4月の残雪遊び!群馬県剣ヶ峰山BCツアーに行きました。

スノーボードの旅日記

どうもこんにちは雪バカ田中です。今回も20−21シーズンのお話です。前回は3月末にニセコでBCツアーの旅のお話でしたが、今回は月が替わって4月。4月は丸沼とかに滑りに行ったりもしてましたが、群馬県でまたBCツアーに参加してきました。というわけで、今回はバックカントリー(BC)ツアーに参加した旅日記です。4月の残雪裏山遊び。

バックカントリー(BC)とはスキー場ではなく自然の地形を滑る遊びで、スノーシューやストックなどを使って雪山登山をしながらのスノーボードです。今回は群馬県のガイドさんに申し込みをしてガイドさんにいろいろ教わりながら裏山遊びを楽しんできたのでした。

ガイドさんに剣ヶ峰山に連れて行ってもらいました。

今回は群馬県を本拠地とするガイド会社にガイドさんお任せツアーにお申込み。前日にガイドさんからの事前の連絡がありまして行先は群馬県の剣ヶ峰山付近とのこと。このお山は100名山である上州武尊山のお隣の山です。今回はピークハント(頂上目指すヤツ)ではなく、剣ヶ峰山から流れる沢地形にたまった残雪を遊びましょうという内容でした。気候は涼しい風が流れつつもサングラスが必要なぐらいには太陽が出ていました。

当日の早朝に自宅を出発し群馬県の沼田ICで降りて集合場所に到着。ガイドさんと合流し、ミーティングをして各種書類にサインをしたらBCツアーのスタートです。ガイドさんとは初対面でドキドキしたのですが、そこらへんはさすがあちらは本職。チャキチャキとしたコミュ力でリードしてくれました。大体、ミーティングでは今までのスノーボードキャリアや普段運動はするかとかそんなのを聞かれました。

雑談をしながら、ガイドさんと動いていたらあっという間にバックカントリーフィールドに到着。目の前にはガツンと尖った山の景色が広がっていまして、しかもそこには自分たちしかいないという静かな世界。緑と白のコントラストがめっちゃきれいだなーなんて思いました。

4月にも関わらずまだまだ雪がついている群馬・新潟の山々たち。対して目下の沼田市街はすでに春。ここ剣ヶ峰山周辺は結構な急斜面が多いフィールドです。ちょっと怖いけれど、人はいなくて癒される。不思議なテンションでこの景色を眺めておりました。

レッツ残雪遊び!楽しいね!

2020-21シーズンは2月下旬以降なかなか降雪に恵まれませんでしたね。ここ剣ヶ峰山もしばらくは降雪がなかったようでした。この日は4月上旬にしてはやや低気温(朝の山頂付近でー2℃)雪は固めに締まった状況。ハイクするには、足元は沈まないし涼しくてナイスコンディション。けれど滑るにはグリップが効きにくい結構な難易度。日があがるにつつれて日当たりのいい面は緩んできたのですが、ゆるむと今度は走らない部分も出てきたりして、ムムム感のある斜面でした。

そんな状況だったので、まずはひろびろとしたビックバーンを1本ドロップ。そのあとはガイドさんは沢地形をチョイス。沢地形に入って、その付近で荷物をデポしてツボ足(スノーシューはかないで)ハイクしての沢遊びを提案してくださいました。なんだか、ハーフパイプの脇をハイクしているみたい。大したスキルはないんだけど、なんかナチュラル地形をパイプっぽく遊んでるという自分の姿にちょっと悦に入っちゃいました。パイプ脇をハイクするってスノーボーダーっぽいですよね。それを裏山でやるというのがまたね。スキルはともかく「スノーボードやってんすよオレ!」みたい自己満足がありましたね。

とにかく春のお山は静かで穏やかな世界。そんな環境で自分の好きなことに集中するっていうのはすごく幸せなことなんだと再認識しましました。雪質自体は滑りにくい腐れ雪だったんですけれど、この季節の独特の空の深さと、山の風の涼しさ。登る、滑り以外の部分でも十分に楽しみがありましたね。

ヘトヘトになるまで遊んだよう!

沢地地形を遊んだ後は、出発地点に戻りながら何本かハイクと滑走。雪は緩んできたのですが、タテミゾに苦しめられました。タテミゾとは雪面の上を雨水が流れることがでできる雪面の自然現象で、斜面にから下に向かって無数の溝できていることです。これをスノーボードで滑るのにはなかなか厄介。BCっぽいズシャー!バシーンなターンはできませんでしたが、どれでも自分らしいラインどりを考えながら滑るスノーボードは、滑っているときに脳内で何かがドピュっとでますよね。

そんな残雪遊びを何本もやって、14:30頃に集合場所に帰着。帰ってきたときにはヘトヘトでした。体はかなり疲れてましたね。もう、口に入れるものなんでもがおいしい状態。充実感ヤバイッス!今回はツアー参加者全員がスノーシューだったので、ハイクも急登(急斜面上ること)がメインだったし、ガイドさんもノリのいいひとで行動大盛りで行程を考えてくれたのかななんて思いました。ガイドさーん!本当にありがとうございました!時短なし。オキニ隠し決定。

というわけで、4月の日帰りBCツアーに行ったお話でした。

というわけで、今回は残雪遊びのバックカントリーツアーのお話でした。2021年の4月は高気温や雨に悩まされて、なかなかいい感じのスノーボードトリップをすることはできませんでしたが、今回の旅は楽しいものでした。

4月ってSNS上では「まだまだすべれます!」みたいなの多く上がるけれど、ぶっちゃけ4月のスノーボードってちょっとダレるんですよね。行ける場所も限られてくるし、スキー場で滑っていていても楽しめることが限られてきちゃう。でもでもスノーボードをまだまだ楽しみたいなんてテンションなんですが、そういう時にこういうワンデイBCツアーに参加すると、シーズンが楽しくなるよねなんて思いまた。

というわけで、今回は4月のBCツアー参加のお話でした。

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雪バカ田中

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何者でもないフツーのサラリーマンです。2010年頃よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年、東京生まれ。好きな食べ物は担々麺。

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雪バカ田中

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何者にもなれなかったスノーボード大好きサラリーマンです。数年前よりスノーボードにドハマりしてから、冬期は毎週雪山に通う週末を過ごしています。 1982年生まれ東京在住。

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