ども!今回は、先週末にYAMABOKUワイルドスノーパークのキャットツアーに参加したお話です。1月の3週目は車中泊で一人旅に出た田中でしたが、2日目は毎度おなじみのヤマボクで滑ることとなりました。ご縁もありヤマボクのキャットツアーに参加できました。楽しかったですよー!そんなお話をどうぞ。また行きたいな。
ヤマボクワイルドスノーパーク「2ndステージ」概要。
ヤマボクにはキャットツアーがございまして、スキー場の管理区域外に専用エリアが設定されています。キャット(雪上車)を使った定員30名でその専用エリアを滑るツアーでございます。
スキー場上部から専用エリアにアクセスして、滑走。滑走後はキャットでリフトの近くまで運んでもらえます。プチBCと言った感じです。やはりコース外を滑るのでガイドさんの指示のもと行動することとなります。ツアー専用エリアを滑るという点では、田中が昨年利用させてもらったTRIFORCEさんの八海山BCツアーと似てますね。八海山の方はゴンドラを使います。こっちはリフト&キャット。まぁキャットの乗車時間は5分もないぐらいなんでけども。
申込み、予約方法について。
料金は¥5,700でリフト券込です。大人の週末のリフト券が¥3,100なので、正味のツアー代金¥2600と言った感じですかね。早割リフト券など事前のチケットを持っている方は¥2,100とのことでした。
申し込みの方法は2015-16シーズンからネット予約制になりました。デジエントリーで申し込むそうです。今回は同じスノーボードブログの「DQNボーダー養成講座」のエス氏さんが狙っているとの連絡を頂いたのですが、連絡が来た時はデジエントリーの申し込みは締まっておりました。諦めていたところ、FACEBOOKで申込みの枠が余っているとの告知が出ているという情報をエス氏さんのお仲間さんが見つけてくださいました。ありがとう玄米さん!もし、ご興味のあり方はヤマボクのFACEBOOKをチェックしているといいのかもしれませんよ。
そして、厚かましくもエス氏さんご一行に便乗させていただき田中も参加することができました。
07:30に受付。08:15スタート!
当日申し込みの場合は7:30に来てくださいとのことだったので早朝からヤマボクに向かいました。道中6:30からやっている蕨温泉ふれあいの湯で、朝風呂。がんばって7:15に到着しました。
受付をして申込書に住所などを記入しお金を支払うと、概要マップ、リフト券、腕章をもらえます。
腕章がツアー参加者の目印とである上に、入山届となるそうで返却が下山の証拠となるので絶対に返却してくださいとのことです。滑れる恰好をして8:15分に集合です。8:15にはほかのお客さんもいらっしゃいました。
8:30のリフト運行開始までに今回のツアーの概要のミーティングがあります。ガイドさんはヤマボクワイルドスノーパークらしく、ワイルドな感じの方です。やはり、BC的な要素もあるのでミーティングは厳しめの口調でしたが、とってもナイスガイでした。
お世話になりました、ガイドさん。ミーティングのあとは通常のコースを足慣らしがてら1本流します。いちおう、技術的に問題ないないかのチェックもしているそうです。
エリアにはリフト2本乗り継いで到着。
足慣らしをしたらリフト2本を乗り継いで専用エリアにアクセスします。そこで1本をガイドさんと一緒に滑って概要をつかんだら、あとは自由にエリア内を回してくださいとのことでした。
流れとしては、リフト2本→専用エリア滑走→キャット乗車。少し歩いてリフトに戻るというサイクルです。リフト2本とキャット乗車してからリフトに戻るまでに少し時間がかかる割には、滑走距離は短いのであっという間です。
専用エリアは大きく分けて3コースあるそうです。どこでもご自由にどうぞとのこと。自由っていいね!3コースある中で1番急斜面の所は雪がついてないので滑らないでくださいとのことでしたが、一度間違えて入ってしまいました。一緒に滑ったエス氏ご一行の方々、その節は申し訳ございませんでした。
非圧雪ゾーンを自由に滑る感覚はとっても楽しいですね!次はあのラインを滑ろうとか、ここにおいしいギャップがあったから跳ねてみようとかいろいろな妄想が膨らんでゆきます。
また立木の脇をタイトめなラインをとるためにフルに自分のスキルを出してターンをしたり、沢地形で雪だまりに板を当ててみたりと、自由に遊べるのが本当にうれしいです。
この専用エリアの出口はわかりやすく、集合場所は一か所なのであえて人が滑ったラインから外れて自分ならではのラインを見つけるなんて遊び方ができるのもポイントです。ぜひ、とも自分のオリジナリティと創造性を発揮しちゃってください。
そんなことをしてパワフルに遊んで藪に突っ込んでしまい板に余計な傷を入れてしまいましたが。それも良しとしよう!
キャットでコースに復帰。
エリアの終わりにはキャットが待っています。このキャットが始点のリフトの近くまで運んでくださいます。また、キャット乗り場にはちょっとした小屋が建てられていて、中にはお湯と飲み物とイスがあります。どうぞ自由に使ってくださいとのこと。こういうサービス、いいね!
キャットは乗車人数が1人でも運んでくださるとのことです。本当にキビキビ動いてくれるので、小屋で休憩している時間はないほどでした。
感想。
リフト2本使ってアクセスするわりには滑走距離は短めかなと言う感じですが、開放感とフリーダム感は格別です!
面ツルのトラックがついていない目の前のエリアのどこを滑ってもいいよ、言うのは本当によだれが出ちゃいます。格別な思い出ができました。
ガイドさんのお話では1本回すのに40分~1時間かかるそうです。そのうち2ndステージの滑走エリアを滑るのは5分と言ったところ。価値観的にバックカントリーにすごく似ていると思います。滑走までに時間をかけてほんの数分の滑走時間を贅沢にアタック!と言った感じです。
あとキャット移動が結構楽しいです。個人的にはツアーはとっても好きな遊び方ですね。
普通の滑走とは違う事がしたーい!と言う方には絶好の遊び方だと思いますよ。
滑り終わってからまた専用エリアに行くのにアクセスには時間がかかるのがちょっと億劫ですが、
リフト券代に¥2800プラスで遊べるのはかなりお値打ちじゃないかと思います。
八海山のツアーの方が滑走距離も長く、パウダーラン的な意味では満足度が高いと思います。
しかし、他のお客さんとのペースの兼ね合いもあるので、自分のペースで滑りにくい部分があるんですよね。
その点、こっちのキャットツアーは一度エリアの概要を覚えてもらったら自由に遊んでねという感じなので、開放感はこっちの方があると思います。
コストもこちらの方が安いです。パウダーランに興味があるけど、苦労はしたくないなんて方はキャットツアーとってもいいと思います!
という訳で今回は、ヤマボクでキャットツアーに参加したお話でした。もう、今年は暖冬だしBC的なノリは諦めようかなぁと思っていた矢先、こんなツアーに参加することができました。
ありがたや~。1月も3分の2が終わろうとしています。皆様も自分らしくよいシーズンをお過ごしください。田中でした~。
No,165
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