から言うとパウダーはありました!ただ、そこら中に非圧雪部分はあるにはあるのですが、大半はゆるいコースで構成されていて「新雪を滑るにはもうちょっと斜度が欲しい!」というのが率直な感想です。
コースマップ上でいい感じにパウダーランができるのは実質1面。ただ、この1面は恐ろしく気持ちが良いです。ここはハジパウゾーンにありがちな片斜なわけでもなく、津南らしい下支えのある新雪を楽しむのには最高の斜度。そしてパウダーランが長めにできる距離。ここを滑ると脳内から変なお汁が出てしまいます。
やはりこちらにも単色ウェアにとんがった板を持つ「その筋の方々」は3組ほどいらっしゃっていましたね。それでも週末3組と競争率は低いと言っていいでしょう。3組でメインディッシュゾーンは2時間ぐらいで食べつくされることになったのでした。そして、その筋の方々は食べつくした後は、さっさとお帰りにならていた様子でした。
この日はお昼前までモサモサと降雪が続き、リセット気味になったりしたこともありパウダー祭開催日のゲレンデチョイスとしてはそこそこ成功という感じでした。また、コース上にも雪が降り積もりすぎために初心者コースで止まってしまうお客が続出という状況が発生。午前中に全てのコースにもう一度ピステンが入るというピステンリセット祭まで発働してくれ、なかなか楽しめたのでした、ありがとう!なかさと清津スキー場。
まぁ、そんな斜度の問題もあるのでパウダー好きの人にお勧めできるかと言えばそうでもないかな。というのが素直な感想ですかねぇ。ただ、営業日は土日祝日という事もあり、ある意味でサラリーマンの味方というのは間違いないです。
上越国際風。人がいない。不思議なスキー場です。
で、パウダーラン以外の部分についてお話していきたいと思います。朝イチに到着し本職の方々を見た以外は本当に人がいないスキー場です。首都圏からのアクセスは関越道の石打ICからなのですが、道中いろいろなスキー場がありますので、わざわざここに来る理由がないというのが本音なのでしょう。
ただ、スキー場の1本の高速リフトがキビキビ動いてくれて滑走距離も長めなので、スペックよりもスノーボードが楽しめます。リフト待ちなし。ゲレ食待ちはなし。しかも滑走中は他の滑走者と会うことが珍しいぐらいに空いているのでターンするときに誰かに気を遣う事もないという、ユートピアのような環境です。
ゆるめの斜面で途中に上り坂気味になる部分もあるので、チョッカリが必要な場面もあります。なので地形で遊んだり、広めのバーンでデカいカービングをしたりという遊び方はなかなか厳しいです。けど、このストレスフリーに遊べる環境はとてもすばらしい。
朝の9:30ごろセンターハウスで見かけた男女2名づつのスキーヤーグループの女性は9:00「ここ、ガスガスでモサモサの新雪が多くてつまらないよ。もう帰ろう」とおっしゃっていました。まぁ確かに一般目線からするとそういうスキー場なんですよね。それでも、このスキー場には他にはない魅力があると思っています。
更衣室も快適。ファミリーにはもちろんカップルや初心者にも結構オススメな環境かなと思います。とくに、デートなんかにはオススメです(道中の峠道の運転気を付けてね)。人がいないけでこんなにもスノーボードは楽しいのかと思える個性的なスキー場かと思います。万人受けはしないし穴場でもないんですけれど、ハマる人にはハマると思います。
ちなみに、今回の田中は午前券いっぱいを楽しみ昼食を食べ、そのあと帰り道上にある石打花岡というローカルスキー場に寄りました。ふふふ。あとはお察しください。
という事で、本年もよろしくお願いいたします。ようやく冬らしい冬がやってきましたね。今年もよいシーズンにしましょう。雪バカ田中がお送りいたしました。
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更新履歴:
2018/1/6 タイトル含め「なかさと清津スキー場」を「きよさと中津スキー場」と誤表記しておりました。コメントでご指摘いただいた方々、ありがとうございました。
NO,
きよさと中津 でなく
なかさつ清津 ですよ
ざいさま
御指摘ありがとうございました。訂正いたしました
今年もよろしくお願いします!
すっごいローカルなゲレンデですねw初めて聞きました。
しかし、そんな所にも「その筋の方々」はいるんですね・・・
リーズナブルで週末のみ営業で、まさにサラリーマンの味方ですね!
急に親近感が湧きました!これで斜度があったら通ってそうですw
>amukatamukat様
コメントありがとうございます!そうなんですよまるで、花太郎みたいなスキー場です!
そして、こんなところにもいるその筋の方々。まぁ、どちらかと言えば我々が外様でもあるんですけれどねぇ。
そうそう!斜度があればパーフェクト。その筋の方々のように、朝イチ入ってメインを食べて他を流すというのがこのスキー場の正攻法なのかもしれません。
清津中里スキー場は土日祝日だけの営業だけど地域の人達や知る人ぞ知る良いスキー場です。
「きよさと中津スキー場」 ってチョッと名称が違ってますよ。
清里と清津と間違っちゃったんですね。
中里も中津に間違っちゃったんですね。
でも有りそうな名前ですよね。
せっかくの穴場スキー場の紹介なので訂正お願いします。
>山口コウイチロウ様
コメントありがとうございます。ご指摘ありがとうございました。訂正いたしました。
実は、滞在中から「きよさと中津」と言っておりました。おっさん特有の言い間違えしても気にしないという症状が出てしまいました。
元旦 清津で滑ってましたー
平和で大好きです、ココ。
花岡も気になっています。
記事 よろしくお願いいたします。
>闇奉行様
コメントありがとうございます。
平和ですよね。ユートピア!次回は石打花岡で滑ったお話です!
あけましておめでとうございます!
私も正月早々から体調が激しく崩れ、寝込んでおります!
マイナースキー場の貴重なレポートありがとうございます。
9時の時点で帰ろうとしていた方々は、そもそもなんでこのスキー場を選んでしまったのかが最大の疑問です。
マイナースキー場に出現したその筋の方々は、真の筋モノですね。
私はトンガッた板は所有していませんが、思想的には滑走第一主義なので、リフトと斜面と雪さえあればどこでも楽しく滑ることができます。メニュー豊富なレストランや、快適な休憩場所など不要です。
あ、でもトイレは必要ですね。便座が常に暖かい温水のウォシュレットでないと用が足せません。
>都内在住40男様
あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。滑走第一主義!素晴らしいですね。私も似ています。雪とリフトがあれば幸せになれます。
最近は和式や、冷たい便座は減りましたよね~。もちろん、なかさと清津もバッチリウォシュレットでしたよ!
なかさと清津いいですよね。
人が少ないのではじパウも食べやすいですし、施設もわりと綺麗ですし何より安い。
圧雪者とかに上越国際と書いてあったりするのは昔の名残でしょうか。
アドベンチャーコースは非圧雪へ容赦なく突っ込んだりできる楽しいコースですので、
空いてる時がありましたらぜひ体験してみてください。斜度がもうちょっと欲しい部分は同じですが。
客が少なくて大丈夫なのかと来るたびに思いますが、穴場として長く続いてほしい限りです。
>とけい様
コメントありがとうございます。アドベンチャーコース狙いで行ったのですが、まさかの未オープンでした。
次回はそこを狙おうかなと思います。
おっしゃる通り、味のあるスキー場なので長く続くといいですね!